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熱帯夜もぐっすり眠れました! エステティシャンが実践する「夏の睡眠習慣」

暑くて寝つきが悪い、夜中に目が覚めてしまうなど、睡眠の質の低下を感じていませんか? 長年睡眠の質に悩んでいたエステティシャンの筆者が実践している、ぐっすり眠れる睡眠習慣についてご紹介します。

部屋の温度を保つ

部屋の温度を保つ

この時期は気温や湿度の影響から、寝つきが悪かったり、夜中に目覚めてしまったりすることもあり、就寝時にエアコンをつけている人も多いと思います。快適な眠りにするポイントは、部屋の温度を一定に保つこと。部屋が暑すぎても寒すぎても睡眠の妨げになるため、以下のポイントに注意しましょう。

・体が冷えすぎない温度(筆者は27℃設定)にする
・体に直接風が当たらないように風向きを上にする
・タイマーにせず朝までつける

それでも暑いときは、少し離れたところに扇風機を置き、室内の風を循環させるようにしています。

通気性の良いパジャマ、冷感素材の寝具

肌に触れるパジャマや寝具が暑いと睡眠の妨げになることも。以下のように熱がこもりにくく、熱を逃がしやすいアイテムを選びましょう。

・通気性がよく速乾性のある素材、肌ざわりの良いパジャマ
・敷布団の上に冷感パッドを敷く
・冷感素材の掛け布団にする

入浴、食事は就寝の3時間前に終わらせる

入浴、食事は就寝の3時間前に終わらせる

一日の終わりは体も疲れていますし、帰宅後の食事の準備、家事、リラックスタイム、お風呂など、することがたくさんありますよね。

寝る直前にお風呂へ入る人も多いと思いますが、就寝直前のシャワーや入浴は、体がポカポカして寝つきの悪さや寝苦しさを招くことも。寝つきをよくするためには、就寝時間の2~3時間前に入浴したほうがいいと考えられています(※1)。

また、就寝時に満腹な状態だと、消化活動をしようと胃腸が活発になり、寝つきが悪くなる可能性が。そのため、就寝前の食事は控えるようにしましょう(※1)。

筆者の場合、24時~25時就寝の場合は、20時から21時までには食事、お風呂を済ませるようにしています。3時間ほどクールダウンと消化活動の時間ができるので、睡眠の妨げを予防できるでしょう。

アイス枕を使用する

上記の3つの方法を試しても、夏は暑さで寝苦しいと感じるときがあります。そんなときは、アイス枕を活用するのもおすすめです。タオルで包み、頭の下に敷いて寝ると、涼しく感じて寝つきやすく、夜中の寝苦しさがやわらぎますよ。

夏の安眠習慣を取り入れよう

夏の寝つきの悪さ、睡眠の質の低下などに悩んでいる人は、ご紹介した方法をぜひ参考にしてみてください。寝苦しい夏の夜も安眠できるといいですね。

【参考】
※1 厚生労働省.快眠と生活習慣
©Africa Studio/Olena Yakobchuk/shutterstock

筆者情報

寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。
Instagram @laulea.beauty