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すっきり起きれない朝に!【動画でわかる】寝たまま「簡単ストレッチ」

季節の変わり目は、朝スッキリ起きれないという人も多いのではないでしょうか。それは、寒暖差による自律神経の乱れや睡眠ホルモンの低下により、睡眠不足になることで起こると考えられます。今回は現役ヨガ講師の筆者が、スッキリとした寝付きや寝起きを目指す、ベッドの上でできる簡単ストレッチをご紹介します!

朝のストレッチはこんなメリットがあります!

すっきり起きれない朝に!【動画でわかる】寝たまま「簡単ストレッチ」

自律神経を整える

私たちの身体の内臓器官をスムーズに働かせてくれている「自律神経」。主に昼間に活発になる「交感神経」、そして夜に活発になる「副交感神経」、この二つのバランスを取ることが心身の健康においてとても大事なことだと言われています。

夜寝ているときは副交感神経が優位に働いていますが、季節の変わり目は特に自律神経の乱れが起きやすく、朝になってもすんなり起きれなかったり、日中眠くなってしまったりと、様々な不調に繋がる原因になる可能性が。

朝のストレッチで筋肉を緩める事で、交感神経のスイッチが入りやすく、自然と活動モードに導いてくれるでしょう。

全身の代謝UP

寝ている間に凝り固まった筋肉をほぐすことで、全身の血流を促し、体温を上昇させ、身体の基礎代謝を向上させる効果が期待できるでしょう。基礎代謝を高めることで1日のエネルギー消費量が増え、痩せやすく太りにくい体質を目指すことにも繋がるはずですよ。

首肩こり、腰痛などの不調を軽減

凝り固まった身体は首肩や腰に負担が起きやすく、放っておくと痛みや慢性的な不調に繋がります。ストレッチで筋肉をほぐすことで、首・肩こりや腰痛などの予防や軽減にも期待ができるでしょう。

ベッドの上で簡単ストレッチ

それではいくつかのストレッチを組み合わせてご紹介していきます。
ぜひ覚えて毎日チャレンジしてみてくださいね!

\動画でトレーニングを確認!/

やり方をチェック!

ベッドの上で簡単ストレッチ

1.仰向けになり両足を揃え、手の指を組んで大きく全身を伸ばす
2.膝を立て、左右にゆっくり倒す

ベッドの上で簡単ストレッチ

3.両手で右足(スネもしくは太もも)を抱え、左足を前に伸ばす
4.右足を身体の左側に倒して捻り、右手を横に、顔を右に向ける
5.反対の足も同様に行う

ベッドの上で簡単ストレッチ

6.足裏を合わせ、膝を外に開き、頭の上で両肘を掴む
7.最後にまた両足を伸ばし手の指を組んで、大きく全身を伸ばしてストレッチ

朝の目覚めは夜の眠りから!

朝ストレッチだけ行うのも良いですが、更に目覚めを良くする為に、眠りの質を高めることを意識してみましょう。

・朝、太陽の光を浴びて、ホルモンバランスを整えやすくする
・湯船に浸かって身体を温める
・室内の温度や湿度を快適な状態にする
・運動を定期的に行う
・寝る前もストレッチを行う
・深呼吸をする

無理のない範囲で、ご自身が気楽にできるものから意識して取り組んでみてくださいね。
©︎Rido/Adobe Stock

筆者情報

NATTY/池田夏子
YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。