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デッドスペースが大変身!【女性約100人調査】真似したい「突っ張り棒」活用術

ご自宅に有効活用したいデッドスペース、ありますよね? クローゼットやキッチン、洗面所など、どんな場所の収納にも活躍してくれるのが、「突っ張り棒」です。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、突っ張り棒の活用についてリサーチしました!

定番の使い方といえば

©高橋あやか
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※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、これまでに突っ張り棒を使用した経験があるか、聞いてみたところ、75%の人が「YES」と回答しました。多くの人にとって、一度は使用した便利アイテムのようですね。

©高橋あやか
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続いて、突っ張り棒の使用経験がある人に、どのような用途で使ったのか聞いてみました。もっとも多かったのが、「収納スペースの仕切り」で56%でした。次いで、「カーテンレール」と「洗濯物干し」が33%、「家具の転倒防止」が22%と続きました。

「その他」の回答としては、押し入れに設置してハンガーラックとして活用するなど、服の収納に役立てているという人が目立ちました。

一家に何本必要?

収納だけでなく、洗濯物干しや家具の転倒防止などにも使える突っ張り棒は、家のさまざまな場所で活用できますよね。家にだいたい何本の突っ張り棒があるか聞いてみました。

「1本」(40歳・主婦)

「2本」(36歳・会社員)

「4、5本」(36歳・専門職)

今は使っていないという人もいましたが、2、3本を使用中という人が多い印象です。もっとも多い人で、5本という回答でした。
我が家では、1本しか使っていないのですが、洗面台下の棚の間仕切りに使っています。

デッドスペースを活用した収納に便利

さまざまな活用法がある突っ張り棒ですが、その中でも、いちばん便利だと感じているものを教えてもらいました。

「洗濯機の上のスペースに、強力な突っ張り棒の棚をつくって、その上にスキンケアアイテムのストックをキープしている」(34歳・主婦)

「服を掛けている」(36歳・会社員)

収納に活用することで、大きなメリットを感じている人が多いようです。特に、バスルームや洗面所では、収納スペースが十分でない割に、デッドスペースがあるというケースも多いようで、簡単に収納棚をつくれる突っ張り棒は、特に便利なようです。

一方で、こんな使い方も。

「カーテンレールとして。カーテンがつけられないような、小さい窓がたくさんの家なので」(40歳・専門職)

「見せる収納ができないので、カーテンを使って隠したいものを隠している」(40歳・主婦)

意外に多かったのが、カーテンレールとして活用する方法。自宅に、カーテンレールのない小窓があるという人も多いようです。
私の自宅にも小窓がありますが、いつもそのままにしていました。カーテンレールだけなく、小さなカーテンそのものも、100均などで簡単に購入できるようなので、小窓にカーテンをつけることも検討してみようと思います。

重さに耐え切れず、落下トラブル多発!

便利な突っ張り棒ですが、トラブルを経験したことがある人もいますよね。失敗エピソードを聞いてみました。

「押し入れの中に突っ張り棒を設置して、服を掛けていたが、頻繁に落ちるだけでなく、落ちないようにとどんどん強くしていったら、押し入れの内側の壁が壊れてしまった」(31歳・専門職)

「洗面所の上に突っ張り棒を設置していたら、ある日の夜中に、急に外れたらしく、ものすごい音がして起きた」(34歳・主婦)

「突っ張り棒でトイレの後ろに棚をつくったけど、あまりものが置けず、置いたら下に落ちてしまい、大変なことになった」(40歳・専門職)

とにかく多かったのが、突っ張り棒の落下によるトラブルです。ついたくさんのものを置いたり、掛けたりしてしまいますよね。
私は、重さに負けないように、突っ張り棒を強く固定したのですが、圧がかかりすぎたのか、接触部分の壁が凹んでしまった経験があります。ものが落ちるのも困りますが、壁や家具が傷ついてしまうのも悲しくなります。

上手に使って快適なお部屋づくりを!

©高橋あやか
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突っ張り棒リサーチ、いかがでしたか? 限りある空間を有効活用したり、カーテンレールとして使ったりと、優れものの突っ張り棒。耐重性には少し注意が必要ですが、上手に使えば、お部屋の便利さもグッとアップしそうです。みなさんのアイデアを参考に、ぜひ突っ張り棒を活用してみてください!

©tyuki83/AdobeStock