背中のハミ肉も撃退! 上半身の着太り解消を目指す1日3分の「簡単習慣」
重ね着の季節になると、“着太り”が気になる人も多いのではないでしょうか。特に厚手のセーターやニットを着ていると、体が大きく見えたり、野暮ったくなったり…。冬でも気を抜かず、見えない所のシェイプアップは続けたいものです。そこで今回は「背中のハミ肉」解消を目指し、上半身をすっきり見せる簡単習慣をご紹介します。
ハミ肉も肩こりもまとめてすっきり!
気温が低い季節になると、背中や腕まわりの凝りが気になり始める人が多いようです。寒さで肩や首回りが縮こまり、肩甲骨の動きが悪くなってしまうのが原因のひとつと考えられます。
冬は自然と体の動きが小さくなりやすいため、背中や胸まわりが凝り固まりやすいのです。さらに動きの悪いところに脂肪は残るので、上半身が痩せにくくなってしまう可能性も。
そこで今回は、寒さで縮こまった身体を温めつつ、背中などのハミ肉にアプローチするエクササイズをご紹介します。家にある本やティッシュペーパーの箱などを、ヨガブロック代わりに使いましょう。
上半身をしっかり動かせる! 背中すっきりエクササイズ
1.ヨガブロック、または代用になる本などを用意します。
2.床に座るか、膝たちの姿勢からスタート。
3.ヨガブロックを手の上にのせ、指先は前方へ向け胸の前にセットします。
4.右腕を右方向斜め上に伸ばします。肩甲骨から腕をしっかりと伸ばしましょう。
5.ブロックを持った手で頭上を通り、体を斜めにしながら左方向へ。
6.そのまま体の前を通りながら腕の向きを変え、ブロックが落ちないように右方向へ再び伸ばします。
7.肘から下を内側へねじりながら、ブロックを落とさないように通します。
8.脇の間からブロックをくぐらせます。
9.くぐらせた腕を、脇腹から伸ばすようにして頭上に持ち上げましょう。
10.これを1回とし、5~10回繰り返します。
11.反対側も同様に行います。
体全体を使うことを意識しよう
腕まわりだけで動こうとすると、バランスを崩してブロックを落としてしまいます。写真の通りに、胴体を倒したり起こしたりすることで、腕の付け根から肩甲骨、二の腕、背中全体をしなやかに使うことができますよ。
左右終えた頃には体もほぐれて温まっているはず。じんわり汗を感じるほど暑くなっているのが理想です。慣れてきたら、立った姿勢で腰から大きく体側を伸ばすように動かしたり、腕まわりを逆回転にしたりと、楽しみながら体を動かしてみてくださいね。
冬もすっきりとした上半身のボディラインをキープしましょう!
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