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やめたらラクになりました! ズボラなファッションライターが実践する「ニットの簡単お手入れ」

今の時期は毎日のように手に取るニットですが、お手入れに悩むことはありませんか? たくさんのニットをもっている筆者のお手入れはとってもシンプル。実践しているニットのお手入れ方法をご紹介します。

1シーズンに1回、クリーニングに出すだけ

Ⓒ桐生奈奈子
Ⓒ桐生奈奈子

毎回洗うとニットの繊維が傷んでしまうので、クリーニングはワンシーズンに1回程度にしています。ニットの洗濯に失敗すると、縮みや型崩れが起きたり、ニットのふっくら感がなくなったりすることも。洗濯で失敗するくらいなら、洗わないというマイルールで、シーズン終わりにクリーニング屋に出すだけにしています。

普段の手入れは吊り下げて乾かすだけ

Ⓒ桐生奈奈子
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では、どのように扱っているのかというと、着た後に約1日ハンガーに吊るしておきます。インナーを着ているので汗が直接当たることはほとんどないという考えから、吊るすだけで簡単にお手入れしています。

毛玉が気になったときはブラシでサッとケアする

Ⓒ桐生奈奈子
Ⓒ桐生奈奈子

外側についたホコリなどは、ブラシでケアするだけ。といっても実際のところはほとんどしておらず、ワンシーズンに2回くらいかもしれません。ニットはもちろん、コートもブラッシングすることがあります。

毎日同じニットを着続けない

そもそもニットの負担を減らすために、同じニットを着続けないようにしています。たくさん汗をかく日など、洗濯をしたくなりそうな日はもともとスウェットで出かけるように気をつけていますよ。

ウォッシャブルニットのみ定期的に洗う

Ⓒ桐生奈奈子
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自宅で洗えるウォッシャブルニットのみ、ワンシーズンに数回洗濯。見た目からして“ふっくらしている”ものは、縮む可能性が高いのでクリーニング屋にお願いします。

過去にカシミヤ入りのニットを自宅で洗った際、色ムラができてしまったこともありました。カシミヤなしのニットでも、縮んだりして着たときの印象が大きく変わることがあるので、できるだけ洗わないで済むよう大切に扱っています。

来年もきれいに着るためにクリーニング代は惜しまない

Ⓒ桐生奈奈子
Ⓒ桐生奈奈子

あまり着なかったということで、クリーニング屋にも出さずに翌年を迎えると、見えなかったシミが色濃くなってしまったことも…。来年もきれいに着たいのであれば、そこは惜しまずクリーニング屋に出しましょう。

ズボラでOK! ニットのお手入れはもっとシンプルで大丈夫

インナーを着たりレイヤードしたりもするので、汗汚れの心配はほとんどせず、ニットを少し休ませてまた着るというサイクルを繰り返しています。毎回洗っていなくてもそこまで汗などのにおいを気にせずにいるのですが、みなさんはいかがでしょうか? 洗って縮み、捨ててしまうよりもずっと経済的だと感じています。お気に入りのニットこそ洗わないというズボラルール、よかったら実践してみてください。

筆者情報

桐生奈奈子
ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111