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大根と白菜を大量消費! 管理栄養士が実践する「冬野菜」簡単レシピ

白菜や大根など冬に旬を迎える野菜は、値段も手ごろで栄養価も高いため、日々の料理に取り入れたいですよね。丸ごと購入したほうがコストも抑えられますが、使い切れずに残ってしまうこともあるのではないでしょうか。そこで今回は管理栄養士の筆者が、簡単に作れて大量消費できる大根と白菜のレシピをご紹介します。

電子レンジで時短! 大根ステーキ

©寺内麻美
©寺内麻美

電子レンジで加熱してから焼き色をつけることで、簡単にできる大根ステーキ。大根が余ったときの消費だけでなく、ふだんの副菜やおつまみにもおすすめです。今回はバターしょうゆのレシピをご紹介しますが、味付け次第でさまざまなアレンジもしやすいですよ。

【材料】2人分
・大根:1/3本
・バター:10g
・しょうゆ:大さじ2
・サラダ油:小さじ2
・青ねぎ(小口切り):適量

【作り方】
1.大根は2~3cm幅の輪切りにして皮をむき、両面に十字の切り込みを入れる。
2.耐熱皿に大根を並べてふんわりとラップし、電子レンジ600Wでやわらかくなるまで7分ほど加熱する。大根の水気をかるくふき取っておく。
3.フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、大根を並べて両面に焼き色がつくまで焼く。
4.3にバターとしょうゆを加えて全体にからめる。
5.器に盛り、青ねぎを散らして完成。

【ポイント】
大根は電子レンジで竹串が通るまで加熱しましょう。柚子胡椒としょうゆの組み合わせや、チーズやポン酢しょうゆなどでもおいしく召し上がれます。

手軽にプラス1品! 白菜ののりマヨ和え

©寺内麻美
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こちらも電子レンジを使って簡単につくれる白菜の和え物です。甘辛い味付けなのでお子様にもおすすめ。にんにくやごま油などをプラスしてもおいしく食べられます。

【材料】2人分
・白菜:4枚(約300g)
・ちくわ:3本
・刻みのり:適量
(A)
・海苔の佃煮:大さじ1
・しょうゆ:大さじ1
・マヨネーズ:大さじ1

【作り方】
1.白菜は細切り、ちくわは斜め薄切りにする。
2.白菜を耐熱容器に入れてふんわりとラップし、電子レンジ600Wで5分加熱する。かるく水気を絞っておく。
3.2にちくわと(A)の調味料を加えて混ぜ合わせる。
4.器に盛りつけ、刻みのりをのせて完成。

【ポイント】
塩加減は、味見をしながらお好みでしょうゆの量を調整してください。ちくわの代わりにツナもおすすめですよ。また、刻みのりは混ぜ込んでもOKです。

冬野菜は簡単レシピでおいしく食べきりましょう

今回は、簡単に作れてアレンジもしやすい冬野菜レシピをご紹介しました。旬の野菜は栄養価が高いため、ぜひ日々の食事に取り入れてみてください。今回のレシピも参考に野菜をたくさん食べて、寒い冬を元気に乗り切りましょう。

筆者情報

寺内麻美
管理栄養士を取得後、病院での給食や栄養管理、クリニックで生活習慣病予防のための食事指導に携わる。現在はダイエットサポートやレシピ制作、根拠のあるデータをもとに食や健康コラムの執筆などを行なっている。