買う頻度が減った! 節約かつ家事がしやすくなる「消耗品の買い方」
掃除グッズやフィルターなど、毎日の生活に欠かせない消耗品。買う手間や環境への配慮を考えると、必要最小限にしてもっとラクに管理したい! と思いますよね。そこで今回は整理収納アドバイザーである筆者が、節約と家事負担の軽減を叶える“消耗品選びのコツ”をご紹介します。
1.ミニミニサイズのメラミンスポンジが便利!

毎日使う湯呑やコップ、ポットにつく茶渋。スポンジで洗っただけではスッキリ取れないと悩んでいませんか? 汚れたままお茶を飲むのもなんだか気になりますよね。
そんなときは、小さく切ったメラミンスポンジでさっとこすると、簡単に茶渋を落とせるのでとても便利です。

キューブ状にカットされた商品も売っていますが、筆者は大きいサイズのスポンジを購入し、3.5×2.5×1cmくらいの親指サイズに包丁でカットして使用しています。コップやポットの茶渋が気になったら、ミニミニスポンジを親指に当ててキュキュッとこすれば、あっという間にピカピカに!
大きいスポンジであれば、用途ごとにカットできるので使い勝手がいいんです。必要最低限の大きさにすることで、スポンジを買う頻度も半年に一度程度ですむようになりました。
茶渋を落としたあと、蛇口周りの水垢などシンク周りの気になる個所も一緒に磨くと一石二鳥ですよ。
2.ティッシュ&アルコールで拭き掃除も簡単!

掃除用のウェットシートは、テーブルの上や家の中のベタつき汚れをパパッと拭き取れる便利アイテム。ですが、わざわざウェットシートを購入しなくても、ティッシュとアルコールの組み合わせでも簡単に代用できます。
筆者宅では、リビングのティッシュケースと共に、『セリア』の「ワンプッシュお掃除ボトル」にアルコールを入れて一緒にセット。ティッシュをボトルの上部に当ててワンプッシュするとアルコールが染み出るので、簡単にミニウェットティッシュが作れます。
「ティッシュを取る」といういつもの動作に、「アルコールで濡らす」アクションをプラスするだけ! 汚れが小さいうちにさっと拭き取って掃除しておくことで、お部屋のきれいを簡単にキープできますよ。

気づいたときにさっと行動できる仕組みを作っておくと、放置された頑固な汚れを落としたり、強力洗剤でこすったりする手間がなくなり、こまめな掃除習慣を身につけられますよ。
3.フィルターレスドリッパーが手軽で省スペース!

在宅勤務中の夫は、以前まで市販のドリップパックでコーヒーを淹れていました。
ですが、自分好みのコーヒーを手軽に淹れたくて、現在はペーパーレスドリッパー付きのカップセットを愛用しています。

『BRUNO』の「コーヒードリッパー 一人用」は、目の細かいステンレスフィルター付きなので、抽出後は中身を捨て、水洗いだけで簡単にきれいに! 片付けもラクラクです。
フィルターはカップの中に入れられるので、場所を取らずに収納できます。ペーパーフィルターを購入する手間がなく、一人分のコーヒーを手軽に淹れられるので毎日大活躍です。
他にも、サイクロン式の掃除機に買い替えるなど、フィルター不要の商品を積極的に選ぶようにしています。フィルターレスでゴミを最小限に、こまめに捨てることで清潔感もキープ! 身近な行動からゴミの量を減らしていきたいですね。
スポンジやフィルターを買い揃えるという小さな家事も、種類が多ければ管理が大変。1つ1つ見直してみると、工夫できるポイントがきっと見つかるはず。
この機会に見直して、家事の削減や節約、エコにつなげてみてはいかがでしょうか?
のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram▶@non.karoyakani