すぐできるのに“下腹の贅肉”に効く! 1日1分でできる「ウエスト痩せ」簡単習慣
男女ともに“永遠の悩み”として聞くことが多い「ウエストのぜい肉」。みなさんはこの夏、自信を持ってお腹見せできますか? シックスパックにまでする必要は無いにしても、スッキリ引き締まったお腹を目指したい人もいるはず! そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者がたった1分でできる簡単な「お腹痩せエクササイズ」をレクチャーします! ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。
「下腹ぽっこり」になりやすい原因は?
特に女性に多いとされる、おへそから下の下腹がぽっこりと出てしまっている状態。「昔は出ていなかったのに……」と感じる方は多いのではないでしょうか?
まず主な原因として上げられるのは、年齢とともにおこる「筋力低下」。筋肉で支えている内臓が下垂することで、お腹がぽこっと出てしまうことも。
あとは「運動不足」や「食生活の乱れ」そして普段の「姿勢」などが考えられます。とりわけ、猫背や足を組む習慣がある人は要注意です!
姿勢を保つ働きを持つ筋肉をきちんと使えていないと、骨盤の歪みに繋がり体のバランスが崩れやすくなります。その結果、へそ下の下腹部や腰回りにぜい肉がつきやすくなるんです。
簡単にできる「1分お腹エクササイズ」
それでは、「お腹にアプローチする動き」を2つ合わせてご紹介します。
比較的簡単な動きなので、きっと毎日のおうち時間に取り入れやすいはず。早速やり方をみていきましょう!
1.仰向けになり膝を立て、足を閉じる
このとき骨盤がニュートラルポジションになるように、腰骨と恥骨を地面と平行にし、背骨と首が自然なアーチを描いている姿勢を作ってください。
2.吐く呼吸とともに膝を90度に曲げたまま、足の付け根から両足を持ち上げる
1~2の動きを勢いをつけずにゆっくりとコントロールしながら10回チャレンジしてみましょう!
なお、その際に注意したいポイントは2つ。
1.腰と地面の間は手の平一枚入るくらいにして、背中が反ったり丸まらないように行なう
2.足を上げるときも下げるときもゆっくり呼吸を止めずに行なう
続いて、1~2を10回チャレンジした後は、3~6を取り組みましょう。
3.膝を閉じたまま足を90度に保ち、股関節から膝まで地面と垂直に、膝から足首を地面と平行にした状態で両手を上げ頭の後ろで指を組みます
4.ゆっくりと頭を起こし腹圧を入れ、肋骨を締めます
5.吐く呼吸とともに右の肘と左の膝を寄せ、同時に右の足を伸ばします
6.ポジションを戻し、反対も同様に左の肘と右の膝を寄せます
反動や勢いを使わないようにお腹を締めたまま行なうのがポイントです。ゆっくりと「脇腹のひねり」を意識して3~6も10回行ないましょう。
動きのポイント
今回のトレーニングポイントは5つ!
1.呼吸を止めずに行なう
2.急がずゆっくりと、スローペースで行なう
3.使う筋肉を意識して行なう
4.お腹を締めたまま行なう
5.頑張りすぎずにリラックスして行なう
いかがでしたか? 慣れてきたら休憩を入れながら、2〜3セットほどチャレンジしてみてください。続けることで、体にも心にも少しずつ変化が現れてくるはずです。
自分の体調と相談しながら、できる範囲で挑戦してみてくださいね!
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NATTY/池田夏子
YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。