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「この家、普段は散らかってそう!」女性約100人調査「“部屋が汚く見える”残念ポイント」

お部屋の片付けが面倒くさいと感じることってありませんか? 今回は、健康やエコに関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「汚い家、片付かない家」についてリサーチ。家が汚いなと感じるポイントや思い切って処分してよかったものなど、女性たちの本音を聞きました。

このお家、普段は片付いていないんだろうなと感じる特徴ってある?

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まずは「普段は片付いていないんだろうなと感じる家の特徴」について聞きました。親戚や友だちなどの家に行った際、女性たちは実際にどんなことを感じたのでしょうか。意見が多かった順にランキング形式でご紹介します。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

3位「見えるところにホコリがたまっている」

「テレビ台にホコリがたまっているのが見えたとき、汚いと思ってしまった」(27歳・会社員)

「ホコリがある家は普段から掃除していないのかもと思う」(40歳・専門職)

意外と目についてしまうのがホコリ。「ここは見られないだろうからいっか」と掃除を怠ってしまうと、"普段は家が汚いのかな"と思われてしまうかもしれません。テレビ台の上などは目につきやすいので要注意です。

2位「水回りが汚れている」

「水回りに水垢汚れがある、キッチン周りが油っぽい家」(31歳・専門職)

「キッチンのシンクが汚い」(39歳・フリーランス)

水回りのなかでも特に、"キッチンの汚れ"が気になるという人多数。1週間掃除していないと、あっという間に汚れが目立ってきてしまう水垢。なんであんなにすぐ汚くなるんでしょう…。水垢以外にもキッチンの油汚れが気になるという人も。

1位「物が多い」

「物が多い。玄関に靴がたくさん出ている家」(31歳・会社員)

「収納が少ないのかもしれないけど、いろいろと外に物が出てる感じは苦手」(36歳・会社員)

「物が多くまとまりのない家」(46歳・自営業)

最も多かったのは「物が多い」という回答でした。物が多いと"普段から家が汚そう"と思われてしまう可能性が高まってしまうようです。玄関に靴をいくつも出しっぱなしにしている人、収納せずに物を置きっぱなしにしている人は今すぐやめた方がいいかも。

筆者のマンションの隣人は、玄関前に段ボールや子どものグッズなどの物を大量に置きっぱなしにしているのですが正直迷惑…。きっと部屋のなかも物であふれかえっているんだろうなと思ってしまいます。

「普段からキレイにしているんだろうな」と感じる家の特徴を教えて!

続いて、普段からキレイにしているんだろうなと感じる家の特徴についても聞きました。

「お手洗いや玄関など、掃除機で掃除しない場所がキレイな家」(27歳・会社員)

「玄関に靴が出しっぱなしにしていない家。お花や絵を飾っている家」(33歳・主婦)

「テーブルに物を置いていない。収納が十分にある家だからだと思う」(36歳・専門職)

「手入れされた植物がある家」(40歳・専門職)

「物が少ない、物にこだわりがある。インテリアや香りなど空間に気を遣っている」(35歳・会社員)

「インテリア用品がたくさん飾られているのにホコリが溜まっていない。整頓されていて、無駄なものがない家は好感を持てる」(31歳・会社員)

「物、ホコリがない家」(33歳・会社員)

"物が少ない"、"ホコリがない"、この2つが共通の理由として目立ちました。片付けが面倒で苦手な人も、この2つだけでも気をつけて掃除することができれば、"キレイな家だな"と思ってもらえそうです。また、植物や絵を飾っている家も高評価。家に彩りがでて美しいですから、余裕がある人はぜひ試してみて。

私の友人は、富裕層のお客様の家に訪問する営業をしていたのですが、お金持ちの家は物が少ないそうです。物が多く汚いと感じた家はほぼ0で、絵が飾ってある家が多いと聞きました。広さや金銭面において余裕があるからかもしれませんが、物を少なくすることは今すぐにマネできますから参考にしたいものです。

女性たちの「思い切って処分してよかったエピソード」

"私の家、物が多いかも…"と少しでも感じた人は要チェック! 続いては「思い切って処分して、部屋や収納に余裕ができたエピソード」について教えてもらいました。

「ソファ。あまり使っていないのにリビングに置いてあったけど、思い切ってなくしたらスペースができて部屋を広く使えるようになった」(35歳・会社員)

「大きな鍋。洗うのが面倒くさいので、使用頻度が低かった。なくても意外と小鍋でなんとかなるので手放して正解だった」(33歳・主婦)

「タンスを捨てて、ベッド下の収納に変えたらかなりスッキリしました。小さい頃から使っていたタンスなので捨てるという選択肢をとりづらかったのですが捨ててよかったです」(35歳・会社員)

「衣替えのタイミングで、古くなった服を全部捨てるようにしている。タンスのなかがスッキリするのでオススメ」(39歳・フリーランス)

「まだ使えるバッグを思い切って5つ処分。長い間もったいなくて捨てられなかったけど、クローゼットのバッグの棚がスッキリして取りやすくなり、とても気持ちがいいです」(31歳・専門職)

「捨てられない性格なのですが、最近やっと捨てられなかった高級コスメたちや試供品を捨てました。試供品ももったいなかったけど1個使って肌荒れしたのをきっかけに全部捨てて、その勢いで使いかけの塗り薬とか、のまないサプリを捨てたら心がスッキリしました」(40歳・専門職)

物を手放すことで、気持ちまでスッキリできたという人が多いですね。ソファやタンスは捨てること自体が手間ですし、高級なコスメやバッグも簡単に手放せなくて当たり前だと思います。ですが、思いきって手放すことができれば、お部屋も心も余裕ができるなどメリットは大きいです。

筆者も、思い出の洋服を思いきって手放したとき、あとで後悔するかなと思いきや、困ることは一切なく満足できました。家はスッキリとキレイな方がいいですから、物を少なくすることは大切なポイントなのかもしれません。

無駄なものを手放して快適なおうち時間を

「汚い家、片付かない家」をテーマに行ったリサーチはいかがでしたか? 来客は意外と細かいところまで、部屋を見ている可能性大です。ぜひ今回のリサーチ結果、参考にしてみてくださいね。

(C)dmitriymoroz/Getty Images