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30代で気づきました! 約2か月で6㎏痩せた筆者が実感した「ダイエットの落とし穴」

理想の体重や体型を目指し、ダイエットに挑戦している人もいるでしょう。しかし、30代を迎えてからのダイエットには、気をつけておきたいポイントがいくつかあると考えています。今回は、30代前半にマイナス6kgのダイエットに成功した筆者が実感した「ダイエットの落とし穴」についてご紹介します。

年齢によって「ダイエットの取り組み方」は変わる

ダイエットの落とし穴1.年齢とともに感じる変化を受け入れる

「以前と体型が変わってきた」「長年、体型やスタイルにコンプレックスを感じている」といった理由から、ダイエットにチャレンジしている人や、挑戦しようかなと思っている人は多いはず。

筆者は、10代後半の頃に70kgに達したことからダイエットを始め、20代前半で55kgに。長らく体重をキープしていましたが、30代前半のときに約2か月で-6㎏のダイエットに成功しました。何度もダイエットをしてきたからこそ、年齢によって感じることも変わっていきます。

そこで今回は、エステティシャンの筆者が実感した「ダイエットの落とし穴」についてご紹介します。

1.年齢とともに感じる変化を受け入れない

筆者は10代・20代前半まで、「細くて痩せている=きれい・可愛い」「だからダイエットして痩せよう」という考えでした。その結果、無理な食事制限をして体調を崩し、肌荒れに悩まされたことも…。

また20代後半になると、以前と食事の量は変わっていないのに、太りやすく痩せにくくなった感覚があります。代謝が低下しやすくなったほか、脂肪がつく場所や気になる部位、ハリ、引き締まり感など、あらゆる変化を感じるように。

そして、30代で再びダイエットをして気づいたことは、「今までと同じテンションや考え方のままでダイエットをするのは難しい」ということ。年齢による変化を受け入れ、ダイエットの取り組み方を変えることが大切です。単に痩せるためではなく、“健康的な体を維持するために体の内側から整える”という考え方でダイエットに取り組むと良いでしょう。

2.無茶なダイエットによる痩せすぎは貧相に見えることも

無茶なダイエットによる痩せすぎは貧相に見えることも

短期間で体重を落としたり、過度に体重を落としすぎたりすると、デコルテや頬などが尖った感じになりがちです。また、年齢とともに若々しさ・ハリ・引き締まり感が気になってくると、貧相な印象にも見えてしまいます。

あわせて、代謝の低下、体重減少による体の不調、ホルモンバランスの乱れにも注意したいところ。体重だけを重視せず、痩せすぎないようにしましょう。

3.体調を考慮した痩せ方が大切!

体調を考慮した痩せ方と体型維持を意識しよう

筆者は30代になってから、“このラインは越えないでおこう”“だらしない体型にはならないように気をつけよう”という意識を今まで以上に持ちながら、日々の生活を送るようにしています。

例えば「ファストフード・揚げ物・インスタント食品ばかりに頼らず、栄養面を考えて手作りのものを食べる」「運動やストレッチなどで体を動かし、老廃物を溜め込まない」「姿勢・筋肉といった、引き締めた方がいい場所を確認する」など。

これらに意識を向けると、自然と食事や日々の行動が変化し、年齢に合わせたダイエットや体型維持ができるでしょう。

30代になると、日々の生活や行動が表情・仕草・体型に表れやすくなると感じています。太る原因は、日々の生活や行動の積み重ねであることがほとんど。それらを改善しながら、自分に合った体作りをしてみてください。

©Damir Khabirov/fizkes/Pheelings media/shutterstock

筆者情報

寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。
Instagram @laulea.beauty