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金メダリスト・阿部詩「私じゃないみたい(笑)」 “あかぬけ血色メイク”に挑戦

柔道女子52kg級金メダリストの阿部詩さんが“あかぬけ血色メイク”に挑戦! ヘア&メイクアップアーティストのpaku☆chanさんによる、分かりやすい解説付きです。

かわいい×ヘルシーな色気、ハッピーオーラ全開の血色メイク。

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柔道女子52kg級金メダリストの阿部詩さんが“あかぬけ血色メイク”に挑戦してくれました。

阿部:撮影などでクールな感じのメイクをしてもらうことは多かったのですが、こんなメイクは初めて。すごくうれしいです! 私じゃないみたい(笑)。

paku☆chan(以下paku):お顔のパーツそれぞれがとてもかわいらしくて、特に目が印象的ですね。その愛らしさを少し大人っぽく表現してみました。

阿部:ぜひオフの日にしてみたいですが難しそう…。

paku:大丈夫、コツを押さえれば意外と簡単です。血色メイクといえばピンクが代表格ですが、オレンジを加えることでヘルシーな色っぽさが出るんですよ。今回は目もとをピンク系で仕上げ、リップはオレンジの色みが入ったものを。全体がワントーンにまとまるよう眉にもオレンジを少し乗せています。

阿部:マスカラにも色が入っていますよね?

paku:ピンクブラウンのカラーマスカラを使っています。少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、まつ毛の中間から毛先につければOK。目もとに柔らかい雰囲気が生まれますよ。

Makeup Point

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A絶妙なヴィンテージカラー。hince ニューアンビエンスカラーマスカラ G001¥2,200(hinceカスタマーセンター TEL:050・5357・3311) Bソフトマットな質感。ルージュ・ジバンシイ・シアー・ベルベット 32¥5,060(パルファム ジバンシイ〔LVMHフレグランスブランズ〕 TEL:03・3264・3941)

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血色感ある色を全体的に使うのがポイント。優しい眼差しは、暖色系のカラーマスカラの成せるワザ。まつ毛の根もとからつけず、中間から毛先につけて。あえてのオレンジ系リップは、指でふわふわと色を置くようにつけるのがコツ。今っぽいマット感のある唇が簡単に完成。

Uta’s Beauty Rules

1、スチーマーを使うと翌日見違える!

「普段から汗をよくかいているからか、新陳代謝がいいようで、肌トラブルはほとんどないんです。それでも、スチーマーを使うと翌日の肌の状態が全然違う! しっとりと潤ってキメが整う感じ。練習中は畳で肌が擦れることも多く、ケアを含めて手放せません」

アルガンオイルをブースターに。

「母が愛用していたアルガンオイルを使い始めたのがきっかけです。アルガンオイルを塗ってから化粧水、クリームへと移るのですが、お手入れを3ステップにしてから肌がすごく変わりました。他の方法も試したなかで、一番私に合うスキンケアだと思います」

炭酸パック、よかったです!

「粉とジェルを混ぜて作るタイプの炭酸パックにハマっています。人からいただいて、試しに使ってみたらすごくよかったんですよ。ピリピリと刺激がありますが、使用後はかなりスッキリ。肌の色がワントーン明るくなる気がします。毎回、使うのが楽しみですね」

阿部 詩
柔道家。東京2020オリンピックで夏季五輪史上初の兄妹同日金メダルを獲得。女子52kg級制覇も日本柔道史上初。「練習日はほぼすっぴんですが、メイクもヘアも大好き。メイク動画も見ます」
ニット¥35,200(G.V.G.V./k3 OFFICE www.k3coltd.jp) スカート¥42,900(ウジョー/エム TEL:03・3498・6633) イヤカフ¥14,300(ルフェール/UTS PR TEL:03・6427・1030)

Hair&Make paku☆chan
Three PEACE所属。個性や長所を最大限に活かしつつ、おしゃれとトレンド感を取り入れたメイクが得意。俳優、アーティスト、タレントなどのメイクも手がけるなど多方面で活躍中。

※『anan』2021年11月3日号より。写真・高橋マナミ スタイリスト・藤長祥平 ヘア&メイク・paku☆chan(Three PEACE) 取材、文・伊藤順子