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自律神経が乱れたときに! お風呂やベッドでできる「簡単ストレッチ」

忙しく慌ただしいこの時期は、神経もピリピリしがちですよね。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、おうちでのリラックスタイムを利用した簡単ストレッチをご紹介します。

乱れがちな自律神経を整えよう

寒さが厳しい季節。特にバタバタと忙しくて気持ちも休まらないこの時期は、自律神経が崩れがちになることもあるでしょう。日中のせわしなさを夜までひきずったままだと、心身を休める「副交感神経」が乱れて、リラックスしづらくなってしまう可能性があるのです。

忙しい時期でも、お風呂タイムや就寝前のちょっとした時間でできる「簡単ストレッチ」で、自律神経のバランスを整えていきたいですね。

お風呂で簡単! 下半身の血流を促すストレッチ

お風呂で簡単! 下半身の血流を促すストレッチ

1.湯船に浸かりながら行いましょう。
2.両手をお尻の後ろに起き体を支え、両膝を曲げます。
3.腰を引き上げ、丸まらないようにしましょう。

お風呂で簡単! 下半身の血流を促すストレッチ

4.左足首を右膝の上に乗せ、左脚を開ける範囲で開きます。
5.息を吐きながら上体を脚の方へ近づけます。左の股関節を開き、左のお尻をストレッチしましょう。
6.ゆっくりと深い呼吸を意識して、10呼吸程度キープします。

お風呂で簡単! 下半身の血流を促すストレッチ

7. 終えたら、一度脚を楽にした格好で休み、反対側も同様に行います。

就寝前に心身をゆるめる! 寝ながらストレッチ

就寝前に心身をゆるめる! 寝ながらストレッチ

1.寝る前にベッドの上で行います。
2.仰向けに寝て両膝を軽く曲げ、両腕は楽な位置へ下ろします。

就寝前に心身をゆるめる! 寝ながらストレッチ

3.呼吸で動くお腹や胸、肋骨の動きを意識しながら深く呼吸します。
4.息を吐くタイミングで、腰から下半身を左に倒します。
5.このとき、しっかりストレッチする意識ではなく、力を抜いてパタンと下半身を倒すように行いましょう。

就寝前に心身をゆるめる! 寝ながらストレッチ

6.息を吸いながら、ゆっくりと両脚を起こし、吐く息のタイミングで反対側へ倒します。
7.脚の重みで自然と倒れるような意識で行い、全身をゆるめていきましょう。

動くのが億劫になるほどリラックスできるまで、好きなだけ行ってみてください。

真面目にやらず“のんびり”でOK

どちらのエクササイズも、心身をゆるめる目的で行うので、呼吸が気持ちよい速度に合わせて動いてみましょう。しっかりと伸ばすよりは、少し物足りないくらいの強度がおすすめ。

呼吸がゆっくりと落ち着いていくのを味わいながら、のんびりとした気持ちで試してみてください。自然と心身がゆるみ、リラックスできるはず。ストレッチを終えた後の、気持ちのよい安心感も楽しみながら行ってみてくださいね。

©︎RossHelen/gettyimages