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やめたほうがいい? おりものシートを使った本音とメリット・デメリット

美容や健康、エコに関心の高い女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織「anan Beauty+ club」のアンケート結果では、「おりものシート」を使っている人が約7割もいました。しかし、筆者はおりものシートを使ったことがありませんでした。そこで、おりものシートを使うメリットが気になり、30代にして初めて使用してみました。

10年以上も月経と付き合っているのに「おりものシート」を使ったことがなかった

やめたほうがいい? おりものシートを使った本音とメリット・デメリット

月経前や月経中の体調の変化や痛み、経血量には個人差がありますよね。デリケートな内容なので、人に相談しづらいと感じる人もいるでしょう。

筆者もその一人だったのですが、20代半ばに月経としっかり向き合うようになってからは、婦人科検診に行ったり、体調やメンタルが不安定なときはパートナーに伝えるようになりました。

そんな筆者は、10年以上も月経と付き合っているものの、今まで「おりものシート」を使用したことがありませんでした。改めて「おりものシートの必要性」が気になり、実際に使って感じたことをご紹介します。

「おりもの」って何?

「おりもの」とは、子宮内膜や子宮頸管、膣壁、汗腺などから分泌された粘性のある液体で、女性の体から「おりてくるもの」という意味です。

おりものには、細菌が膣を通して体の中に入るのを防ぎ膣の中をきれいに保つ自浄作用と、受精時に精子がスムーズに到達する役割があるといわれています。

「おりものシート」を実際に使ってみて感じたこと

『ロリエ しあわせ素肌 パンティライナー 天然コットン100%』

おりものシート(パンティライナー)は、ドラッグストアなどで生理ナプキンと同じように販売されています。

今回筆者がおりものシートデビューに選んだのは、『ロリエ』の「しあわせ素肌 パンティライナー 天然コットン100%」。「天然コットン100%なのでかぶれにくそう」、「通気性がよさそう」というイメージで購入しました。

【商品情報】
ロリエ「しあわせ素肌 パンティライナー 天然コットン100%」
サイズ:14cm
個数:54コ入り

大きさは?

『ロリエ しあわせ素肌 パンティライナー 天然コットン100%』

1枚取り出して「こんなに薄くて小さいんだ!」と驚きました。

こちらは14cmサイズで、表面はふわっとした肌触り。デリケートゾーンにも優しく使えそうな素材です。

『ロリエ しあわせ素肌 パンティライナー 天然コットン100%』と生理ナプキン比較

あまりの小ささに驚いたので、約27cmの生理ナプキンと比較してみたところ、大きさや厚みが全然違うのがわかりますね。

『ロリエ しあわせ素肌 パンティライナー 天然コットン100%』と生理ナプキン比較

とてもコンパクトなので、ポーチの中に入れていても邪魔になりません。

使い心地は?

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実際におりものシートを数日間つけてみて感じたことをまとめました。

【メリット】
・ショーツ汚れが軽減する
・思っていたより肌あたりがよく、かぶれもなかった
・こまめに交換すれば蒸れにくい

【デメリット】
・交換する手間とゴミが増える
・サイズが小さいので、お尻の割れ目に当たる感触が気になる
・ショーツの形によって幅が合わないことがある

蒸れやかぶれが気になるし、面倒くさい…という理由から使っていませんでしたが、実際に使用するとおりものの量が多いときはもちろん、ショーツの汚れ防止としてつけるほうが断然いいと感じました!

「交換する手間やゴミが増える」とデメリットに挙げましたが、おりものシートを使わずにショーツが汚れて手洗いする手間やショーツの寿命を縮めるのを予防するという長期的な目線から「つけるほうがいい」と思えました。ただし、メリットやデメリットは個人の価値観によって分かれそうなので、気になる人は一度試してみてください。

筆者は現在30代で、20代の頃に比べておりものの量が少し減った気がします。なので、20代のうちに使っておけばよかったと感じました。

30代の今も排卵期のおりものが気になるとき、月経直前や月経終わりのショーツ汚れ防止にいいと思ったので、これからも活用したいと思います。

筆者と同じように「おりものシートって必要?」「使うメリットってあるの?」と感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

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