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“失敗眉毛”になりがちです! エステティシャンが教える「眉のNGセルフケア」

眉毛は顔の印象を変える重要なパーツ。きれいな眉毛になりたいけれど、どうやってケアをすればいいのかわからず、なんとなく適当に処理している人も多いのではないでしょうか。今回はエステティシャンである筆者が、眉のNGセルフケアと正しいやり方をご紹介します。

実はやりがち!? 眉毛のNGセルフケア

“失敗眉毛”になりがちです! エステティシャンが教える「眉のNGセルフケア」

“なんとなく”で眉のセルフケアをするのはNG

眉毛の周りに生える産毛やムダ毛を見つけたとき、適当にセルフケアをしていませんか? “なんとなく”の感覚的なやり方では、必要な毛まで無くしてしまったり、眉メイクがうまくできなくなったりする原因につながります。

毛抜き処理は控えよう

シェイバーやカミソリではすぐに生えてくるからと、毛抜きを使用していませんか? 筆者は約20年前の細眉ブームだった頃から、約15年間毛抜きでセルフケアをしていました。すると、30歳を過ぎたあたりから眉毛がまばらになり、欲しいところに生えてこなくなったと感じるようになりました。

流行の眉毛の形があったり、年齢とともに表情や顔つきが変わったりと、眉毛の形を変えたくなるときもあるでしょう。しかし毛抜き処理を続けると、毛根が傷ついて眉毛が生えにくくなり、形を変えるのが難しくなる可能性も…。理想の眉毛を作るためにも、毛抜き処理は控えるのが無難かもしれません。

眉毛セルフケアの正しいやり方

ここからは、おすすめの眉毛セルフケアをご紹介します。眉毛の処理の仕方に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

セルフケアの前に! 眉毛の基本の形を作る

スクリューブラシで毛の流れを整える

眉毛の周りに生える産毛やムダ毛を処理する前に、最初に眉毛の形を作っておくのが失敗しにくいコツです。

ポイント1.スクリューブラシまたはコームで毛の流れを整える
眉頭は下から上に、眉中は横に向かって、眉尻はななめ下に向かって毛を整えましょう。

眉毛の基本の形の作り方

バランスのとれた形になるように、眉の太さ、眉山の角度を調整しましょう。正面から見たときの理想的なバランスは、以下のとおりです。

ポイント2.目頭の延長線上に「眉頭」
ポイント3.小鼻から目尻に向かって延長線上に「眉尻」
ポイント4.目尻から真上に「眉山」

スクリューブラシ、アイブロウペンシル、アイブロウパウダー

形を作る際は、ペンシルなどで眉頭、眉山、眉尻にポイントとなる印をつけます。左右の眉毛の高さなどのバランスを見ながら、アイブロウペンシルやアイブロウパウダーで毛のない部分を描き足しましょう。

眉毛の上・眉尻の周りはシェイバーやカミソリでケアする

眉毛の上、眉尻の周りをシェイバーでケアする

眉毛の上、眉尻の周りに生える産毛は、眉毛用の電気シェイバーやカミソリでケアしましょう。白い◯部分は産毛やムダ毛が生えやすいので、丁寧に処理します。赤い部分は、ギリギリまで処理すると眉毛の形が変わってしまうため、少し残る程度にしておくのがおすすめです。

シェイバーケアでのビフォーアフター

いろんなアングルから眉毛を確認する

正面、横、下から毛の長さをチェック

正面から見ると、量や形が気になる部分を見つけやすいです。横や下から見ると、毛の長さのバラつきがよくわかります。いろんなアングルから見て確認しましょう。

眉頭、眉中の長い毛を眉用ハサミでカットする

スクリューブラシ、眉用ハサミで眉頭、眉中の毛の長さを整える

スクリューブラシやコームを使って毛の根本をおさえ、はみ出ている毛の長さを整えるように眉用ハサミでカットしましょう。

眉のセルフケア ビフォーアフター

ポイントとして、すっぴん状態で眉毛のセルフケアをするよりも、眉毛の形を作ってからケアするほうが失敗しにくくなります。

「きれいな眉毛になりたい」「眉毛メイクが難しい」「なんとなく適当にケアしていた」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

©miya227/gettyimages

寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。
Instagram @laulea.beauty