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鼻づまりが酷い朝にも! 花粉症シーズンに試してほしい「簡単ヨガ習慣」

朝起きると鼻が詰まっていたり、くしゃみが出たり…。そんな花粉症や鼻炎の症状が、寝起きとともに出る人はいませんか? 寝起きの症状をひきずらないために、起床のタイミングでやっておくといい「簡単習慣」を、ヨガインストラクターの筆者がお伝えします。

寝ているときは平気だったはずなのに、朝起きたら始まるくしゃみ

花粉症や鼻炎などのアレルギー体質の方にはツラい春も間近です。すでに症状が出始めている方も多いのではないでしょうか?

寝ているときは落ち着いていたはずなのに、朝起きると急に鼻が詰まったり鼻水やくしゃみが出たり…。こうした鼻の症状は、一度スイッチが入ってしまうとなかなか治らないことも多くてツラいですよね。今回は、そんなときにできる簡単な対策をお伝えします。

全身のむくみや老廃物を流しやすくするトレーニング

朝起きたら、寝ている間に固まった背中や腰をほぐしておくのもおすすめです。背骨をゆるめることで固まった筋肉がほぐされ、体の可動域が広がり全身の巡りも促されますよ。

©上村由夏
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1.四つ這いの姿勢になります。
2.両脚と両腕は適度に開きます。

©上村由夏
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3.息を吐きながら頭を落とし、腰を丸めます。自然と背骨が丸まりますので、気持ち良く背中が伸びるところまで引き上げましょう。腰を楽にして肋骨の後ろ側をストレッチするような感覚です。

©上村由夏
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4.息を吸いながら丸めた背骨をフラットな状態に戻します。さらにお腹を少し落としながら、胸部分の背骨を斜め上方向へ引き上げましょう。
5.胸が斜め上方向へ伸びたらさらに頭を起こし、目線を斜め上へ向けて伸びを促します。
※頭だけを起こし、伸びたつもりになるのはNGです。

これを1セットとし、背中や腰がほぐれるまで行います。気持ち良くなくなったら終わりの合図です。

寝起きだけでなく日中にもケアを!

鼻の症状が辛いときは、今回ご紹介した動作を試してみてください。休憩時間などに椅子に座った状態でも構わないので、背骨を丸めたり伸ばしたりしてみましょう。毎日コツコツ続けて、巡りのいい体を作っていきたいですね。
©rrice/Adobe Stock

筆者情報

上村由夏
「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにしたセラピーと、日本古来の体の使い方ナンバのエッセンスを利用し、骨格を整える姿勢ケアをホリスティックな視点で体系化した【マナセラピー】を全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より「心と体と女性の生き方」講座として日本人古来の豊かな感性と心体の整え方、これからの時代のウェルビーイングを提案する【美道】講座を開講。