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太ももの隙間はゆがみが原因…!? キレイな脚へ導く「簡単習慣」

美しい脚の人には、太ももの隙間があると思っていませんか? しかし、太ももの隙間が生まれるのは美脚だからではなく、むしろ脚のラインが歪んでいる可能性もあるんです。そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、目指したい美しいレッグラインを解説! 脚痩せを目指せる簡単エクササイズもあわせてご紹介しますのでチャレンジしてみてください。

太ももの隙間、実は要注意? 理想的な足のラインとは

女性としては憧れることも多い太ももの隙間。実は、太ももの隙間がある女性には、内股や反り腰など姿勢の歪みがみられることも。

もちろん美しいスタイルを保ちながらレッグラインが整っている方もたくさんいますが、筆者は、太ももの隙間があまりできない足のラインが本来は正しいと考えています。

体に負担がなく、美しいと言われる脚は、太ももの真ん中、ひざ、ふくらはぎの真ん中、内くるぶしがくっついている状態だと筆者は考えます。よって、真っすぐに伸びた脚のラインには太ももの隙間はあまりできていません。

ただし、ヒップラインや太もも全体が引き締まっていれば、付け根に少しの隙間はできるかもしれません。太ももの隙間が欲しいために姿勢が崩れるのはNGですが、正しいとされる脚のラインを知った上で、内ももが引き締まった自然な美しいラインを作るようにしていきましょう。

脚を開閉するだけ! 美脚を目指せる簡単エクササイズ

脚痩せ ストレッチ

1.仰向けの姿勢で寝ます
2.床と背中から腰に隙間ができないように、背中を床に押し付けてください
3.肋骨の一番下と腰骨の上を近づけるようにして、自然とみぞおちからお腹全体に力が入るようにしましょう
4.ひざをなるべく伸ばして、両足を天井方向へ持ち上げます。つらい場合はお尻の下にクッションを敷いてみてください

脚痩せ ストレッチ

5.2~3を意識したまま両足を左右に開きます
6.股関節の後ろ側で支えるようにして、内ももや股関節の内側の力は抜きます

脚痩せ ストレッチ

7.息を吐くタイミングで、お腹と内ももの力を意識して脚を閉じてください
8.5~7を1セットとし、15~20回行います

大切なのはお腹の力

お腹の力が抜けてしまうと、腰を反らす姿勢になってしまいます。反り腰の状態では内ももの力が入りにくくなり、エクササイズの効果が十分に得られません。

脚を開くとき、閉じるとき、どちらもお腹全体に力が入っているかを確認しながら行ってみてくださいね!

©F8 studio/shutterstock

上村 由夏
「マナヨガ」代表。
20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整える“マナメソッド”を発案。
現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした『マナメソッドセラピー』でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを展開中。生徒は全国にわたる。