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汗や加齢による体臭、 圧倒的に防げます! 女性約100人調査「夏のニオイ対策」

湿度も温度も上がって、汗もだらだら。ニオイが気になる時期になってきました。満員電車やすれ違いざまなど、あらゆるタイミングで気になる人のニオイ。そこで今回は、anan Beauty+ clubに所属する女性たちに「ニオイ」に関するアンケートを実施。ニオイの予防や対策として行なっているルーティンについても聞いてみました。

「体臭」に関するエピソードを教えて!

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anan Beauty+ clubのメンバーに体臭に関するエピソードを募集したところ、たくさんのエピソードが。みなさんどのような体験をされてきたのでしょうか。

「マスクの着用が個人の判断に委ねられるようになったので、暑い日に電車の中でマスクを外してみたのですが、思ったより人の汗や体臭ってキツかったんだなと思い出しました…」(27歳・会社員)

マスクを外すと、思っていた以上に人のニオイが気になるという意見が多くありました。特に電車は閉鎖された空間。ニオイがこもりやすいので、暑い季節は気になります…。

「夏場の満員電車、汗ではりついたシャツを着たかたと密着せざるをえなくなり、そのうえニオイが気になるので涙目になりながら次の駅で降りました」(40歳・専門職)

人の体臭が原因で電車を途中下車したというコメントも多数! 筆者も辛くて違う車両に乗り換えたことがあります。満員電車は逃げ場がないので、特に辛いですよね。

「好きな人の体臭が原因で、付き合えませんでした…」(31歳・会社員)

好きという気持ちより、体臭が気になるという気持ちが勝ってしまったとのこと。付き合ったら一緒に過ごす機会が増えると思うと、ニオイの相性も大切ですね。

「自転車で後ろから追い抜いて行った人の体臭がキツかった」(39歳・専門職)

誰かとすれ違うタイミングは、意外とニオイが気になるもの。自分も気をつけたいものです…!

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

実際にしている体臭予防と対策

人の体臭と違って、自分の体臭には気づきづらいもの。知らないところで自分も誰かに迷惑をかけているかも…!? そこで、そうならないように行なっている体臭対策について聞いてみました。

「制汗シートで汗を拭く。家を出る前にワキに制汗スプレーをかける。足のニオイをおさえられるクリームを使う」(27歳・会社員)

3コンボで徹底対策! ワキのニオイを気にされる方が多いのですが、足や頭など、他の部分からニオイのもとが発生していることも。気になる方は各パーツのケアを心がけてみて。

「殺菌成分が入っている制汗剤を使う」(35歳・会社員)

さまざまなタイプの制汗剤が発売されているので、どれを選ぶかは重要なポイント。ニオイ菌にアプローチしてくれる制汗剤は、ニオイを根本からケアしてくれそうです。

「運動をする日などはミョウバン入りの制汗デオドラントを使用(デオナチュレ)。これが圧倒的に効きます!」(31歳・専門職)

デオナチュレは、直に塗るタイプの制汗デオドラントシリーズ。有効成分であるミョウバンが、ニオイを元から防いでくれます。体臭ケアにおすすめのアイテムがたくさん発売されているので、要チェックです!

「出かける前にAg+の『パウダースプレー(フローラルブーケ)』をシュッ。駅についたら汗をかいているので、マークスアンドウェブの『ボディ&フェイスクリアシート』でカラダを拭いて、シーブリーズの『デオ&ウォーター』を香り付けと清涼感のために塗ります」(40歳・専門職)

具体的なアイテムを3つ挙げていただきました。出かける前のケアでニオイを予防しつつ、汗をかいた後のケアもしっかりとされているようです。持ち歩きできるコンパクトなアイテムを見つけておくと外出先でも安心ですね。

「キャミソールのインナーではなく、ワキの汗も吸ってくれるTシャツタイプのエアリズムを着ている」(28歳・会社員)

ワキ汗は見た目もニオイも気になりがち。ワキまでしっかり覆われているタイプのインナーを着用していると少し安心できそうです。エアリズムは汗をよく吸う素材なので、夏のインナーに最適ですね!

「加齢臭」に関するエピソードを教えて!

年齢を重ねると、加齢臭も気になるところ。そこで、人の加齢臭が気になったエピソードについて聞いてみました。

「私の子どもが、母に会うたびに『ばあば、くさい!』と面白がって言ってしまうので、母がショックを受けてしまった」(33歳・主婦)

子どもの発言って、たまにストレートで重いパンチを打ってくることがありますよね…。お母様へのフォローは、大人の出番です!

「父のニオイが気になります。柿渋ボディーソープを買ったのですが、使ってくれません」(40歳・専門職)

対策アイテムを贈っているところがお優しい! 自分のニオイには気づきにくいため、お父様自身はまだ大丈夫だと思っているのかも…?

「妊娠した時に夫の加齢臭が気になった。同じ枕を使って昼寝した時に気になった」(39歳・専門職)

妊娠中はニオイに敏感になる方も多いよう。将来のためにも、これを機に加齢臭対策を始めてもらうのもありかも。

実際にしている加齢臭予防と対策

メンバーの中には、加齢臭について早めの予防や対策をしている方も。どのような対策をしているのか教えていただきました。

「コットンで収れん化粧水を使う時に耳の後ろや首まで拭き取るようにしている」(39歳・専門職)

耳の後ろは汚れが溜まりやすい部分。シャンプーの洗い残しなどもニオイの原因となるため、気にしてみてください。

「食べ物に気をつける」(40歳・会社員)

食べるものを変えることで、加齢臭予防になるのだとか。酸化を抑えてくれる食品がいいとされているので、意識的にビタミンCやビタミンEなどを摂取してみるといいかも。

「ケミカルな香料のあるボディクリームとかはやめています」(46歳・自営業)

香料が直接加齢臭につながるというよりも、いろいろな香りが混ざることで不快な香りになってしまうことはありそう。香りものをたくさん使っている方は相性に注意してみると良いかもしれませんね。

周りへの配慮を忘れずに!

人の体臭で嫌な思いをすると、「自分は大丈夫かな…」と不安になってしまう人も多いことでしょう。自分のニオイにはなかなか気づけないため、普段からある程度配慮しておくことが大切。ぜひ女性たちの予防や対策を参考に、ニオイ対策を始めてみてはいかがでしょうか。

筆者情報

筆者情報 (比嘉桃子)

比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。

(C)Hiro Kamijo/Getty Images