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「布ナプキン」って実際どう? 経験者が教える「自分にあった布ナプキン」を選ぶコツ

最近話題となっている『布ナプキン』ですが、試してみようと思っても「紙ナプキンと何が違うの?」「 デザインや、形、サイズがたくさんあって選び方がわからない」という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は美容ライターの筆者が、実際に試してみてわかったことと「こういったものの方が使いやすい!」と感じたポイントをご紹介します。

布ナプキンを使う前はこんな風に感じていた

「布ナプキン」って実際どうなの? 経験者が教える「自分にあった布ナプキン」を選ぶコツ

昔に比べて、インターネットや雑誌などでも生理に関する情報をたくさん見かけるようになりましたよね。『布ナプキン』は「肌や体に優しい」「冷え予防」「生理痛の緩和」「環境問題にも良い」として最近話題となっているのをご存知でしょうか。

筆者は『布ナプキン』の存在を知ってからというもの、「なんか良さそう」「気になる」とは思いつつ、「実際のところどうなんだろう……?」という疑問がたくさんありました。

ちなみに、筆者が布ナプキンを使う前に感じていた疑問は以下の通り。

・洗わなきゃいけないの?
・布ナプキンだけでモレたりしないの?
・肌に優しいの?
・蒸れたりしないの?
・冷え予防や生理痛が緩和するってどういうこと?
・ホックが邪魔そう……
・持って帰るときはどうするの?
・どんなサイズや形を選べば良いの?

みなさんも布ナプキンに対して、こういった疑問を抱いているのではないでしょうか。

布ナプキンを使ってみて体感したこと

そこで、こればかりは「実際に使ってみないとわからない!」と思い『布ナプキン』を購入して使ってみました。

1.肌への優しさ/つけ心地/蒸れはどうなのか、そして、冷え予防や生理痛が緩和するのか

多くの布ナプキンは、綿やオーガニックコットン綿を使用した生地で作られています。

一方で、使い捨ての生理ナプキンは、ポリエチレンやポリエステル、ポリプロピレンなどの素材で作られていることが多いため、動いたときの摩擦や長時間の使用によって粘膜に近いデリケートゾーン周りにかゆみやかぶれを感じやすい傾向にあります。

素材によってはデリケートゾーンが冷えやすくなることで生理痛がひどくなったと感じる人もいるようです。

そういった意味では、綿素材の布ナプキンはチクチク感もなく、ほわっと肌を包むような肌当たりなので“かゆみ”や“かぶれ”が軽減し、肌ストレスが少なく感じられました。デリケートゾーンが温かくなることで冷え予防や、生理痛の軽減にも良さそうです。

ちなみに綿素材は、汗も吸い取るうえに乾きも早く、通気性が良いので蒸れや蒸れによるニオイもしづらいなと思いました。

2.布ナプキンだけで経血がモレないのか、洗わなきゃいけないのか、持って帰るときはどうするのか

布ナプキン 洗濯

布ナプキンの種類にもよりますが、主には表面と裏面の間に生地が何層か重なっている構造のものが多いため、ある程度の経血量であればモレたり衣類に伝わりにくいと思います。

ただ、経血量には個人差があるため、「何日目なら布ナプキンでも大丈夫!」と断言することはできません。筆者は初日や最終日などの少なめの量であれば問題なく使用できました。

量が多い日でもこまめに変えることができる場合は問題ないかと思います。

布ナプキンを使う上で気になるのは洗濯方法。

お湯で洗うと経血が固まってしまうため、筆者は水またはぬるま湯で大まかに汚れを落とし、その後セスキ炭酸ソーダを加えた水で半日ほどつけ置き洗いをしています。その後もみ洗いし、洗濯機または手でしっかりとすすぎ、水気を切り、形を整えて干しています。

その際、酸素系漂白剤や合成洗剤などが入ったものは生地が痛む可能性もあるので、使わないようにしたほうがいいでしょう。

経血汚れをシミにしないためには、使用後すぐに洗うのが理想的ですが、外出先で交換する場合はすぐに洗えません。

そういったときには布ナプキンをくるっと折りたたんで、持ち帰り用の防臭袋などに入れ、持ち帰って洗うといいですよ。

「どうしても洗うのが嫌」、「面倒なことはイヤ!」という人には布ナプキンは不向きだと思います。

購入する際の布ナプキンの選び方

布ナプキンを購入する前は、「デザインも豊富で、サイズや形もたくさんあるので何を基準に選べば良いのだろう」と感じていました。

ですが、実際に使ってみると、どのようなものを選べばいいのかがなんとなく分かってきた気がします。

デザイン、色について

布ナプキン デザイン

装着時に肌に触れる面は、無地になっている布ナプキンがほとんどだと思います。

一方、肌に触れない面のデザインは使い終わったあとに見えるくらいなので、自分好みのデザインを選ぶといいでしょう。裏面が好きな柄になっていると、生理中の憂うつな気分も上がるはず。

ただし、肌に触れる面の生地の色はベージュ系がおすすめです。

使用後すぐに洗っていても、何度が使用していくうちに経血汚れがシミになってしまうかもしれないと考えると、ベージュ系の方が目立ちにくいと思います。

生地の構造、サイズについて

上記でもお伝えしたように、モレにくさ、衣類への伝わりにくさを考えると、生地が何層になっているかをチェックした方がいいでしょう。筆者としては、3層くらいがベストだと思います。

サイズは、普段使っている生理ナプキンと同じくらいのものを選びましょう。

筆者の場合、少ない日は21cmくらい、普通の日や長時間座り続けるときは25cmくらい、夜だと27cmくらいが安心できるという情報を元に布ナプキンのサイズ選びを行ないました。

布ナプキンによって横幅の大きさが違うので、太ももの内側部分に当たるのが気になるという人は、横幅がスリムなものを選ぶといいでしょう。

形状、ホックのあり/なしについて

布ナプキン 形状

形に関しても、各メーカーによって様々あり、三つ折りタイプ、ホックなし、ホックつきなどがあります。

筆者は使う前、「ホック付きって邪魔じゃないのかな?」と感じていたのですが、実際に使ってみたところホック付きのものは股下で留められるので動いてもズレにくく、意外と違和感がありませんでした。さらに、持ち帰るときもホック付きならコンパクトに折りたためるんです。

布ナプキン 持つ運び

自宅などで使用する人や、外出先から帰宅した際にすぐに布ナプキンを洗える人、もしくはゴワつき感はできる限り少なくしたいという人はホックなしタイプでも良いと思います。

布なので折りたたみづらく広がりやすいので、外出先から持ち帰ることを考えるとホック付きでコンパクトに折りたためるものの方が便利だと感じました。

いかがだったでしょうか?

実際に布ナプキンを使用してみたところ、肌にも優しく、使っていると安心感がありました。また、繰り返し使えるので長い目でみると経済的にも環境的にもエコな気がします。

使い捨てナプキンでかゆみやかぶれ、ニオイなどの悩みを感じている人や、「布ナプキンに興味はあるけれど、実際どうなんだろう?」と気になっている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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※ 商品にかかわる価格表記はすべて税込みです。