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体が硬くてもOK! 1日の終わりに“脚の疲れ”が和らぐ「2分間の柔軟ストレッチ」

脚や体の疲れを溜めたままにしていませんか? あまりに疲れを溜めすぎると、むくみやダルさなどの不調につながります。そこで今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、1日の終わりにやりたい“脚の疲れが和らぐ”2分の柔軟ヨガストレッチをご紹介します。ベッドの上でできる動きなので、ぜひ覚えて毎日のルーティンにしてみてください。

その日の疲れはその日のうちに解消したい!

心臓から遠い下半身や足先は疲労物質が溜まりやすいため、むくみやすいという人も多いでしょう。少しの時間でも伸ばしたり緩め たりして、下半身の筋肉をしっかり動かすことは、“スッキリ脚”を目指すのにとても大切です。

しかし、疲れているとお風呂にゆっくり浸かることもできず、ジムやヨガスタジオに通う気力もない…。

そこで今回は、寝る前にベッドの上でゴロゴロしている時間を使って気軽に試せる“柔軟ストレッチ”をご紹介します。いくつかのポーズを組み合わせた2分間のストレッチです。

では、さっそくやり方をチェックしていきましょう!

脚の疲れが和らぐかも! 1日の終わりにやりたい「2分間の柔軟ヨガストレッチ」

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やり方を確認!

脚の疲れが和らぐ 2分間 ストレッチ

1.仰向けになり、ひざを立てます。腰周りを緩める意識で、両ひざを左右交互に倒しましょう

脚の疲れが和らぐ 2分間 ストレッチ

2.両脚を持ち上げ、両手で足のスネ、もしくはもも裏を掴み、ひざを胸に寄せます。股関節周りを刺激する意識で、体を小さくしましょう

脚の疲れが和らぐ 2分間 ストレッチ

3.右脚を前に伸ばし、左ひざを抱えて胸に寄せます

脚の疲れが和らぐ 2分間 ストレッチ

4.次に左脚を真上に伸ばし、もも裏を掴みます。余裕があれば、足首やふくらはぎに持つ手の位置を調整しましょう。右脚は前に伸ばしても、ひざを立ててもいいです

脚の疲れが和らぐ 2分間 ストレッチ

5.右ひざを立て、左の足首を右ももに乗せます。そして両手で右太もも、もしくはスネを掴みましょう。一方、左ひざは外に開き、右ひざを胸に寄せてください。左右に体を揺らすと、さらにお尻周りに刺激が入ります

脚の疲れが和らぐ 2分間 ストレッチ

6.左手の人差し指と中指で、左足の親指を掴みます。左のひざを体の外側に押し下げましょう。このとき、股関節周りを刺激する意識で行ってみてください
7.さらに余裕があれば、左ひざを伸ばせる範囲で伸ばてみてください。太ももの内側や股関節周りをさらに緩める意識で行いましょう
8.反対の脚も同様に行ってください
9.最後に両手で両ひざを抱え、大きく一呼吸入れてポーズを解きましょう

期待できるポーズの効果

・むくみを解消する
・疲労を回復する
・内臓の調子を整える
・全身の血行促進
・腰痛を軽減する
・お尻・脚を引き締める
・冷え性改善
・便秘の解消

さまざまな効果が期待できるポーズです! 1日の終わりの習慣にすると、きっと体が軽くなってくるはず。

1つのポーズに対して30秒程度、または3~5呼吸を目安に行ってみてください。

その日の体調や気分に合わせ、1つだけポーズを行ったり、余裕がある日は全てのポーズを通して行ったりと、ご自身の体と相談しながら取り組んでみてくださいね。

©Prostock-studio/Shutterstock

NATTY/池田夏子
YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。