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朝型は本当にメリットだらけ? 女性約100人調査「朝型or夜型、私の生活スタイル」

美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、「朝型と夜型」について聞いてみました。朝活ブームもあって、かつては朝型を目指す人が続出しましたが、最近はおうち時間が増え、夜活を充実させている人も多いのではないでしょうか? コロナ禍を経て、生活様式はどのように変化したのかリサーチしました!

朝型派? 夜型派?

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※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、朝型と夜型、どちらが多いのかをご紹介。なんと、朝型と夜型と回答した方はどちらもほぼ同数という結果に。「どちらでもない」と回答した人は25%でした。

では、どんな理由から朝型生活、夜型生活を送っているのでしょう? まずは、「朝型」と回答した方の理由を見てみましょう。

「ずっと夜型でしたが、何年かぶりに、今年から朝型に戻したら精神が安定します」(45歳・自営業)
「学生時代の勉強も朝起きてやる派でした! 朝の方が集中できるし、外部からの邪魔が入らない!」(25歳・会社員)

「朝の方が集中できる」と意識的に早起きをするかたも多いなか、「陽が出れば目が覚めるし夜になると眠くなる」と自然な流れに身を任せて過ごしているかたもいました。
続いて、「夜型」と回答した人の理由を見てみましょう。

「朝がとにかく苦手」(28歳・会社員)
「夜の方が、元気が出る。静かでいろいろとはかどる」(36歳・会社員)

夜型の人にとっては夜が物事に集中できる時間帯のようで、集中力が高まるタイミングは人それぞれのようです。

また、「朝型」と回答した人のほとんどが、23時頃までに就寝し、6時~6時半に起床していました。一方で、「夜型」の人は、就寝時間と起床時間ともにバラつきがあり、中には、「深夜3時に就寝、朝6時半起き」という強者も!

理想の生活スタイルは?

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続いて、「朝型から夜型に変わりたい、または夜型から朝型に変わりたいと思いますか?」という質問に対する回答結果を見てみます。「朝型から夜型に変わりたい」と回答した方は約20%、「夜型から朝型に変わりたい」と回答した人は約30%。もっとも多かったのは「今のままでいい」という回答で、半数が現状のスタイルを望む結果になりました。

「ストレスがなく過ごせてるので」(31歳・無職)
「今のペースに慣れているから」(34歳・会社員)

今の生活に満足しているという声多数。みなさん、充実した時間を過ごされているんですね。
一方で、こんな意見も…

「もう少し夜型要素が欲しい。楽しいことがあっても眠くなってしまって楽しめない」(34歳・会社員)
「朝型は効率よく生活できそうだから」(27歳・会社員)

夜は、外食や趣味、おうち美容など自分のために使える時間が充実しそうな印象がありますよね。
一方で、「早起きは三文の徳」と言われるように、朝は時間を効率よく使える、健康的に過ごせそうというイメージがあるのにも頷けます。

半数以上が朝型にチャレンジ! だけど…

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先ほどは、夜型よりも朝型をめざす人がやや多い結果でしたが、実際に朝型から夜型、または夜型から朝型に変えようとしたことがあるかについても聞いてみました。

「変えたことはない」と回答した人が47%、「夜型から朝型に変えた・変えようとしたことがある」と回答した人が53%、「朝型から夜型に変えた・変えようとしたことがある」と回答した人は、なんと0%という結果になりました。

「朝型生活にしたら睡眠をしっかり取るようになった」(33歳・会社員)
「夜型の時は、8時間以上眠らないと疲れが取れなかった気がしていました。朝方にしたら6時間半ほどでも元気でいられます」(45歳・自営業)

イメージ通り、朝型にしたことで健康に過ごせたと感じた人もいるようですね。

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ただ、メリットを実感した人がいる一方で、朝型が合わなかったという人たちもいました。

「大学受験時などに朝型に切り替えようとしたことがあるが大体低血圧でフラフラしてダメだった」(29歳・主婦)

せっかく効率よく時間を過ごそうと思っても、体調を崩してしまったのは困りますね。朝型はすべての人にとって快適に過ごせるスタイルというわけでもなさそうです。
また、朝型にチャレンジしたことで、こんな気づきを得た人も…

「朝遅く起きる時の方が幸せな気持ちだったので、自分は夜型なんだと感じた」(36歳・会社員)

「自分が幸せに感じられる過ごし方」という軸で選択するのは素敵ですね。

自分に合った生活スタイルで充実した時間を!

「朝型と夜型」リサーチ、いかがでしたか。みなさんは、どちらのスタイルがお好みでしたか?
最近、疲れがとれない、気分転換したいと感じている方は、これまでとは違った過ごし方を一度試してみてはいかがでしょうか。
自分に合った生活スタイルが見つかって、より幸せな時間を過ごすヒントになるかもしれません。

(C)Dougal Waters/Getty Images