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SNSで話題「手打ちリジュラン」打ってきたin韓国! 効果・痛み・ダウンタイム【体験レポ】

こんにちは、韓国在住ライターの二俣愛子(@aiko_shin4)です。最近、私が夫から「肌がきれいになった」と毎日のように言われ続けられているのですが、それは韓国の美容クリニックで、とある施術を受けてきたから。今回はその全貌をレポしていきます。

何を受けたのかというとズバリ「手打ちリジュラン」

結論、何を受けたかというと、今韓国でも日本でも大人気のリジュランです。

1週間ほどのダウンタイムがあると言われている施術ですが、実は私は、結構かかりました。ただ、過去一、夫に肌を褒められるようになり、うれしい効果を実感中です。

40代女性のリアルなダウンタイムも含めてご報告します!

©二俣愛子
©二俣愛子

「リジュラン」とはそもそもなんぞや?

「リジュラン」とは、主にサーモンから抽出されたポリヌクレオチドという成分を用いた美容治療です。

この成分は肌の自己再生力を活性化させ、シワやたるみ、肌質の向上、毛穴の引き締めなどに効果があると言われているもの。また、肌の水分保持能力を高め、乾燥による肌トラブルの予防にも役立つということ。

リジュラン施術は、肌の再生と修復に焦点を当てた治療法で、長期的に使用することで肌の老化を遅らせる効果が期待できるというのも魅力的です。

効果は施術後2〜4週間後に現れ始め、持続期間は一般的に6カ月から1年程度

施術方法は、局所麻酔クリームを使用してお肌に麻酔をした後、細い注射器を用いてリジュランを皮膚に注入します。副作用や施術後のようすについては後述します。

「リジュラン」の名医に施術してもらった!

まずはカウンセリング!

©二俣愛子
©二俣愛子

「リジュラン」施術で有名なモズクリニックのソン・スンヨン院長先生指名で受けてきました。

笑顔が素敵なジェントルマン。カウンセリングから丁寧に行っていただき、手打ちでお願いしました。

また、もともとは顔の下半身へのリジュラン(2cc)のみを予定していましたが、目元に打つリジュランアイも勧められたので一緒にお願いすることに。目の上と下から選択できるそうですが、院長先生もスタッフの方も満場一致で目の下に打つべきとのことで、目の下を迷わず選択。

以前、この連載でも「リジュランアイ」体験記をご紹介したのですが、実は、これが痛いし怖いしで、もはやトラウマだったので、正直すごく悩んだのですが「もしかしたら何かが違うかも…?」と、淡い期待をいだき、名医の言うことを信じてやってみようと決意!

麻酔クリームを塗って20分ほど待機

©二俣愛子
©二俣愛子

麻酔クリームを塗ってもらい待ち合いスペースで20分ほど待機。

以前リジュランアイを行ったクリニックでは、目元には麻酔クリームの塗布がなかったのですが、ここでは目元もギリギリまで塗ってもらえてちょっと安心しました。

また、ほかのクリニックに比べて麻酔クリームを長めにおいてもらえました(麻酔クリームは長くすることで肌への負担にはなりますが、麻酔がしっかりかかります)。

ただ「リジュラン=激痛」の呪縛にとらわれてしまい“これから施術か…”と思うと、緊張で喉がカラッカラに。

設置されていたウォーターサーバーのお水をしっかりがぶ飲みして、とりあえず心と体を落ち着かせました。

リジュランアイの施術スタート! ちょっと待って…痛み少ないのだが!

©二俣愛子
©二俣愛子

施術室に案内してもらうと、すぐに院長先生が登場。そして、私が恐れおののいていたリジュランアイからスタートです。

しかし「あれ、痛くない!」。

先生に痛くない感動を前のめり気味に伝えると「リジュランアイはとても細い針で刺していくので、そこまで痛くないですよ」とのこと。

「…え、そうなの!?」

前回受けたクリニックでは、そもそも目元への麻酔クリームはなしでした。そりゃあ、痛いわよね(笑)。

そして、何より驚いたのが先生が打つスピードと細やかさ。超絶早い! 超絶等間隔! 

リジュランアイというと本当に目元(今回は目の下)のみかと思っていたのですが、こめかみ、目の下~頬の中間ぐらいまで打ってもらいました。打ってもらえるスペースが広めです。

次にリジュランの施術をスタート!

そんな感動の嵐が頭で渦巻いている間に、あっという間にリジュランアイが終わり、メインのリジュランへ。

私はリジュランの頬への手打ち注射は初めてだったので他との比較ができなかったのですが、みなさんが口々にいう「激痛」ではなかったのは確かです。

これなら耐えられるなというレベルでした。もちろん痛かったし、少し涙は出ましたけどね。

こちらもあっという間に終わり、実際に打ってもらっている時間としては5~10分以内という感じ。いや~、早かった。

再生クリームを塗って終了!

©二俣愛子
©二俣愛子

それから再生クリームを塗ってクライオ(クーリング装備)で鎮静ケアをしてもらい終了でした。

ビフォー&アフター! 夫に過去一褒められる肌に

©二俣愛子
©二俣愛子

施術前と約2週間後の写真を公開。肌のトーンがぐっとアップして均一になったのと、くすみが解消されて明らかに美白になりました。

毛穴自体には効果は感じませんでしたが、全体的にお肌のキメが整ったのを感じています。

Before・After ©二俣愛子
Before・After ©二俣愛子

そして、目元のくすみとクマが改善され、目元がぱっちりとして若々しい印象になった感じ(自分でいうのもなんですが)。

また、何よりうれしかったのは、2週間を過ぎたあたりから夫が何かにつけて「肌、すごいきれいになったね!」と言ってくれるようになったこと。

ただ、私の場合、冒頭でも軽くお話したダウンタイムが結構ひどかったんです。

気になる副作用&ダウンタイムは!?

©二俣愛子
©二俣愛子

処方箋を出してもらい近くの薬局で抗生物質をいただきました。

かかった費用は13,000ウォンくらいで韓国のお薬の値段でいうとかなり高めなので、ちょっとびっくりしました。

細菌感染防止で念のために2日ほど飲み、特にかゆみが出たりすることはありませんでした。

そして、ダウンタイムは思っていたより長かった! 

手打ちの注射で注入したリジュランが肌に浸透するまでに時間がかかるため、ぽこぽことした盛り上がりが3日間ほどありました(これをエンボスと言います)。

注射針の跡は、3~4日間ほど残っていましたがすぐに気にならなくなります。ただ、私の場合問題だったのはあざ

年齢を重ねるにつれて、あざや傷が治りにくくなったこともあって、私は2週間と2日かかりました。

リジュランは人気の施術なので、SNSではよくその体験をリールにしたものが挙がっていて、大体1週間後のビフォー&アフターとして載せている方が多いので、私もてっきりダウンタイムは1週間くらいだろうと踏んでいたのですが、1週間経っても青あざからの黄色いあざが全然消えない…

ただ、クリニックからいただいた注意書きにはダウンタイムに1~2週間とありましたので、人によって違いはあるようです。

メイクをしても1週間くらいは、周りから「どうしたの!?」と心配される始末。ダウンタイムの乗り越え方や、早く解消できる方法をみつけたいなと思った次第です。

必殺技を活用! あざクリーム!

©二俣愛子
©二俣愛子

韓国ではあざを早く治すあざ用の鎮静クリーム(ジェル)が薬局で購入できます。韓国語では、モンヤクというのですが、私は、あざクリームと呼んでます。

特に写真のものは、ママ友の周りで人気のあざクリーム(子どもがよく転んだりぶつけたりしてあざができるのでその対策用)。

施術の翌日にクリニックからLINEで施術後に何か気になることはないですかとご丁寧に連絡をいただいたので、あざが強く出てしまったことと、このクリームの写真を送ってみたところ「これを使うとよいですよ」とのことで、1週間ほど続けました。

1週間を過ぎたあたりからメイクでカバーできるようになったので、やめてしまいました。

ちなみにこのアイテム、子どもの大きく腫れたたんこぶやあざに使ったときは、ものの2日できれいに完治した優れものなのですが、40を超えたお肌薄めの私のお肌には、まぁお時間かかりました(笑)。

こちらはジェルタイプですが、クリームタイプのものや、メントールが強いものなど種類は様々。

もし気になる方は、韓国の薬局で「モンヤグン(あざ薬は)イッソヨ(ありますか)?」と聞いてみてください。上記の写真を一緒に見せることをおすすめします。

リジュランは、定期的に受けたい美肌管理に確定!

以前、ポテンツァやリジュランを打ったことがあり、そのときは痛みも比較的少なく、ダウンタイムもほぼなかったので手軽に受けることができよかったのですが、正直ここまで効果を感じませんでした。

手打ちの注射系のスキンブースター施術の場合、特に担当してくださる先生の技術や、クリニックの施術方針など、その人に合う合わないがあるのだと実感。同じ施術でもクリニックによっても差が出やすい施術は特に慎重に選ぶことをおすすめします。

「手打ちリジュラン」をまだ試したことがないかたはぜひトライしてみてはいかがでしょう?

<インフォメーション>

モズクリニック
住所:ソウル市江南区狎鴎亭路80キル33 2階
営業時間:月〜金10:00~19:00 土10:00~17:00
定休日:日
LINE:https://line.me/R/ti/p/@990ofnxk

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<筆者情報>

二俣愛子 
韓国・ソウルを拠点に、雑誌やWEBメディアでライターとして活躍中。コスメからグルメまで最新の韓国事情をインスタグラムでもお届け。ジュエリーショップ「owol.」(@owol__official)のディレクターも務める