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効率よく“痩せ体質”を手に入れたい…!【骨格タイプ別】おすすめ簡単習慣

皆さんは自分の骨格タイプをご存じですか? 骨格タイプは、持って生まれた体の特徴から3つのタイプに分類されます。自分の骨格タイプを知ることで、自分に合う運動方法や似合うファッションがわかるようになるかも。現役ヨガ講師の筆者が、骨格タイプ別のおすすめエクササイズをご紹介します!

まずは自分の骨格タイプを知ろう

効率よく“痩せ体質”を手に入れたい…!【骨格タイプ別】おすすめ簡単習慣

骨格タイプは、大きく「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3つに分類されます。まずは自分がどの骨格タイプに当てはまるかをチェックしましょう。

骨格ストレートタイプの特徴

・立体感がある
・グラマラス体型
・バストやヒップの位置が高め
・デコルテや胴回りに厚みがある
・おへその位置が高く足が長い
・胴が短く、くびれができにくい
・筋肉がつきやすい
・肌や体など、全体的にハリや弾力がある
・上半身にボリュームがある
・お腹周りに肉がつきやすい

骨格ストレートタイプにおすすめのエクササイズ

骨格ストレートタイプの人は、上半身からお肉がつきやすい傾向が。二の腕や太ももが張りやすく、脂肪も筋肉もつきやすいので、トレーニングをしすぎるとガッチリした印象になってしまう可能性があるでしょう。

骨格ストレートタイプの人におすすめなのは「有酸素運動」です。お腹や二の腕など、気になるパーツを引き締めつつ、肉質が張りやすいのでマッサージも取り入れるといいでしょう。

有酸素エクササイズ

有酸素エクササイズ

1.肩下に手をつき、足を後ろに伸ばす。
2.左右の膝を交互に両腕の間にテンポよく引き寄せる。
※このとき腹圧を入れて背中をまっすぐにし、上半身がブレないように意識します。
3.30秒間連続で行う。

骨格ウェーブタイプの特徴

・曲線的な体型
・華奢で首が長い
・上半身が華奢でくびれがある
・バストや腰、ヒップの位置はやや低め
・下半身に重心がある
・ウエストとヒップの差が大きい
・下半身に肉が付きやすい
・筋肉より脂肪が付きやすい
・肌質は柔らかい質感

骨格ウェーブタイプにおすすめのエクササイズ

骨格ウェーブタイプの人は、下半身にお肉がつきやすいと言われています。多少太っても上半身は華奢なままでくびれが残りやすいため、太っても気づかれにくいです。また、肌質が柔らかいのでたるみが出やすく、上半身が華奢に見える分、痩せると胸元が寂しくなることも。筋肉がつきづらいので体が冷えやすく、代謝が下がり、そうなると体に脂肪がつきやすくなるのです。

骨格ウェーブの人は、「筋肉トレーニング」を取り入れると良いでしょう。全身を効率よく鍛え、ヒップアップを目指せる「スクワット」、そして胸周りのトレーニングがおすすめです。

全身を鍛えるスクワットエクササイズ

全身を鍛えるスクワットエクササイズ

1.足を腰幅程度に開き、足先はやや外側へ向ける。
2.吐く息とともに腰を斜め後ろへ下げ、膝はつま先より前に出ないようにする。
3.息を吸いながらお尻と内ももの筋肉を意識し、体を起こす。
4.姿勢を正し、休憩を入れながら10回3セット行う。

骨格ナチュラルタイプの特徴

・骨格がしっかりしている
・モデル体型
・太りにくい
・骨や関節が大きい
・お尻が平面的
・肩幅が広い、鎖骨がくっきり出る
・体に対して手足が大きめ
・筋肉も脂肪も感じにくい肌質

骨格ナチュラルタイプにおすすめのエクササイズ

骨格ナチュラルタイプの人は、太りにくく、太ったとしても全体的に均等に脂肪がつく傾向があるでしょう。お肉がつくほどに寸胴に見えるので、ウエストを鍛えてくびれを作るトレーニングがおすすめです。

筋肉も脂肪もつきづらいタイプですが、胸やお尻を重点的に鍛え、メリハリをつくるトレーニングが良いでしょう。

お尻とお腹に効かせるメリハリエクササイズ

お尻とお腹に効かせるメリハリエクササイズ

1.肩下に手をつき、四つ這いになる。
2.右足を後ろに引き、お尻の筋肉を意識して並行からやや上に足を持ち上げる。
3.吐く息とともにお腹の筋肉を意識しながら膝を顔に近づけ、背中を丸める。
4.休憩を入れながら10回3セット行い、反対側も同様に行う。

自分に合ったエクササイズで痩せ体質を目指そう

顔が一人一人違うように、体型もそれぞれ異なります。今回3つの骨格タイプをご紹介しましたが、なかには「どれにも当てはまらなそう…」という人もいるでしょう。その場合、最も近い骨格タイプのエクササイズから始め、無理のない範囲で続けてみましょう。ぜひダイエットの参考にしてみてくださいね!

©megaflopp/gettyimages

筆者情報

NATTY/池田夏子
YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。