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結局、痩せません! 女性約100人調査「やめてよかったダイエット」

気温はまだまだ高く、薄着で過ごす日が続いていますね。そんな時、去年よりもTシャツがピッタリしていたり、二の腕がプニプニしていると頭をよぎるのが「ダイエット」の5文字。今回はanan Beauty+ clubのメンバーに「やめてよかったダイエット」「無理せず続けられる痩せ習慣」について徹底ヒアリングしました! 

ダイエットをしたことがある女性の割合は…

ダイエットをしたことがありますか?

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずはanan Beauty+ clubのメンバーにダイエットについて聞いてみました。すると、約8割の方が「ダイエットをしたことがある」と回答。ヘルシーなカラダを保つために、工夫をしている方が多いようです。

anan Beauty+ clubのメンバーは、どんなダイエットをしているのでしょうか。さっそく深掘りしていきましょう!

今までで一番、効果のあったダイエットは…?

まずは、今までで一番効果のあったダイエットについて聞いてみました!

食事を工夫する

「よく噛んで食べるダイエット! あとは、家では小皿に小分けにして食べたりしました」(25歳・会社員)
「適度な食事制限。いつもより食べる量を7割くらいに減らしました。それから、夕食から寝るまでの時間をなるべく長くとって、食べたものをしっかり燃やすように気をつけました」(35歳・専門職)
「主食をお米から豆腐に変えました。豆腐って意外とアレンジが効くんですよ。カレーのルーをかけてランチにしたり、きなこと黒蜜をかけてデザートにしたりしていました」(32歳・主婦)

運動をする

「結婚式前にリングフィットを買って毎日のようにやっていたら、少し痩せました」(30歳・公務員)
「ダイエットの意識はありませんでしたが、結果的に一番効果があったのはダンスです。週に3日、2時間のレッスンで体幹トレーニング・振り入れをしていたら、腹筋・背筋・ヴィーナスライン・天使のエクボがいつの間にかできていました」(35歳・自営業)
「週2回プロテインを飲みながらジムに通いました。継続は力なり」(38歳・専門職)
「ピラティスを毎日すること。体重はあまり変わらなかったのですが、姿勢が良くなるので見た目がだいぶスッキリしました」(29歳・主婦)

食事を工夫するかたと、運動をするかたに大きく分けられるようです。あなたはどちらのタイプですか? 食事・運動の両方を意識できると、よりスピーディーに効果が出ますよね。例えば食事制限が苦にならないタイプのかたは、歯磨きの時に「ながらスクワット」を取り入れてみるなど、普段はしないダイエット方法にもトライしてみては。

うまくいかなかったダイエットについて教えてください

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きっとみなさんも経験がある、ダイエットにまつわる挫折。ダイエットしていたけれど、途中でやめてしまった、続かなかったエピソードについても聞いてみました!

「食事制限は続きませんでした。元気が出なくて、体調が悪くなりそうで怖かったのでやめてしまいました」(25歳・会社員)

「カロリー計算をするダイエットを始めたのですが、すぐにやめてしまいました。外食やコンビニ弁当ならすぐに数字がわかりますが、自炊したときにいちいち計算するのは面倒で…。ダイエットには挫折しましたが、カロリー計算から解放されたことでストレスはなくなりました(笑)」(30歳・公務員)

「炭水化物抜きダイエットをしようと何日か頑張ったのですが、やめました。頭痛がするなど、体調が悪くなるのを感じて…。『健康第一』と思い直しましたね。食べる量を減らす時は、栄養にちゃんと気を遣ったほうがいいと思います」(30歳・公務員)

「ビールが好きすぎて、結局ダイエット中もやめられませんでした。糖質ゼロのを選ぶようにしていたから、ギリギリセーフ!? 今では『主人と晩酌することも、大事なコミュニケーション』と開き直っています(笑)」(32歳・主婦)

過度な食事制限で、健康に影響があったという声が多数寄せられました。短い期間で結果が欲しい気持ちはわかりますが、無理な減量はリバウンドにもつながります。栄養バランスに気をつけながら、ヘルシーなカラダを目指すようにしてくださいね。

無理せず続けられるダイエット習慣は?

日々の暮らしに活かせるような、無理のないダイエット習慣、太りにくくなる習慣についても徹底ヒアリング! 美容意識の高いanan Beauty+ clubのメンバーらしい回答が寄せられました。

「食べないダイエットは無理だったけれど、1日2食なら続けられます。朝と昼をしっかり食べて、夜はプロテインだけにするのがおすすめです」(34歳・会社員)

「食べる時間と寝る時間の間をあける。『食事の時間だから』となんとなく食べるのをやめて、お腹が空くまで我慢するようにしたら、間食をとらなくなりました。それから、食べた後にはできるだけ歩くようにしたり、体を動かすように気をつけています」(39歳・専門職)

「周りの人とダイエット状況をシェアする。オンラインでもいいから仲間を探す」(33歳・会社員)

「日々の生活が大切だと思う。その中でも食べるものは特に大事。味付けを薄味にするようにしたら、少しずつ痩せました」(38歳・自由業)

「毎日体重を測る。腸にいいドリンクを毎日飲む」(32歳・会社員)

「間食をせずに満足感が得られる食生活をすること。何かを我慢してると思うと、もっと食べたくなったり、ストレスになるから」(34歳・専門職)

小さな工夫を積み重ねて、理想の体型をキープしている様子がうかがえました。短い期間で急激に体重を落とそうとしても、うまくいかないことが多いですよね。テスト前に知識を詰め込んでも、結局いい点は取れないのと同じこと!? たまに無理をしてキツいダイエットをするよりも、ヘルシーな痩せ習慣を当たり前にすることで、健康にも美容にも嬉しい効果が期待できますよ。

大切なのは、自分にとってベストな体型をキープすること

アンケートを通じて痛感したのは、anan Beauty+ clubのみなさんが「自分にとってベストな体型」をゴールにダイエットをしているということ。「とにかく体重を軽くしたい!」と、0カロリーゼリーばかり食べていた時代のある筆者は、感慨深くなりました…(笑)。令和のダイエットは、健康美を目指すものですね。

人と比べる必要はありません。「体が重くて疲れやすいから、去年の体重に戻したい」「お気に入りの洋服を着こなして、ご機嫌に過ごしたい」と思ったときが、無理のないダイエットを始めるチャンス! 続けられる健康習慣で、ヘルシーボディを手に入れましょう。

(C)kei_gokei/Getty Images