なぜかおならが止まらない… お腹の調子が悪いときの「寝ながらできる簡単習慣」
ガスが溜まってお腹が張る、おならが止まらない…そんなときは腸の運動が鈍っているかもしれません。まずは1週間、腸の調子を整えることから始めてみましょう。今回は、ヨガインストラクターの筆者が朝晩で行うお腹ケアをご紹介します。
お腹がキュルキュル鳴りませんか?
食べすぎや偏った食生活などのせいで腸内環境の乱れが起こると、おならが止まらなかったり、空腹でもないのにお腹が鳴ったり、残便感やお腹の張りなどに悩まされたりすることがあります。
まずは腸内環境を整えるための食生活の改善や、朝の白湯などを続けてみることが大切。そのうえで、お腹を整えるストレッチを朝晩の日課にしてみましょう。
朝晩5分の腸を整えるストレッチ
1.仰向けに寝ます。
2.両脚を持ち上げて、右脚を上にして軽く足を組みましょう。
3.両方のすねを重ねた状態が離れないように注意しながら、足の裏を床に下ろします。
4.息を吸います。息を吐きながら両方のすねが離れないようにして脚を左に倒します。このとき腰からねじらず、脚から倒すようにしましょう。
5.息を吸いながら両脚を戻し、息を吐きながら反対側へ倒します。
6.左右セットで1回として、10回繰り返します。組む脚を入れ替えて同様に行いましょう。
空腹時に行いましょう
このストレッチは空腹時に行うことが大切です。食後に行うと、お腹が苦しかったり痛くなったりする可能性があります。
ポイントは下半身からねじること。腰からねじると腸を整える効果を得にくくなるので、下半身を倒したうえで、補助として腰をねじるように意識してみましょう。朝晩ベッドの上でできますので、まずは1週間続けてみてくださいね。
©Graphicroyalty/Adobe Stock
筆者情報
上村由夏
「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】と、日本古来の体の使い方ナンバのエッセンスを利用し、骨格を整える姿勢ケアをホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より「心と体と女性の生き方」講座として心体の整え方、これからの時代のウェルビーイングを提案する【美道】講座を開講。