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腰まわりの“浮き輪肉”が気になるときに… 1日10回寝ながらできる「簡単習慣」

デニムやパンツの上に乗る浮き輪のような腰まわりの肉は、なかなか落としにくいですよね。今回はそんな“浮き輪肉”にアプローチするエクササイズをご紹介! 無理なく自然な動きで股関節をほぐす簡単習慣なので、ぜひ試してみてくださいね。

骨盤の後傾姿勢に注意

ウエスト部分にメリハリがないと、後ろ姿が“もたっ”とした印象になってしまいます。腰まわりの肉が落ちにくいと感じているなら、関節の動きが悪くて筋肉が使われにくい状態になっているのかもしれません。

骨盤が後傾して上半身が丸まったような猫背姿勢の方は、股関節まわりの動きが悪くて筋肉が硬くなり、骨盤が歪みがち。スッキリと腰を伸ばした美しい姿勢になりたくても、股関節の硬さが邪魔をして骨盤が立ち上がりにくくなっています。

股関節の後ろ側を意識して動かそう

動きが悪くなっていたり、筋肉が硬くなっていたりする方は、股関節を動かすエクササイズを取り入れてみましょう。とくに股関節の後ろ側の動きをスムーズにさせることで、腰回りからヒップライン、太ももまでの後背部をスッキリさせることが期待できます。

寝ながらできる“浮き輪肉”すっきりエクササイズ

“浮き輪肉”すっきりエクササイズ

1.仰向けに寝て、両膝を曲げます。
2.両足首辺りをクロスして足の裏を床に下ろします。

“浮き輪肉”すっきりエクササイズ

3.両腕の力を抜いた状態で、両腕を天井方向へ持ち上げます。
4.肘を軽く緩め、両腕で大きな風船を抱えているようなイメージを作ります。

“浮き輪肉”すっきりエクササイズ

5.息を吸います。
6.息を吐きながらお尻と背中を持ち上げていきます。
7.横から見た時に、肋骨横、腰骨、太もものラインがまっすぐに揃うように意識しましょう。

“浮き輪肉”すっきりエクササイズ

8.お尻と太ももの内側に自然と力が入っているかを確認します。
9.息を吸いながら浮かせた体をゆっくりと下ろしていきます。
10.腕は持ち上げたまま、再び繰り返します。
11.丁寧にゆっくりと9回行ったら、10回目は持ち上げたポジションで3呼吸キープしましょう。
12.終えたらリラックスして休みます。

どこの力を使っているかを意識して

いかがでしたか? シンプルな動きなので、慣れてくると早くこなしてしまいがちですが、体のどの部分を使っているか、ゆっくり丁寧に全身を意識して行いましょう。

肩がすくんだり、腕が肩より顔の方に上がってしまったりするとNG。鎖骨より下の位置から、大きな風船を抱えているようなリラックスしたポジションを意識することが大切です。まずは2週間、試してみてくださいね!

©tbradford/gettyimages