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やめたら食費が減りました!女性約100人の失敗に学ぶ「ムダ買いする人のNG習慣」

買い物には失敗がつきもの。「これはムダな買い物だったな…」と感じたことがある女性は多いのではないでしょうか。実際にanan Beauty+ clubのメンバーにアンケートをとったところ、ムダ買いはとても多くの女性が経験しているよう。そこで、食品に関してムダ買いだと感じたものや、ムダ買いしないためのコツについて聞いてみました。

女性たちの食べものムダ買いエピソードとは

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※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

anan Beauty+ clubに所属する女性たちに「ムダ買い」に関するアンケートを実施。まずはみなさんがどのようなものをムダ買いしてしまうのか、リアルなエピソードと共にご紹介します。

「3個でいくらとかのまとめ買い。結局まとめ買いしても食べきれず人にあげてしまう」(36歳・専門職)

1個でいいのに、複数買いが安いと言われてしまうとつい買ってしまいますよね…。食品系は期限があるため、買い過ぎには特に要注意です!

「子ども用に買った大容量のプロテイン。味が好みじゃなかったので大量に余ってしまった。少量で味を試してから買えばよかった。大容量のほうが割安なのでつい買ってしまうが、結局ロスするので高くついている」(40歳・主婦)

いきなり大容量を買って後悔したというコメントがいくつか見られました。たしかに大容量の方がお得なのですが、初めて買うものだと少量パックから試した方が結果的にお得なこともありそうですね。

「スーパーのスイーツ。安く売っているし、食後のスイーツを食べたくて買うけど、結局身体に良くないなと後悔する」(35歳・会社員)

甘いものは別腹…とついつい手に取ってしまうスイーツ。スーパーでもかなりクオリティの高いスイーツが売られているため、誘惑が尽きません。

「バナナ。料理がめんどくさい朝に食べる用に買うが、結局腐りかけて急いで食べることが多い」(26歳・会社員)

筆者も一人暮らしの時、何度バナナに追われたことか…。手軽なのでとりあえずで買ってしまうのですが、意外と食べる機会がなくて焦ることが多々ありました。

「安いジュース。自販機で買うと200円近くするジュースがスーパーだと100円以下で売っているのでつい買ってしまう。糖質たっぷりでダイエットの敵だから飲みたくないのに、つい買ってしまって冷蔵庫に溜まる。邪魔だし悔しい!」(30歳・主婦)

スーパーに行くと、コンビニや自販機よりも安く売られているものが多いですよね。あまりの安さについ手を出してしまいがちですが、本当にいるものなのかは再考が必要です…。

「値引きされたお惣菜。自分で作ればいいのに、時短ですぐ食べられるしと思ってつい買ってしまいます」(36歳・自営業)

夕方以降のスーパーは誘惑だらけ。値引シールを貼っているお姉さんの手元を目で追ってしまうことも…。とはいえお惣菜を買った方が安く済む場合もあるため、料理をお休みする日があってもいいのかも?

「お菓子やアイス。仕事終わりにスーパーに寄ると、空腹なのでお菓子(期間限定に弱い)やアイスを買ってストックが増えていく」(39歳・専門職)

疲れている時や空腹時に買い物に行くと、お菓子やアイスなどを欲望のままに買いがち。特に期間限定のものは、今買っておかなきゃという使命感に駆られることもありますよね。

「レトルトパックみたいなオートミール用のリゾットスープ。いつか使うと思って買ったけど、結局使わない。味が美味しくないというか、加工品独特のネバつきがしたので結局食べきれませんでした。消費期限が長いと油断するし、味も美味しくないものは本当に美味しくないので、そういったレトルトパックはなるべく買わないようにしています」(36歳・自営業)

レトルトのものは、いつか食べればいいやと思いストックしすぎてしまうことも。いつかって、意外と来ないものなんですよね…。あまりレトルトを食べる習慣がないのであれば、ストックは必要最低限に!

「コストコで買ったベーグルやヨーグルト。友人の家で食べたら美味しくて感動したが、いざ買うと割とすぐ飽きてしまった。あまり日持ちするものでもなく、残念ながら廃棄することに…」(30歳・自営業)

コストコのアイテムはかなりボリューミー。冷凍できるものならいいのですが、そうでないとなると消費するのが大変に。実家や近所にお裾分けするなどして廃棄を防ぎましょう!

「レジ袋のムダ買い。買い物を予定していなかったからエコバッグを持たずに出かけたのに、そういう時に限って駅前のスーパーや八百屋で野菜が安いんです。で、レジ袋を買って、そのレジ袋も大量に家にストックされててムダっていうループ繰り返しています」(36歳・自営業)

筆者もエコバッグをなるべく持ち歩くようにしているのですが、ミニバッグだけで出かけたい日などは持ち歩かないことも。そういう日に限って買い物の予定が入り、必要になるんですよね…。

「大きい箱入りのヨーグルト。小さいヨーグルトを買うよりコスパがいいからとついつい買ってしまうが、なかなか食べきれない。そんな時に、甘酒や米粉を使ったチーズケーキを麹マイスターのお友達に教えてもらって作ったら、とっても美味しく簡単にできあがったのでおすすめ!」(36歳・会社員)

買いすぎたものは、スイーツ作りなどで消費すればムダ買いにならずにすみそう。家にあるムダ買いしてしまったアイテムも、何かにアレンジできないか考えてみてはいかがでしょうか?

ムダ買いを減らすコツは?

みなさんさまざまなものをムダ買いしてしまっているよう。とはいえ、ムダ買いから学んだこともたくさんあるはず。そこで、ムダ買いが減ったエピソードについても聞いてみました。

「1週間の大枠の献立を考えておくと、ロスが減る気がする」(26歳・会社員)
「適当に食材を買うのをやめて、数日分献立を決めてから買い物に行くようにしたらムダ買いが減った。献立を考えるのは面倒だけど、この方が効率がいい気がする」(31歳・自営業)

買うものを予め決めておけば、ムダ買いが減るというコメントが多数見られました。必要なものをすべてメモしておけば、他に目移りしにくそうですね。

「これ必要になるかも、というものは買わないで、今必要なものだけ買うようにした。また、これは私がキレイになるために必要なものか? と考えて買うようになったらムダ遣いが減った」(36歳・専門職)

すごく素敵な考え方! キレイになるために必要なものだけ買うようにすると、お菓子やアイスなどのムダ買いが一気に減りそうですね。

「ダイエットを始めて、体重が落ち始めてからは、リバウンドが嫌でお菓子や間食をほぼ買わなくなった。とても大きな成長!」(30歳・主婦)

ダイエットは、成功するとだんだん楽しくなることが多いもの。体重が減るまでの最初の期間をなんとか踏ん張れれば、体重もムダ買いも減って一石二鳥です!

「現金派なので、お財布の中身を少なくする」(39歳・専門職)

手持ちがたくさんあると、ついたくさん買ってしまうことも。手持ちがなければそもそもムダ買いをすることもできなくなるので、現金派の人はぜひ真似してみて!

本当に必要なものを、必要な時に

女性たちのムダ買いエピソードをご紹介しました。買い物でたくさん失敗してきたからこそ、ムダ買いしないコツを学んできているよう。ぜひ女性たちの経験談を参考に、ムダも後悔もない買い物を目指しましょう!

筆者情報

筆者情報 (比嘉桃子)

比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。

(C)Ameashi/AdobeStock