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約2か月で6㎏痩せた筆者が実践! 体型をキープするための「寝る前習慣」

ダイエットを続けたくても、食べたいものは我慢したくないし、ハードな運動は続けられない…という人は多いのではないでしょうか。無理なダイエットでリバウンドしてしまうケースもありますよね。そこで今回は、約2か月で6kgを落とした筆者が「体型をキープするために続けている寝る前習慣」をご紹介します。

体型キープのために“むくみ”を撃退!

筆者はエステティシャンを15年していますが、個人差はあるものの、むくみが全くないという人は見かけたことがありません。

体のむくみは、水分の循環が悪かったり運動不足だったり…といった原因が考えられます。また脂肪の周りにセルライトができることで血液やリンパの流れが悪くなって老廃物が停滞し、むくみとなることも。

痩せやすい体や体型をキープするためには、脂肪やセルライトなどの肉質を柔らかくし、老廃物が流れやすい環境にすることが大切。これらをサポートするのが入浴、ストレッチ、マッサージなのです。

お風呂上がりにストレッチ&フォームローラーで老廃物を流す

・毎日の入浴&ストレッチ(10分〜20分)

シャワーだけで済ませず、湯船に浸かりながら体の表面や深部を温めます。お風呂の中では背中や腕、股関節を開いたり、脚を伸ばしたりなど軽いストレッチで血行を促進。

・お風呂上がりに全身ストレッチ&フォームローラーで肉質ほぐし(40分)

お風呂上がりにもう一度しっかり体をストレッチしたあと、フォームローラーを使ってふくらはぎ、太もも、ヒップなどをほぐしましょう。老廃物の流れを高めて凝りや疲労感をほぐし、脂肪をセルライト化させないようにします。

脂肪の周りにセルライトができると老廃物の流れを邪魔するだけでなく、血液のめぐりが悪くなり肉質が固く痩せにくくなる可能性が。毎日コツコツ続けることで、むくみがすっきりしてボトムのサイズダウンも期待できますよ。

肉質をほぐす脚痩せケア

フォームローラー ふくらはぎケア

足首の上からひざ下まで、体勢を変えながらふくらはぎをほぐしましょう。

フォームローラー 太ももケア

次に、ひざ裏の上からヒップ下の太ももをほぐします。

フォームローラー ヒップケア

最後にお尻もしっかりとほぐして完了。テレビを見ながら30分ほど行っています。

太りにくい体のために食生活の見直しを

ダイエットにおいて「食事」がネックになっている人も多いと思います。特に大切なのは食事のバランス。タンパク質や食物繊維が不足していたり、週に何回も小麦類や揚げ物を食べたりしていませんか? 一度自分の食生活を記録してみると、何に偏っているか、何が不足しているか見えてくるはず。

体の仕組みとして、日中は交感神経(活発モード)、夕方以降は副交感神経(リラックスモード)が優位になるとされています。つまり朝と昼はしっかり食べても燃焼しやすいですが、夕方以降は燃焼スピードが緩やかになるため、食事のメニューや量に注意が必要なのです。

夕食は極力お米と麺は食べない

約2か月で6㎏痩せた筆者が実践! 体型をキープするための「寝る前習慣」

・夜は糖質の多いお米や麺、小麦類を極力避ける

夜の食事で糖質量が多すぎると、燃焼しきれないまま体内に停滞して太りやすくなる可能性が。筆者の場合お米はお昼に食べて、夜は具沢山のサラダや豆腐、お魚orお肉、スープなどが中心です。

また麺類や小麦類は週に1〜2回にするなど、摂取回数を減らすようにしています。食材やメニューを我慢するというよりも、摂取タイミングや一日の摂取量を考えてバランスの見直しするのがコツです。

体重やボディラインはいきなり変わるものではありません。太りやすい要因を見つけ出して、むくみを溜め込まず、食生活を見直しながら、無理なく体型をキープできると良いですね。

©fabrycs/kazoka30/gettyimages