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玉ねぎさえあればスグできる!【管理栄養士おすすめ】簡単スープレシピ

気温が下がってくるこれからの季節は、温かいスープが飲みたくなりますよね。簡単に作れて食材の栄養をしっかり摂れるスープは朝食や夜食にもおすすめですし、食材や調味料を工夫すれば腸活やダイエットにも役立ちます。そこで今回は管理栄養士の筆者が、簡単にできて腸活やダイエットにも役立つスープのレシピをご紹介します。

電子レンジで丸ごと玉ねぎのスープ

玉ねぎさえあればスグできる!【管理栄養士おすすめ】簡単スープレシピ

玉ねぎを丸ごと使った、電子レンジで作るスープです。玉ねぎはカットする手間なく簡単に作れますよ。低カロリーで食べ応えがあるため、ダイエット中のサイドメニューや夜食にもおすすめです。

【材料】1人分
・玉ねぎ:小1個
・ベーコン:1枚
・水:150ml
・コンソメ:小さじ1
・塩・こしょう:少々
・パセリ:少々

【作り方】
1.玉ねぎは皮をむき、玉ねぎの上側から十字の切り込みを半分ほどの深さまで入れる。
2.ベーコンは5㎜角にカットし、パセリはみじん切りにする。
3.深めの耐熱カップに玉ねぎ・ベーコン・水・コンソメを入れてふんわりラップし、電子レンジ600Wで5分加熱する。
4.3を取り出し、塩・こしょうで味を調えたらパセリを散らして完成。

【ポイント】
調味料はお好みで調整してください。玉ねぎの大きさや電子レンジの種類によって加熱時間は異なります。玉ねぎが硬い場合は追加で加熱してください。

さつまいもとしめじの豆乳みそスープ

さつまいもとしめじの豆乳みそスープ

さつまいもやしめじには食物繊維が豊富に含まれ、腸内環境を整えてくれます。また、発酵食品であるみそと豆乳に含まれるオリゴ糖は腸内の善玉菌を増やす働きがあるため、腸活のためには理想的な組み合わせです(※1)。

【材料】2人分
・さつまいも:中1/2本(約100g)
・しめじ:1/2株
・にんじん:1/2本
・小口ねぎ:適量
・水:300ml
・豆乳:100ml
・みそ:大さじ1と1/2
・和風顆粒だし:小さじ1/2

【作り方】
1.さつまいもはよく洗い、皮ごと1cm幅の半月切りにし、水にさらして水気を切る。
2.にんじんは皮をむきいちょう切りにし、しめじは石づきを切り落としてほぐしておく。
3.鍋に水と和風顆粒だし、さつまいも、にんじん、しめじを入れ中火で熱し、沸騰させた後、さつまいもに火が通るまで煮る。
4.3の火を止めて豆乳を加え、みそを溶き入れて温める。器に盛り、小口ねぎを散らして完成。

【ポイント】
豆乳は沸騰させると分離する可能性があるので、豆乳を加えた後は沸騰させないように気を付けましょう。

春雨とキムチのレンジスープ

春雨とキムチのレンジスープ

発酵食品であるキムチと、オリゴ糖を含む豆腐の組み合わせで、腸活にぴったりのスープです。また、春雨が入ることで満足感がアップし、ダイエット中のメニューにおすすめですよ。

【材料】1人分
・春雨:20g
・キムチ:50g
・豆腐:1/2丁
・小口ねぎ:適量
・水:200ml
・鶏がらスープの素:小さじ1/2

【作り方】
1.春雨は食べやすい大きさにカットし、豆腐は一口大に切る。
2.耐熱容器に春雨・豆腐・キムチ・水・鶏がらスープの素を入れて、ふんわりラップをし電子レンジ600Wで3分ほど加熱する。
3.2をそのまま置いて蒸らし、春雨がやわらかくなったら小口ねぎを散らして完成。

【ポイント】
春雨を蒸らしているうちに冷めてしまったら再度加熱してください。お好みでごま油やラー油を加えてもおいしく召し上がれます。

腸活やダイエットには簡単にできるスープを取り入れましょう

スープはさまざまな食材の栄養を一度に摂取でき、具だくさんにすれば1品で満足できるので、ダイエット中の方にもおすすめです。今回お伝えしたような、腸内環境を整えてくれる食材をプラスすれば腸活にも役立ちます。電子レンジでも簡単に作れるため、日ごろの食事に取り入れてみてくださいね。

【参考】
※1 厚生労働省.e-ヘルスネット 腸内細菌と健康

筆者情報

寺内麻美
管理栄養士を取得後、病院での給食や栄養管理、クリニックで生活習慣病予防のための食事指導に携わる。現在はダイエットサポートやレシピ制作、根拠のあるデータをもとに食や健康コラムの執筆などを行なっている。