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櫻坂46・守屋茜、連載卒業に涙も「美容の坂道、ちゃんとのぼれました!」

どのグループのどのメンバーよりも強い“美容愛”を毎回連載で披露してくれた守屋茜さん。「美容の坂道のぼり隊」での連載を担当してくれた約4年間の思い、そして今後の夢を語ってくれました。今回の「美容の坂道のぼり隊」は、守屋茜連載卒業Specialです。

ananは私の“好き”が詰まった現場でした。

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’17年9月にスタートした本誌の美容連載「美容の坂道のぼり隊」。元乃木坂46の衛藤美彩さんと共に、初代隊員として4年以上もの間、溢れるほどの美容愛を語り続けてくれた“あかねん”こと櫻坂46の守屋茜さんが、惜しまれつつもグループからの卒業を発表。この連載も新隊員へと引き継ぐことに。

「この連載は本当に大好きなお仕事でした。連載が始まる前に初めてananさんに出させていただいた“肌と髪”企画(’17年5月)のこともよく覚えています。まだビューティのお仕事の経験がそこまでなかったので念願でしたし、アイドルのお仕事ではできない自分のその時の気分に合ったメイクや髪型にしていただけたことが嬉しくて。だから連載のお話をいただいた時は本当に幸せでした。ここまでずっと美容のお話ができる場所もなかったですし、毎回毎回、自分好みの雰囲気に変身させてもらって、本当に私の“好き”が詰まった現場だったな」

あかねんだけでなく、ファンの方もこの連載楽しみにしてくれていたそう。

「握手会やミーグリ(オンライン個別トークイベント)でも、“ananの写真好き”って言ってくださる方が本当に多くて。私が着させてもらった衣装をファンの方がそのまま着て来てくれたこともありました。なにより自分の発信したことがファンの方にとって何かしらいいきっかけになればいいなという思いで続けてきたので、美容や健康のために自分が紹介したコスメやアイテムを実際に買って使ってくださっているっていうお話を聞くと、やり甲斐が感じられて嬉しかったです」

連載スタート当時から、すでに美容エリートだったあかねん。それでもこの4年ほどの間で、「美容の坂道、ちゃんとのぼれました!」とにっこり。

「ナチュラルなものが好きっていう根本的な部分は今も変わらないけれど、いろんなテーマを経験させていただいたり、新しいコスメを試させていただいたりすることで、興味の幅が広がったような気がします。毎回、新しい自分を発見できて勉強にもなりました」

卒業を目前に控えたこの日、「まだ全然実感がわかないんです」と微笑みながらも、その瞳からは大粒の涙が。

「今日も本当にこれで終わりなのかなって思うくらい今はまだふわふわした気持ち。でも連載が始まった時からずっと、簡単に代わりは作らせないくらいの強い気持ちでやってきたので、そういう意味では悔いはないです。自分ができることはやれたかなって」

卒業後は「自分のやりたいことを勉強していきたい」とあかねん。

「アイドル時代は何か一つに特化するってことがなかったので、今後は自分のやりたいこと一つに絞って集中的に勉強していきたいです。プライベートではまず運転免許を取りたいな。私はこの世界にいて普通の人が経験できないようなことをやらせてもらっていたぶん、当たり前にできるようなことができなかったので、そういう部分を補っていきたいんです。本当にできるようにならないといけないことがいっぱいあるから、たくさん勉強していかないとなって。そして周りに流されず、でも柔軟性があって物事の本質を理解できる素敵な女性になっていけたら」

もりや・あかね 1997年11月12日生まれ、宮城県出身。2015年、櫻坂46の前身である欅坂46の1期生オーディションに合格し、グループに加入。副キャプテンを務めた。Instagramは@akane.moriya_official

スカート¥36,300(セブントゥースリー 723seventwothree.info@gmail.com) イヤーカフ¥22,000 パールイヤリング¥15,400 バングル¥30,800(以上イー・エム/イー・エム プレスルーム TEL:03・6712・6798) トップス、インナースカートはスタイリスト私物

※『anan』2021年12月29日‐2022年1月5日合併号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・高垣鮎美(LOVABLE) ヘア&メイク・paku☆chan(Three PEACE) 取材、文・菅野綾子