マスクの色でメイクも変えるべき…? 不織布マスクの色別「顔の印象がよくなる」アイメイクテク
マスク生活が当たり前になった今、「おしゃれを楽しみたい」「少しでも肌の色を明るく見せたい」といった理由から“カラーマスク”を取り入れる人が増えていますよね。ただ、色によって顔の印象をガラリと変えるため、なかなか手が出せない……と勇気が出ない人もいるはず。そこで今回は、カラーマスクの中でも人気の「ベージュ」「ピンク」「グレー」マスクがより映えるアイメイクテクニックをご紹介します。美容ライターの筆者がおすすめするカラーマスクもお伝えしますよ!
カラーマスク別「映えるアイメイク」のポイント
白や水色のような一般的な色のマスクに比べ、肌の色を明るく見せるなどファッション性もあると人気のカラーマスク。マスク生活が当たり前の今、「カラーマスクを使ってさらにメイクを楽しみたい!」と感じている人も多いでしょう。
各メーカーから続々といろんなタイプのマスクが発売されていますが、今回は人気の「ベージュ」「ピンク」「グレー」のマスクを使って、映えるアイメイクのポイントをご紹介します。
普段メイクで「カラーマスク」3種を比べてみた
まず、普段のメイクのままで3つのカラーマスクの見え方を比較してみました。
元の肌の色やパーツの形によって見え方や感じ方に個人差がありますが、以下のような印象を持つ人が多いのではないでしょうか。
・ベージュ
肌の色が明るくなるが、少し目元がぼんやりして見える
・ピンク
血色感が高まることで肌が明るくなり、瞳や眉毛の色味が濃く見える
・グレー
肌の色が若干暗く見え、パーツが強調されることで少し表情が強く見える。また、くぼみやクマなどの影部分がより濃く強調される
【ベージュマスク】目元をはっきりさせるアイシャドウを取り入れて
カラーマスクの中でも「ベージュ」は肌となじみやすいので初心者でも使いやすい色味です。
ベージュといっても、「ライトでイエローに近いベージュ」「落ち着きのあるブラウンに近いベージュ」などカラートーンはさまざまなので、自分の肌に近い色味のベージュを選ぶと自然な印象になりますよ。
ただ、肌の色を明るくやわらかな印象に見せる反面、少しパーツがぼやけて見えてしまうことも。目元をくっきり強調したい場合はアイシャドウの入れ方を工夫してみましょう。
ワンポイントメイクアドバイス
1.目を開けたときに見えるアイホール(目頭から黒目のふち/目尻から黒目のふち)に、ライトベージュ〜ゴールドベージュのアイシャドウをのせます。
2.下まぶた(目頭から黒目のふち/目尻から黒目のふち)も同じ色味をのせます。
3.黒目の上部分に濃いめのブラウンをアイラインのように色をのせます。
4.黒目の下部分にも同じ色を、まつげの隙間を埋めるようにのせます。
アイシャドウパレットでいうライトベージュとイエローベージュ(ラメあり)を1・2の工程で、濃いめのブラウンを3・4の工程で使用しています。
ベージュアイシャドウが目を開けたときにまぶたの立体感を演出し、黒目を強調するブラウンを目の際に入れたことで目元全体に引き締まり感が出て、瞳が強調されやすくなります。
ベージュマスクと同系色のアイシャドウを使用すると自然に仕上がりますよ。
【ピンクマスク】眉毛の形でやわらかな印象に
「ピンク」は「赤みの強いコーラル系のピンク」「淡いくすみピンク」など濃さや明度によって、肌の血色感やパーツの存在感が強く見えたりぼやけたりするなど、ピンクマスクの中でも色味によって見え方が変わりやすいです。
黄身がかった肌色、もしくはほんのり赤みのある肌色の人はコーラル系、透明感のある白っぽい肌、もしくは浅黒っぽい肌色はくすみピンクのマスクが相性がいい傾向。
ピンクマスクは可愛らしく、優しい印象を演出しやすいので、瞳を際立たせ、印象チェンジするには眉毛の形を工夫するといいでしょう。
ワンポイントメイクアドバイス
1.瞳の上部分にカーブをつけてアーチ眉を作ります。眉頭の角を丸めに仕上げ、眉中から眉尻に向かってアーチを作っていきましょう。
2.アイブロウパウダーを重ねる際、瞳の上部分は濃いめに、眉頭と眉尻は薄めになるようぼかします。
同じピンクでもストレート眉とアーチ眉と眉の形が違うだけで、表情が違って見えませんか? アーチ眉にすることで表情が柔らかく、瞳が強調されます。
【グレーマスク】ハイライトでくすみを飛ばして
「グレー」は「淡いライトグレー」「重めのダークグレー」がありますが、肌の色を明るく見せたい場合はライトグレーを選ぶのがおすすめです。
グレーはどうしても肌の色がくすんだように暗くみえたり、目元が強く見えたり、くぼみやクマなどの影の色が濃く見えたりする傾向があるので、ハイライトや明るい色のアイシャドウを使って明るさをプラスしていきましょう。
ワンポイントメイクアドバイス
1.眉毛の下の部分に、アイボリーやベージュ系の色味のアイシャドウを目の形に合わせてのせます。
2.1と同じ色のアイシャドウを目頭の少し内側から目尻に向かってのせます。
3.ラメ感のあるハイライトを眉頭の上にポンとのせて、眉中に向かって薄く広げていきます。
目元のハイライトとして、1・2のようなホワイトとライトベージュの2色でアイボリー系を入れています。マットな質感やホワイトだけだと浮いて見えるため、ラメ感をプラスしてまぶたの立体感を作ります。
マスク姿で目立つクマに視線がいかないようにするためにも、3のようなカラーで光の反射しやすい眉毛の上からおでこにツヤを作ります。肌に自然になじむように、ホワイトと少しラメの粒子の大きなイエローゴールドを使用しています。
ツヤ感を仕込むために、アイシャドウのハイライトカラーを混ぜるのがポイントです!
目の周りと眉毛の上にハイライトを入れることで目元全体が明るくなり、クマや影の暗さが分散されます。
また、グレーマスクで表情が強く見える場合は、ピンクマスク同様アーチ眉にするのもおすすめ。
「SPUN MASK」はカラーマスク初心者でも使いやすい
今回筆者が使用したのはドラッグストアでも購入できる『SPUN MASK』。カラーは全6色(ブラック、グレー、ベージュ、ピンク、カーキ、パープル)展開です。
マスクの外側のカラー部分に光沢感があるので、肌のツヤ感を高めてくれます。色もパッケージ通りなので、肌の色と照らし合わせて自分に似合う色を見つけてみるのも楽しいかも!
マスクの内側は3層の不織布素材でPM2.5や黄砂、ウイルス飛沫、花粉カット機能つきで鼻の部分にワイヤーのあるタイプです。
今回購入したのは7枚入りの小包装タイプですが、40枚入りのボックスタイプも。さらに、立体型形状のタイプもあるので自分に合ったマスクを見つけてみて!
【商品情報】
「SPUN MASK」
価格:¥327
カラー:全6色(ブラック、グレー、ベージュ、ピンク、カーキ、パープル)
ファッション性や機能性などカラーマスクの魅力を活かしながら、より顔の印象をよくするメイクポイントを取り入れてみてください。