「やめたら調子が良くなりました!」女性約100人調査「季節の変わり目の“何となく不調”対策」
季節の変わり目は体調を崩しやすくなる方も多いはず。そこで、anan Beauty+ clubに所属する女性約100人に「体調管理」に関してのアンケートを実施しました。体調を崩さないためにしていること、やめたことなど、女性たちの体調管理のコツをぜひ参考にしてみてくださいね。
季節の変わり目は体調を崩しがち
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
anan Beauty+ clubのメンバーに、まずは「これまで、梅雨から夏、または夏から秋の季節の変わり目で体調を崩したことがありますか?」という質問をしました。結果、8割以上が「YES」と回答。多くの方が季節の変わり目になると体調を崩してしまうようです。
では、これまでどのような体調不良を経験してきたのでしょうか。女性たちのコメントをいくつかご紹介します。
「今まさに連日の暑さにやられて夏バテ中。食欲不振だし、疲れやすい。また、梅雨から夏は毎年カラダが暑さに慣れなくて食欲不振になりがち」(36歳・会社員)
暑さでカラダがだるくなるというコメントが多く見られました。まだまだ暑さは続きそう。暑さ対策に気を抜かず残暑を乗り切りましょう!
「夏から秋はカラダがだるくなりがちです。熱が出たりすることも」(31歳・会社員)
季節の変わり目は、急な気温の変化にカラダがついていかないことも。急に秋らしい気温になることもあるため、少しずつ服装や寝具の準備をしておくといいかも。
「カラダの重さで在宅の仕事が全然はかどらない。普段は割と余裕を持って取り組むタイプだけれど、ギリギリまでカラダが動かない。間に合わせるけれど、結局それでまた寝不足。悪循環…」(39歳・専門職)
カラダが重いと、やる気もダウンしてしまいますよね。普段との仕事にかかるスピードの違いに、自己嫌悪になることも…。
「梅雨から夏の変わり目で、気圧の変化や温度差に対応できず食欲がなくなりました。毎年こんな感じで、今年は仕事をしていてエネルギーを使っているはずなのに、毎日グミだけで良いくらい食が細くなりました」(27歳・会社員)
食欲不振になるというコメントは、とても多くみられました。体調がすぐれない日でも食べられるメニューを、自分の中でいくつか考えておくといいかも。筆者は食欲がない時用に、そうめんとうどんを常備しています。
「冷たい物を食べ過ぎ飲み過ぎなのか、むくむ。また、お腹の調子が悪くなることが多い」(35歳・専門職)
夏は冷たいものを摂取したくなりますが、食べ過ぎ飲み過ぎには注意。とはいえ暑さでバテてもいけないので、自分の体調を確認しながら臨機応変な対応が必要ですね。
「6月はいつもやる気をなくして、何かの不調&風邪をひくことが多い。多分休みがないからですね(笑)」(36歳・専門職)
五月病ならぬ、六月病でしょうか…! 精神的な不調が体調不良につながることも多いため、季節の変わり目はメンタルケアも重視してみて。休める日はとことん休んで、積極的に心とカラダをケアしましょう。
体調を崩さないためにしていること、やめたこと
上記コメントを見ると、みなさんつらい思いをされているよう。では、女性たちは体調不良を避けるために、どのような工夫をしているのでしょうか。季節の変わり目に心がけていることについて聞いてみました。
「とにかく寝る。食欲がなくても食べる(ひとりではなく誰かと一緒に食事して、強制的に食べるようにする)」(27歳・会社員)
1人でいる時は食欲が出なくても、誰かといると食べられることってありますよね。無理にでも食べなくてはと感じた時は、ぜひ友人を誘ってみて!
「とにかく睡眠! とにかく食べる! 疲れを溜め込まないことです!」(26歳・会社員)
基本だけれど、意識しないと忘れてしまうことも。季節の変わり目だけでなく、毎日意識しておくと健康的な生活が送れそうですね。
「夏バテはよくあるので、その気配を感じたらしっかり鉄分をとるようにしています!」(33歳・会社員)
鉄分が不足すると、貧血のような症状になりがち。フラフラする時はぜひ鉄分摂取を心がけてみて!
「今年はいつもより仕事をせず、休みを多く取り、よく寝るようにしたら大丈夫でした」(36歳・専門職)
季節の変わり目に体調を崩しやすい人は、積極的に休息日を作りましょう。筆者は自分の体調不良に気づくのが苦手なので、季節の変わり目は自分の体調がどうであれ、何もしない日を作って休むようにしています。
「朝ごはんを必ず食べるようにして、適度に運動する」(39歳・専門職)
適度な運動は、心にもカラダにもプラスの影響を与えてくれます。15分程度のお散歩でもいいので、少しでもカラダを動かす習慣をつけてみるといいでしょう。
「服装には気をつけています。急な気温の変化で体調も自律神経もやられてしまいがちなので」(31歳・自営業)
夏場は特に、室内と室外の温度差が激しい季節。外が暑いからと薄着しすぎては、室内でエアコンの冷気にやられてしまうこともあります。薄手の羽織を持ち歩くなどして、服装の調節ができるようにしておくと安心ですね。
「エアコンで首もとと足もとが冷えるので、家では薄めのネックウォーマーやレッグウォーマーをつけている。むくみは減った」(39歳・専門職)
冷えやすい首、手首、足首に工夫をするだけで、エアコンによる悪影響はグッと軽減。自分にとってベストなエアコンとの付き合い方を探してみましょう!
「夜ふかしや、休みの日にひたすらスマホを見ることをやめました」(26歳・会社員)
生活リズムの乱れは、体調不良の原因に。なるべく平日と休日の睡眠時間を揃えるなど、毎日リズムよく生活できる工夫をしてみて。
体調の変化を見逃さない!
体調を崩しやすい季節の変わり目ですが、自分の体調の変化にいかに早く気づけるかが大切なポイント。気づかないまま過ごしていると、悪化の一途を辿ってしまう可能性があります。こまめに自分の体調をチェックし、少しでも変化に気づいたら休息時間を作ってみてください。
季節の変わり目を健康で気分良く過ごせるよう、女性たちのコメントを参考にしながら、自分なりの過ごし方を探してみてくださいね。
筆者情報
比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。
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(C)Ami-Rian/Getty Images