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生理用「月経カップ」ってどうなの?  “初めて使った本音”とメリット・デメリットを紹介

紙ナプキン、布ナプキン、タンポン、吸水ショーツなど生理用品のバリエーションは増えていますが、ここ最近ジワジワと認知度が上がっているものといえば「月経カップ」ではないでしょうか。そこで今回は、筆者が月経カップを使ってみた感想や使い方などをご紹介します!

月経カップとは?

実際どうなの…? 最近話題の「月経カップ」を試してみた!

月経カップとは、医療用シリコンなどの柔らかい素材で作られたカップ型の生理用品のこと。ナプキンやタンポンに代わる第三の生理用品として、近年注目を集めています。

月経カップはタンポンと同じように膣内に挿入して使用しますが、タンポンのように経血を吸収するのではなく、カップの中に経血を溜める仕様です。

最大で12時間ほど装着でき(※1)、何度も繰り返して使うことができるのでゴミが出ず、使い捨てのナプキンやタンポンと比べて経済的かつ環境に対する負荷も低いと考えられています。そのためエコ意識が高まっている今、特に注目されるようになりました。

※1 個人や商品によって差があります。

「月経カップ」に挑戦!

『スクーンカップ オーガニックコットンポーチつき』

今まで様々な生理用品を使用してきた筆者ですが、月経カップはなんだか難しそうで手を出せずにいました。
しかし、友人から勧めてもらったことがきっかけで試してみることに。

今回筆者が購入し使用したのは米国製の『スクーンカップ』。

在米日本女性が2002年に立ち上げたオーガニックコットンのブランドのもので、日本人女性を含めた何百人もの現代女性へのヒヤリングとユーザーテストを行ない、商品開発と改良を3年ほど経て作られたアイテムです。

『スクーンカップ オーガニックコットンポーチつき』

サイズは『サイズ1(直径40mm・長さ40mm)』と『サイズ2(直径45mm・長さ50mm)』の2種展開。筆者は経血量が普段から少ないので『サイズ1(直径40mm・長さ40mm)』を選びました。

スクーンカップ カラー

カラーも8種類のなかから選ぶことができます。ちなみに、筆者は『クラリティ(透明)』を購入しました。

【商品情報】
『スクーンカップ オーガニックコットンポーチつき』
価格:¥5,670
サイズ:サイズ1(直径40mm・長さ40mm)/サイズ2(直径45mm・長さ50mm)

月経カップの使い方

スクーンカップ使い方

使用前の準備

使用する前に、月経カップを無香料の石けんや専用の洗浄液で洗うか、煮沸消毒をしましょう。

どの月経カップメーカーも煮沸消毒をこまめに行なうことを推奨しています。しかし、お鍋に入れて煮沸するのに抵抗がある方は電子レンジで使えるような月経カップ専用の洗浄・保管カップも売られています。あらかじめ用意しておくといいかもしれませんね。

月経カップの挿れ方

スクーンカップ 折り曲げた状態

カップを折り畳み、ゆっくり膣内に挿入します。ある程度挿れたあとに手を離すと、カップの口が開き自然に収まってくれますよ。

なお、筆者は力を抜いて深く息を吐いたときが挿れやすかったです。

使用中の注意事項

筆者の場合、月経カップが正しく入っていれば、違和感なく過ごせました。

月経カップは挿れた後、最大12時間程度そのままで過ごせるそうですが、経血量の多い方は取り替える用のカップを用意したり、お尻ふきシートやアルコールフリーのウェットシートなどがあると外出中でも安心かと思います。

月経カップの取り出し方

膣内に指を入れてカップの底をつかみ、前後にずらすように揺らしながら取り出します。カップの底を掴めないときは、腹部に力を入れてカップを押し出すといいですよ。

ちなみに、筆者はこの取り出す作業に初めは苦労しました。トイレでもできますが、慣れていないうちはお風呂場で行なう方がよさそうです。

使用後のお手入れ方法

月経カップ内の経血を流し、始めと同じようにカップを石けんや煮沸消毒でしっかりと洗浄します。

空気穴も含めすみずみまで洗い、乾燥させればお手入れ完了です。

月経カップを使ってみた感想

筆者が月経カップを初めて使用したときは、挿入するのに30分ほど時間がかかり、取り出すのにもとても苦労しました。

ただ、きちんと装着できたときは痛みも違和感もなく、運動しても漏れることなく過ごせました。

現在月経カップ歴2か月目にしてようやく慣れてきましたが、今もお風呂場で付けたり外したりしています。

もちろん個人差があるものですが、初めは苦労する方が多く見受けられますね。慣れると15〜30秒ほどでつけられるそうですが、筆者はまだ時間がかかりそうです。

月経カップのメリットとは?

装着するのに慣れが必要な月経カップですが、どんなメリットがあるのか紹介していきます。

1.ゴミが減る
使い捨てのナプキンやタンポンだと毎度様々なプラスチックなどのゴミを捨てることになりますが、月経カップはゴミが全く出ないので、とてもエコフレンドリー。

すぐに買い替えるようなものでもないので、丁寧に扱えば長期間使用できます。

2.コストが減る
月経カップ自体は平均¥5,000~と決して安くないものが多いですが、毎月¥500~¥1,000ほどをナプキンやタンポンの購入代にあてていることを考えると、長い目で見ればコストが抑えられると思います。

3.皮膚かぶれなどの肌トラブルが起きにくい
経血やナプキンによって蒸れやすい陰部は、暑い時期や運動するとき、通気性の悪い衣服を着用するときなどに、様々なことが原因で皮膚かぶれなどを引き起こしがち。

ですが、月経カップの場合は経血を吸収させるのではなく体内に溜めておくものなので、ナプキンなどに比べて肌トラブルが起こりにくいと思います。

4.ニオイが発生にしにくい
経血の独特なニオイが気になるという方も多いですよね。

しかし、月経カップの場合は膣内から経血が漏れないので酸素に触れることがなく、筆者が使用してみたところニオイが発生しにくかったです。

5.長時間の使用が可能
旅行やプール、温泉、あとは長時間の移動や飛行機に乗るときなど、ナプキンをこまめに取り替えるのが難しいことも多いですよね。

そんなとき、月経カップなら比較的使用可能な時間が長いので安心できるかと思います。

月経カップのデメリットとは?

そして、筆者が使用して感じたデメリットとしては下記の5つがあげられます。

1.慣れが必要
個人差はありますが、慣れるまで装着に時間がかかる人が多いと思います。

2.消毒が面倒
毎度しっかり洗浄、乾燥までさせる必要があるので、使い捨てのものと違い手間がかかります。

3.気軽に試すにはコストがかかる
安くても¥3,000以上するものが多いので、「一回試してみたい」というときには高く感じるかもしれません。

4.出先での交換がしづらい
出先だと洗って再度装着するということが難しいので、替えを用意しておいたり、お尻ふきシートを持ち歩く必要があります。

そのため、初めは短時間のおでかけや、おうち時間で使用することで慣れる必要があるでしょう。

5.完全に漏れないことはない
商品によっては「正しく装着すれば漏れない」と記載があるものもありますが、経血量が多い方や、運動時などは少し漏れてしまう可能性もあると思います。

ですので、気になる方は慣れるまで薄いガーゼを挟んだり、おりものシートをつけておくといいでしょう。

おわりに

個人差が大きくあるので一概に良い・悪いと言えませんが、気になる人はメリット・デメリットを把握したうえで試してみるのがよいのではと思います。

日本ではまだまだ馴染みの低い生理用品だと思いますが、筆者の周りでは「慣れるととても快適!」という意見も多いです。

体や生活スタイルに合わせて生理用品を選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【参考】
スクーンカップ(月経カップ)、第3の生理用品として世界中の女性が支持。日本で初めて医薬品医療機器等法に基づいた製品を販売開始!-PRTIMES
©株式会社スクーンジャパン
『スクーンカップ』公式サイト

NATTY/池田夏子
YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。

※ 商品にかかわる価格表記はすべて税込みです。