カラダの芯から温まる! 簡単なのに絶品『鶏手羽のスープ』
連載第60回目は、寒くなる季節にぴったりのスープ。手軽に調理できる骨つき鶏の手羽先と手羽中を使い、からだ温まるスープを作ります。冬に美味しくなる白菜や長ネギなどをたっぷり加えて仕上げます。ほっと温まる一品ですよ。
『鶏手羽のスープ』
【キレイ食材でつくる美人レシピ】 VOL.60
キレイ食材は、長ネギ。
鍋料理などで欠かせない、お野菜の長ネギ。薬味としてそのままでいただくのももちろんおいしいのですが、熱を加えると、とろりと食感になり、また違った味わいで美味しくいただけますね。
長ネギの白い部分には香り成分の硫化アリルが多く含まれていて、消化液の分泌を促して食欲を増進させる効果があります。また、体温を高めて血行を促進させる効果も期待できます。(※)
これからの季節、食卓で大活躍する長ネギ。薬味としても、焼いたり煮てもおいしいので、おすすめですよ。
材料はこちら!
【材料(2人分)】
鶏手羽先 :4本
鶏手羽中 :4本
塩 :小さじ1/4
白菜 :2、3枚ほど
しめじ :1/4パック
しょうが :1/2かけ
ニンニク :1/2かけ
ごま油 :適量
水 :800ml
酒 :大さじ1
鶏ガラスープの素 :小さじ1〜
塩 :適量
(仕上げ用)
コショウ :適量
三つ葉 :適量
まず、野菜を切ります!
白菜と長ネギは2cm幅程度の斜め切りにします。
しめじは石づきを除きほぐします。
ニンニクは皮と芯を除き、包丁の背を使い軽くつぶします。
しょうがは薄切りにします。
仕上げ用の三つ葉は3cm幅程度に切ります。
鶏手羽先と鶏手羽中に軽く塩をまぶします。
鶏手羽先と鶏手羽中に小さじ1/4程度の塩をふり、全体にまぶします。
鍋にごま油を入れ火にかけ、鶏手羽先と鶏手羽中を皮面から入れます。
鍋にごま油を入れ火にかけ、鶏手羽先と鶏手羽中を皮目から入れ、皮面に焼き色をつけます。
皮面がこんがりとしてきたら裏返し、白菜を入れます。
皮面がこんがりとしてきたら裏返し、白菜を入れます。
長ネギとしめじ、ニンニク、しょうがも入れます。
続けて、長ネギとしめじ、ニンニク、しょうがも入れます。
水と酒を加えて蓋をして煮ます。
水と酒を加えて蓋をして、10分ほど煮ます。
白菜にしっかりと火が通り柔らかくなったら鶏ガラスープの素を加えます。
蓋を開けて、白菜にしっかりと火が通り柔らかくなったら鶏ガラスープの素を加え、さらに5分程に煮ます。
最後に味を調え、器に盛り付けます。
味を見て足りない場合は塩を加えて調整します。
器に盛り付け、仕上げにコショウを散らし、三つ葉を添えます。
おいしさのアレンジポイント!
辛めの味が好みの方は仕上げにラー油を加えても美味しいですよ。
<筆者情報>
SHINO
料理家。大学卒業後、航空会社勤務を経て、本格的に食の世界へ。料理教室「ごぼう茶.com」を主宰。フードコーディネーターとして、企業のメニュー開発やフードスタイリング、レシピ提供など食に関するあらゆる分野にて活動中。
※ 出典:JAグループ食や農を学ぶとれたて大百科
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=8