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低カロリーおやつにアレンジ!【管理栄養士直伝】余ったチョコでも作れる「お手軽スイーツレシピ」3つ

バレンタインデーに向けて、チョコレートを買ったりお菓子作りをしたりする方もいるのではないでしょうか。しかし、材料を多めに買いすぎて、余らせてしまうこともあるのでは? そこで今回は、余ったチョコレートでも作れるヘルシーなアレンジレシピをご紹介します。オーブンいらずで簡単に作れるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。

ヨーグルトティラミス

ヨーグルトティラミス

【材料(2人分)】
・ヨーグルト:400g
・チョコレート:30g
・グラニュー糖:大さじ4
・ココアパウダー:適量

【作り方】
1.ヨーグルトを水切りする。キッチンペーパーを敷いたザルにヨーグルトを入れて包み、一回り小さいボウルなどを下にセットし、ラップをかけて冷蔵庫で一晩置く。
※急ぎの場合は上から重しをして1時間ほど置く。
2.水切りしたヨーグルトにグラニュー糖を加えてよく混ぜ合わせ、半分ずつに分ける。
3.チョコレートを細かく刻んで湯煎で溶かしたものに、半量分の水切りヨーグルトを少しずつ混ぜながら加え、チョコヨーグルトにする。
4.残りの水切りヨーグルトを器に入れ、3を上から流し入れる。
5.茶こしにココアパウダーを入れ、表面にふりかけて完成。

【ポイント】
チョコレートは冷めると固まりやすいので、熱いうちに混ぜましょう。ティラミスは本来、生クリームやマスカルポーネチーズを使用するので脂肪分が多くなりやすいですが、ヨーグルトを使えば低脂肪・低カロリーで作れます。

チョコわらびもち風

チョコわらびもち風

【材料(2人分)】
・チョコレート:50g
・豆乳(牛乳でも可):200ml
・片栗粉:大さじ2
・水:大さじ1
・砂糖:大さじ2
・ココアパウダー:適量

【作り方】
1.チョコレートは細かく刻んでおく。
2.鍋に豆乳と砂糖を入れ、ヘラなどでかき混ぜながら弱火で温める。
3.2にチョコレートを加えてかき混ぜながら溶かす。
4.片栗粉を大さじ1の水で溶かし、3に加えて混ぜる。強い粘りが出てきたら、さらに1分ほど練るように混ぜて火を止め、粗熱をとる。
5.ココアパウダーを入れたバットに、4の生地をスプーンで一口大に丸めて落とし、ココアパウダーをからめれば完成。

【ポイント】
片栗粉はだまになりやすいので、鍋に入れた後は手早く混ぜましょう。冷蔵庫で冷やしてもおいしいですが、硬くなりやすいので出来たてをいただくのがおすすめです。

オートミールチョコ蒸しパン

オートミールチョコ蒸しパン

【材料(2人分)】
・オートミール:60g
・チョコレート:30g
・豆乳(牛乳):140ml
・玉子:1個
・ココアパウダー:大さじ1
・砂糖:大さじ1と1/2
・ベーキングパウダー:小さじ1

【作り方】
1.ボウルにオートミールと豆乳(または牛乳)を入れて混ぜ合わせ、10分ほど置いてなじませる。
2.1に玉子とベーキングパウダー、砂糖、ココアパウダーを加えて混ぜる。
3.チョコレートを湯煎または600Wの電子レンジで2分加熱して溶かし、2に混ぜる。
4.耐熱容器に3を流し入れて600Wの電子レンジで3分加熱する。竹串を刺して生地がくっつかなければOK。くっつく場合はさらに1分ずつ加熱しながら火を通す。
5.粗熱が取れたら食べやすい大きさにカットして完成。

【ポイント】
耐熱容器は四角いものがおすすめです。砂糖はお好みで量を調整してください。オートミールを使用することで、低カロリーかつもちもちとした食感の蒸しパンが作れます。

低カロリーなチョコレートレシピをぜひ試してみて

チョコレートを食べる機会が増えるバレンタインの季節。ダイエット中の方はできるだけカロリーを抑えたいですよね。今回ご紹介したレシピは、生クリームやバターなどを使わない、ヘルシーなものばかり。普段のおやつとしても、ぜひ一度作ってみてください。

寺内麻美
管理栄養士を取得後、病院での給食や栄養管理、クリニックで生活習慣病予防のための食事指導に携わる。現在はダイエットサポートやレシピ制作、根拠のあるデータをもとに食や健康コラムの執筆などを行なっている。