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きれいなお部屋で年末を迎えたい! 女性約100人&掃除のプロに聞いた「大掃除の準備と簡単テク」

年末が近づき、「そろそろ大掃除の計画を立てなくちゃ…」と思っている人は多いはず。今回は20代~30代の女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、大掃除の反省点や掃除のコツを聞いてみました。掃除のプロが実践する予防掃除のテクニックも紹介するので、きれいなお部屋で年末を迎えたい人はチェックしてみてください。

「大掃除の反省点」はありますか?

「大掃除の反省点」はありますか?

anan Beauty+ clubのメンバーに「大掃除」についてアンケートを実施。女性たちに「大掃除で反省したことはあるか」を聞きました。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

もっと早く始めればよかった

「いまいちやる気が起きず、とりあえず目に見える範囲をちょこっと頑張った程度。11月くらいからコツコツ始めればよかったなと毎年後悔しています」(32歳・会社員)
「年末は仕事が多かったこともあり、窓拭きなどが間に合わなかったこと」(25歳・会社員)

12月は何かと忙しい時期。気づけば年末で焦った方も多いのではないでしょうか。毎年のように「来年は早くから大掃除を始める」と目標を立てている方、少なくないはず!

中途半端になってしまった

「まだ物が多くて、掃除する余地あり」(35歳・会社員)
「やり残しが気になる…」(32歳・会社員)

掃除を始めるとあれもこれもと気になりだし、すべてに手をつけることができないまま新年を迎えた人も。やはり思っているよりも少し早めに始めたほうがいいのかもしれません。

こまめに掃除しておけばよかった…

「換気扇はこまめに掃除すべきと反省」(35歳・自営業)
「お風呂の排水溝を徹底的に掃除したらすごく大変でした。毎日ちゃんと掃除しておけばよかった」(29歳・会社員)

汚れは日々の積み重ね。日頃から掃除をしていれば、大掃除で苦労することもないわけです。大掃除に頼り切らず、毎日コツコツ掃除しておけばよかったという声もありました。

※ 文・比嘉桃子
※ 2022年1月27日配信

女性約100人調査! 掃除の手間が減る簡単なコツ

女性約100人調査! 掃除の手間が減る簡単なコツ

anan Beauty+ clubのメンバーに、日常の掃除で心がけていることや、プチ大掃除をするポイントを聞いてみました。

Q.大掃除の手間を省くためや、汚れが最小限にすむように工夫していることを教えてください!

コツコツ掃除をして汚れをためない

「毎日少しずつ簡単な掃除をするようにしています」(30歳・会社員)

「こまめに掃除や片付けをしておく」(32歳・会社員)

「とにかく手に届くところにお掃除グッズをインテリアのように置いて、気が向いたらやるようにしている!」(25歳・会社員)

「週に1回水回りを掃除する。月に1回排水口は泡で掃除できる洗剤を使っている」(30歳・会社員)

「お風呂の排水口の蓋を開けておきます」(35歳・専門職)

捨てられるフィルターやシートを活用!

「換気扇やレンジフードにはフィルターをつけています。一気に大掃除すると大変なので、なるべく気づいた時に掃除するようにしている」(35歳・会社員)

「レンジフードには必ずフィルターを、お風呂場やトイレの換気扇には不織布フィルターをつけています」(29歳・主婦)

「換気扇にフィルターをつける」(33歳・会社員)

「クローゼットの床にシートを拭いて、そのままシートを捨てる」(34歳・会社員)

マスキングテープで汚れをカバー

「巾木の上にはすべてマステを貼っています。トイレはトイレの隙間フィルム、排気口はフィルターをつけ、キッチンのコンロ周りも色を合わせてマステ、コンロカバーももちろん使っています。さらに家の水栓は全部自動水栓にして、全部オートディスペンサーです。また、キッチンの収納は滑り止めも兼ねてマットを引いてから食器を置き、棚とか掃除が大変なものは極力減らしてます」(35歳・専門職)

「巾木や浴室にマスキングテープを貼る」(32歳・会社員)

アウトソーシング

「手間を省くと言って良いかわかりませんが、ハウスクリーニングを頼みます」(34歳・会社員)

物をあまり置かない

「マットやペーパーホルダーなど、トイレには何も置かない」(33歳・主婦)

巾木(はばぎ)とは、壁と床の境目に取り付ける部材のことです。

交換するだけでキレイになる、フィルターやシート、マスキングテープを活用している人が多いことがわかりました。その他、毎日コツコツ掃除をしておくことで汚れをこびりつかせないのが、掃除を楽にするポイントのようです。

日常の掃除機がけが苦手な筆者は、お掃除ロボットに一任。お掃除ロボットが働きやすいように、マット類は一切置かず、足の高いソファやテレビ台を購入し直しました。そのおかげで、時々フローリングワイパーをする程度と簡単です。そもそも汚れが溜まりやすいものを置かない、または一度アウトソーシングでキレイにするのも良さそうですね。

Q.定期的にルーティンとしているプチ大掃除はありますか?

定期的なカビキラー

「お風呂は2か月に1回、カビ予防の煙が出るカビキラーをする」(30歳・会社員)

「トイレ、お風呂は、週1回以上はカビキラーなど特殊な洗剤を使う」(34歳・会社員)

「浴槽、浴槽周りは週1でカビキラー」(34歳・専門職)

水回りはこまめに掃除

「キッチンや洗面台などの水回りは気になった時に時間をかけて磨く」(34歳・会社員)

「お風呂あがりにスクイーパーをしている」(32歳・その他)

「お風呂とキッチンの排水口の掃除は、月1以上やっています」(32歳・会社員)

トイレの汚れをためない

「トイレはトイレスタンプが無くなりそうになったら掃除をし、1か月に1回は大掃除をします」(30歳・会社員)
「定期的な掃除とは別に、1〜2か月に1度程度、トイレの床や壁をウタマロで磨き上げたり、お風呂の床のオキシ漬けや、窓のサッシ掃除などを行っている」(35歳・会社員)

「トイレは週1~10日に1回程度でがっつりと掃除をし、お風呂は毎日拭きあげているので、大掃除の必要なし」(35歳・専門職)

キッチン周りもこまめに

「汚れがたまらないうちに掃除する派です。ガスコンロ周りは週1くらいでピカピカにします」(29歳・主婦)

「コンロは2、3日に1回軽く掃除をするようにしています」(30歳・会社員)

カビや汚れがたまりやすい、お風呂、トイレ、キッチンなどの水回りをこまめに掃除している人が多いことがわかりました。その他、「天井もウェットシートで拭く」(34歳・会社員)、「玄関のたたきを水拭きする」(33歳・会社員)、「半年に1回は巾木の上のほこりをすべて取って、拭き掃除もします」(35歳・専門職)という人も。

※ 文・三谷真美
※ 2022年11月14日配信

プロがやっている「予防掃除のテクニック」

掃除が苦手な人こそ事前に汚れを防ぐ「予防掃除」を取り入れると、年末の大掃除がグッとラクになりますよ。今回は整理収納アドバイザーの筆者が、汚れやすいところを中心に、少ない手間で簡単に取り入れられる“予防掃除のコツ”をご紹介します。

1.レンジフード・冷蔵庫の上にラップをかけておく

1.レンジフード・冷蔵庫の上にラップをかけておく

キッチン周りは意外と遠くまで油汚れが飛んでしまうスポット。ホコリと油汚れが絡まってたまるとベタベタ汚れになってしまい、掃除がとても面倒に。

そこでレンジフードと冷蔵庫の上は、アルコールで拭き掃除してからラップを敷いて、汚れの付着を防いでおきましょう。なかなか手が届きにくいところだからこそ、汚れたラップを取り換えるだけにしておくと、こまめに掃除する必要がなくなりラクになりますよ。

2.調味料の下にキッチンペーパーを敷く

2.調味料の下にキッチンペーパーを敷く

盛れた液体が固まって頑固な汚れになりやすい調味料入れ。そこで冷蔵庫内やキッチンの引き出しなどに置いている液体調味料の下には、キッチンペーパーを敷いておきましょう。

液漏れや油が垂れても、ペーパーを敷いておけば安心! 汚れたらこまめに取り換えるだけで、簡単に汚れを予防できます。

3.キッチン周りのコーキングにマスキングテープを貼る

3.キッチン周りのコーキングにマスキングテープを貼る

コンロ周りのコーキングには、『ダイソー』の「カビ予防マスキングテープ」が便利! 油ハネやホコリが溜まりがちな隅っこは、一度汚れがつくと拭き取りにくくなってしまうことも。汚れが付着する前にマスキングテープで防いでおくと、テープを外すだけで汚れを一気に取り除けます。

ただ、テープを貼ったままにするとベタついて取れにくくなることがあるので、2~3か月おきに張り替えるようにしましょう。

4.脱衣所とトイレの換気扇にフィルターを貼る

4.脱衣所とトイレの換気扇にフィルターを貼る

脱衣所やトイレは衣類の脱ぎ着をするので、意外にホコリが多い場所。換気扇はいつのまにかホコリが溜まりやすく、気づくと分厚いホコリや汚れがぎっしり!なんてこともありますよね。

そこで事前にフィルターを貼って、1か月に一度張り替えることでホコリ汚れを予防しましょう。ホコリが溜まりすぎると換気が悪くなってしまうので、毎月1日に取り換えるなど交換する日を決めておくと忘れないですよ。

5.お風呂場の排水溝・洗濯機の蓋は開けておく

5.お風呂場の排水溝・洗濯機の蓋は開けておく

お風呂場や洗濯機は毎日濡れる場所。濡れた状態で蓋をしたままにしておくと、すぐにヌメリやカビが出てきてしまいます。

なので、筆者は洗濯機の蓋は、使用したあと内側にアルコールスプレーをかけてから、蓋を開けっ放しにしています。洗濯前の脱いだ衣類は、洗濯かご代わりに洗濯槽へ入れない方が良いでしょう。

また、お風呂場の排水溝も、毎日髪の毛を取り除き、蓋を開けておくのがベター。シンプルで簡単な習慣ですが、するとしないとでは掃除のときに大きな差が出てきますよ。

※ 文・のぞみ
※ 2021年11月3日配信

日々のプチ掃除で大掃除の手間を減らそう!

掃除を後回しにしていると、大掃除がどんどん辛くなることも……。日々のプチ掃除や予防掃除のテクニックを取り入れれば、大掃除の手間をグッと減らせますよ。anan Beauty+ clubメンバーや掃除のプロが実践する「掃除のコツ」を参考にしてみてくださいね。
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