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実は傷つけている? 女性約100人の本音 「妊娠中・出産後に言われて嫌だったこと」

美容やエコに関心の高い女性たちが集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「妊娠&出産」をテーマにアンケートを実施。妊娠中または出産直後に言われて嬉しかったことや傷ついてしまったこと、喜んでもらえる出産祝いについて聞きました。経験者だからこその意見、参考になること間違いなしです!

女性たちの「妊娠&出産」について大調査!

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今回は、anan Beauty+ clubのメンバーに「妊娠&出産」をテーマに調査。なかなか聞けない女性たちの本音とは?

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

Q. 妊娠中&出産直後に言われて嬉しかったこと

まずは「妊娠中または出産直後に、言われて嬉しかったことを教えてください!」と聞いてみたところ、

「初めての子育てで、必死になって夢中であれこれやっていた時に『あなた頑張ってるわよ』と母に言われてビックリ。自分はぜんぜん子育てに対して追いつけなくて、ちゃんとしてないと思っていたから嬉しかった」(37歳・会社員)

「妊娠してからおなかの子どものことばかり言われるようになって『元気な赤ちゃんを産んでね』と言われることがすごく重かった。でもカフェで出会ったおばあちゃんに『あなた自身を大事にね』と言ってもらえて、泣きそうなほど嬉しくて今でも忘れられない」(39歳・専門職)

「不妊治療をしての妊娠だったので、事情を知っていた同僚が涙を流して喜んでくれた」(40歳・専門職)

「かわいいねと声をたくさんかけてもらえて嬉しいです」(35歳・会社員)

「産後に結婚式を挙げた時『背中が綺麗』とほめてもらった。授乳中でエステに行けなかったけど、自分なりにダイエットを頑張ってよかったと思えた」(34歳・主婦)

今回のアンケートでは、赤ちゃんについて褒められるのはもちろん嬉しいものの、妊娠中や子育て中の苦労に寄り添ってくれるなど、自分に対しても言葉をかけてもらえることに嬉しいと感じた人が多いようです。

妊娠と出産を経験をしていない人は特に、ママさんに対して、赤ちゃんのことばかり聞いてしまったり、赤ちゃんにばかり関心がいきがちかもしれません。筆者は子どもがいない出産未経験者ですので、これからはもっとママさんの気持ちに寄り添える言葉をかけたいと思いました。

これを言われたら、傷つきます!

続いて「妊娠中または出産直後に、言われて傷ついたこと」についても聞きました。

妊娠中だと気づかれずに怒られてしまい…

「バスで座っていたら『なんであんたが座ってるの! 席譲りなさい!』とおばさんに怒られました。マタニティマークをつけてたいたのにショックでした」(39歳・専門職)

確かめもせず、頭ごなしに怒るひとにはなりたくないですね…。妊娠中の人は、カラダに負担をかけないことが大切。バスや電車の優先席にどんどん座るべきです!

買い物をしていただけなのに「かわいそう」と言われてしまい…

「ワンオペだと買い物に行くのも大変で、産まれたての赤ちゃんを連れて買い物に行ったんです。そしたらお店の人に『かわいそうなことをしている』と言われました。赤ちゃんから目を離すなとも言われるし、もうどうすればいいの! と憤りました」(37歳・会社員)

店員さんがそんな失礼なことを言うとは驚きです…。ママさんの事情も知らずに、適当なことを言うお店にはもう行かなくていいに一票!

出産時のトラブルにとどめの一言…

「出産直後、トラブルで出血が止まらなくなってしまったんです。助産師さんは『大丈夫よ!』と励まし続けてくれましたが、お産を担当した医師には『こういうことはめったにないんだけどね』と言われてしまい、死ぬのかなと思いこわくなりました。すごく傷ついたので、助産師さんにこっそり訴えました。その後、出血が止まらず処置のため大きな病院へ救急搬送されてまた出産した病院に戻ると、無料で一番良い部屋にグレードアップされていました」(40歳・専門職)

言う必要がないことを言ってくる人っていますよね。悪気なく言ってきたとしても、妊婦を不安にさせるなんてひどいです。しかし医師の方は、言った後すぐに反省したのかもしれませんね。無料で一番良い部屋にグレードアップは羨ましい!

経験者に聞いた「喜んでもらえる出産祝い」

最後に妊娠&出産経験者の女性たちに「喜んでもらえる出産祝い」についても教えてもらいました。

「2人目の出産祝いの場合は、もうおくるみや服などは揃ってると思います。そのため友人には離乳食やおやつをたくさんあげたら、喜んでもらえました!」(31歳・会社員)

「子どものものではなく、あえてママが頑張ったということで、高級なパジャマをあげたらとても喜んでもらえた」(36歳・専門職)

「少し大きめの洋服。新生児や乳児の服はたくさんもらうし、すぐ着れなくなるので、少し成長してから着られる服は喜んでもらえた」(39歳・主婦)

「私自身、友だちからそうしてもらって嬉しかったのは"予算を伝えて欲しいものをプレゼントしてもらうこと"。抱っこ紐や自分では買わないハイブランドの子ども服など、本当に欲しいものをプレゼントしてもらえて助かった」(38歳・主婦)

さすが妊娠、出産を経験した女性たち。参考になる回答ばかりです。出産祝いだからだといって赤ちゃんのものを必ずあげるとは決まっていませんから、ママが喜ぶものをあげるのも素敵!筆者は友人に、赤ちゃん用のスタイや洋服をあげたことがありますが、今思うと、すでにたくさんもらっているものをあげてしまっていたかも。

他の人とかぶらなそうなものや、友人であればあらかじめ欲しいものを聞いておくというのも大いにアリです。また他には「名前入りのぬいぐるみ」「おむつタワー」というコメントも挙がりました。

いかがでしたか。将来的に妊娠、出産をしたいと思っている人はもちろん「妊娠出産が自分には遠いかも…」と思った人こそ、ぜひ今回のアンケート結果を参考にしてください。

(C)HETAREPANDA/AdobeStock