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寒くて眠れない… “たった2分”パタパタするだけ「ベッドでやりたい温活ストレッチ」

ベッドに入ると冷たさで、体が凍えて眠れないときはありませんか? 冬でも心地よい眠りにつくために、寒さ対策はしっかりしておきたいもの。そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、ベッドの中で簡単にできる“温活ストレッチ”をご紹介します。たった2分でポカポカになって快眠できるようになるかも…!

冷えやすい背中と下半身を動かそう

冷えを感じやすい部分は、首から背中にかけて、お腹全体からお尻周り、そして足先です。凝りやすく循環が悪くなる部分でもあるので、そこを重点的に動かして、全身の巡りを整えましょう。

ポイントは、動きと一緒に骨盤底筋を意識して使うこと。膣や下腹部を引き締めたり、緩めたりする伸縮運動を取り入れると、より一層温まりやすくなりますよ。

背中やお腹周りが温まると、心身ともにリラックスして安心できます。安眠を促すには巡りとリラックスが大切。早速試してみましょう!

まずは「下半身」から温めよう

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1.仰向けに寝ます
2.両脚を腰幅程度に開きます。かかとは立てておきましょう
3.息を吸います。
4.息を吐きながら、両脚の付け根から90度に立てたかかとの足先までを外側へ回します。このとき、膣を下腹部のほうへ引き上げ、お尻全体に力を入れましょう

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5.息を吸いながら脱力します
6.息を吐きながら、次に両脚の付け根から足先までを内側へ回します
7.これで1セットとし、10回繰り返しましょう
8.10回繰り返したら脱力します

次は「肩甲骨」を動かして温めよう

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1.下半身のストレッチを終えたら、次は肩甲骨にアプローチしていきましょう
2.仰向けのまま、両腕を鎖骨の位置あたりで左右に伸ばします。ひじを曲げ、指先を頭のほうに向けましょう

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3.息を吸います
4.息を吐きながら、ひじの位置が動かないよう、ひじ先を下半身へ向けておろします
5.吸う息で、再びひじ先を頭のほうへ向けます。肩周りが硬いとおろせない場合もあるので、自分ができる範囲でOKです
6.30秒~1分程度リズミカルに続けましょう

下半身と肩甲骨のストレッチは“同時”に行ってもOK!

慣れてきたら、腕と脚を同時に動かして、肩甲骨と股関節の両方にアプローチしてもOK! 肩甲骨と骨盤周りは連動することでバランスを保っています。そのため同時に動かすことで、体の歪みもケアでき、循環がよくなるでしょう。

バラバラでも、同時でも、気持ちいいと感じる方法で試してみてください。

©fizkes/Shutterstock

上村 由夏
「マナヨガ」代表。
20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整え頑張らなくても、自然と痩せてキレイになっていく“マナメソッド”を発案。
現在は女性の体の巡りを目覚めさせるレッスンをテーマとし、エネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】と【ゆる痩せマナメソッド】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし外側も内側も本質的な幸せを見出セルレッスンを展開中。生徒は全国にわたり、個人レッスンはキャンセル待ちが出るほどの人気。