いまわたしたちにできること~美容・健康・環境も~

トイレ、キッチンに手拭きタオル、本当に必要? 女性約100人調査「我が家のタオル事情」

anan Beauty+ clubに所属する女性約100人に、入浴後にバスタオルを使用しているか、キッチンやトイレにタオルを常設しているかなど、タオルにまつわるアンケートを実施。タオルを使う派と使わない派にそれぞれ理由も聞いてみました。当たり前だと思っていたタオル、もしかしたらなくてもいいものかも? この機会に、ご自身の家のタオル事情を見直してみてはいかがでしょうか。

各部屋でのタオル使用率を調査!

タオル トイレ キッチン 風呂 バスタオル

「水回りにはタオルが必須」と考えているかたもいるかと思いますが、実は少しずつタオル離れしているという噂も…。そこで、女性たちが各部屋でどの程度タオルを使用しているのか、anan Beauty+ clubのメンバーにアンケートを実施しました。

タオルを使う人、使わない人それぞれにその理由も調査。ぜひご自身の生活と照らし合わせながらチェックしてみてください。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

お風呂のバスタオル使用率

お風呂のバスタオル使用率

まずはお風呂でバスタオルを使っているかどうかについて。女性たちにアンケートをとった結果、8割の方がバスタオルを使用すると回答していました。使う派、使わない派それぞれ理由を見てみましょう。

バスタオルを使う理由

「小さいタオルがびしょびしょになるのが嫌で、大判のバスタオルでないと安心できません」(31歳・自営業)
「髪が長いのでフェイスタオルだと足りない」(32歳・その他)
「バスタオルといっても、小さめのものを使用している。大きいと洗うのがめんどくさい」(39歳・専門職)

バスタオルを使わない理由

「フェイスタオルで十分全身を拭き取れるから」(35歳・会社員)
「洗い物が面倒だからフェイスタオル」(40歳・専門職)

バスタオル派の中にも、洗うのが面倒というコメントが見られました。たしかに大判のバスタオルはかなりかさばる洗濯物。数枚入れるだけで洗濯機を圧迫することもあるため、なるべくコンパクトにしたいという方が増えているのかもしれません。

ちなみに筆者はバスタオル必須派。フェイスタオルに移行したいのですが、どうしても落ち着かず現状を維持しています。洗濯物がひっ迫しないよう、夫のバスタオルは2日に1回の洗濯で済ませることも…。

キッチンのタオル使用率

キッチンのタオル使用率

続いてはキッチンのタオル使用率について。こちらはバスタオルよりも高く、9割の方がタオルを使っているとのことでした。それぞれの回答理由をご紹介します。

キッチンでタオルを使用する理由

「紙で拭くのはもったいないかなと思う」(32歳・会社員)
「手を拭くのに使う。いちいち使い捨てを使うのももったいないので」(31歳・自営業)
「1人につき1つタオルがある。ただ、キッチンペーパーや手拭き用のタオルもあり、場合によって使い分けている」(39歳・専門職)

キッチンでタオルを使用しない理由

「洗い忘れとかで汚い気がしてペーパータオルを使用」(40歳・専門職)

タオルを使用する理由としては「使い捨てはもったいない」というコメントがもっとも多く見られました。頻繁にキッチンを利用する方であれば、タオルの方が経済的かつ環境にやさしいかもしれませんね。

一方タオルを使用しない方は衛生面を気にされているよう。キッチンは雑菌が繁殖しやすい空間。タオルをこまめに洗濯するのが面倒な場合は、ペーパータオルの方が衛生面を保てそうです。

トイレのタオル使用率

トイレのタオル使用率

最後にトイレでのタオル使用率を調査。お風呂でのバスタオル、キッチンタオルと比べて使っている方は6割と低い結果となりました。こちらもそれぞれコメントを見てみましょう。

トイレでタオルを使用する理由

「当たり前だと思ってた…普通にあります」(39歳・専門職)
「トイレの中に手洗いがあるので」(32歳・会社員)

トイレでタオルを使用しない理由

「絶対に洗面所で石鹸で手を洗うからトイレ内には設置していない」(35歳・会社員)
「以前は使っていたが、引っ越した先にタオル掛けが無く、ペーパータオルに変えた」(39歳・その他)

トイレにタオルは当たり前、という考えの方も多いよう。筆者も当たり前のように掛けていましたが、実際は洗面所で手を洗うことが多く、ほとんど利用していません。これってもしかして要らないのかも…?

使用していない人の中には、ペーパータオルを使っているという方も。衛生面だけでなく、手間を考えてもペーパータオルを使うのもありかも。

タオルの置き場所の見直しに!

女性たちのタオル事情についてご紹介してきました。

筆者はこれまで当たり前のように各場所にタオルを設置していたのですが、もしかしたら必要ない箇所もあるのかもと考えるように。とはいえ置いておきたいところもあるので、使い捨てのアイテムなどとうまく共存していけたらなと思っています。

便利さ、洗濯の手間、衛生面などさまざまな観点があるかと思いますが、それぞれバランスの取れたタオルの使い方を考えてみてはいかがでしょうか。

筆者情報

筆者情報 (比嘉桃子)

比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。

(C)Oscar Wong/Getty Images