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オフショルで通勤はあり?なし? 女性100人の失敗から学ぶ「痛いファッション」

「衝動買いした服が全然似合っていなかった」「気合を入れすぎて浮いてしまった」など、ファッションに関する失敗を経験してきた方は多いはず。そこで今回は、anan Beauty+ clubに所属する女性たちに「ファッションの失敗談」についてアンケートを実施してみました!

ファッションに失敗はつきもの!?

ファッション

流行に敏感なanan Beauty+ clubのメンバーですが、これまでさまざまなファッションの失敗を経験してきたよう。アンケートで集まった失敗談について、ジャンル別にご紹介していきます!

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

オフィス・ビジネス編

まずはビジネスシーンでの服装について。とくに多かったのは、入社してすぐの失敗談でした。

「入社1年目、定例会議にはきれいめなスタイルでの参加が暗黙の了解だったけれど、“きれいめ”のさじ加減が分からず随分カジュアルな格好で行ってしまっていた」(44歳・主婦)
「新卒で入った職場は制服だったので、大学生の頃と変わらないようなファッションで通勤していた。注意されたことはなかったけれど、ショーパンやオフショルなど、振り返ってみるとだいぶイタい通勤服だったかも」(39歳・契約社員)

“オフィスカジュアル”や“きれいめ”という基準に慣れておらず、失敗してしまったというコメントが多く見られました。筆者も会社員時代に真っピンクのスカートを履いて、白い目で見られたことがあります…。

「色が明るいグレーのスーツを選んだら、周りは黒ばかりでめちゃくちゃ浮いた」(40歳・専門職)

真っ黒なスーツの集団の中にいると、ちょっと色が明るいだけでも目立ってしまいますよね。とはいえルールを守った上であれば、堂々としていていいはず!

「ジャケットを脱がないと思ってノースリーブのカットソーを中に着ていたら、突然脱がなくてはならない場面が来て上司に見られるのが恥ずかしかった」(30歳・主婦)

スーツやオフィスカジュアルに合わせるインナーは気を抜きがち。とくに暑い日はインナーだけでも涼しくしたくなりますよね…。

「1番痩せていた時にスーツを買ってしまったこと。前にも後にもそんな細さになったことがないのに、なんで1番体重が減ったタイミングでいいスーツを買ってしまったのか…」(39歳・主婦)

ダイエットに成功したときは服を買うのが楽しくなるのですが、その後痛い目を見ることも。筆者の経験上、スーツはちょっとゆるめのアジャスター付きが最強です!

デート編

続いてはデートでの失敗について。可愛らしいコメントがたくさん集まっていました!

「デートっぽく可愛らしいファッションで行ったら、甘めの服装は好きじゃないと言われてしまいました…」(31歳・会社員)
「その当時ハマっていたギャル系のファッションで行ったら彼に露出しすぎだと怒られました」(37歳・専門職)

パートナーの好みに合わない服装でデートに行ってしまったとのこと。付き合う前や付き合いたてなど、まだ相手とのバランスがわからない時って難しいですよね。

「当時流行っていた網タイツを履いて待ち合わせ場所に行ったら、当時の彼氏から『網タイツ好きじゃないから着替えに帰って』と言われました。私はそのまま帰宅して、2度とデートには戻りませんでした」(44歳・主婦)

なんと好みじゃないからと家に帰された経験があるのだとか。ケンカのその後も気になります…。

「映画を見て街ブラするくらいのデートだからとヒールを履いたものの、結局は結構歩くハメになって足が棒」(39歳・主婦)
「外反母趾のせいでヒールで足が痛くなりやすいのに、スタイルを良く見せたいがために張り切ってしまって案の定しんどくなってしまった」(30歳・主婦)

デートにヒールを履いて失敗したことがある方、多いのではないでしょうか。今となれば、歩くかもしれないとわかっているのにヒールを履いて頑張っている自分が可愛く思えそう!

「迷彩パンツで行ったら彼氏も迷彩パンツでお揃いみたいになってしまった」(37歳・会社員)

服装がかぶるなんて、とっても趣味が合う2人だったのかも。付き合っていると趣味が似てくる人もいるため、付き合いの長さが出ることもありそうですね。

冠婚葬祭編

TPOが問われる冠婚葬祭。服装のチョイスに苦戦してきた方が多いようです。

「結婚式にレース系ロングワンピースで行ったら周りもみんな同じような系統だった。個性がなかった」(37歳・会社員)
「20代前半、結婚式のお呼ばれで黒いワンピースしか思い浮かばず着て行ったら、同じテーブルの同級生全員が黒いワンピースだった」(44歳・主婦)

結婚式のドレス、かぶりがちですよね。筆者は以前、同じテーブルにまったく同じドレスの人が2人いるという気まずい経験をしたことがあります…。

「最近は結婚式でもカジュアルなワンピースで参列する人が増えた印象。そのせいで、光沢のあるドレスで参列したら逆に浮いてしまったのは悲しかった」(30歳・主婦)

一方で、最近はドレスが多様化しているとの意見も。たしかにここ数年で参加した結婚式では、ドレスというよりワンピーススタイルの人が多いように感じました。これまたどれだけカジュアルダウンしていいのか、悩むところでもありますね。

「お葬式で礼服を着なければとばかり考えていたら、数珠を忘れて恥ずかしかった」(40歳・専門職)

お葬式に数珠を忘れるというピンチを経験したとのこと。コンビニに売っていることもあるので、いざというときはぜひチェックを!

友人との集まり編

気軽に思える友人との集まりですが、案外気を使うことも。

「ブルベ冬で骨格ストレートかつ顔タイプがソフトエレガントなので、ハリ感のある生地やパキッとした色が似合う一方、カジュアルダウンがとても苦手。たびたび仲間内で浮く」(30歳・主婦)

似合うものがわかっていればいるほど、そうでない服装に手が出せなくなるよう。とはいえ自分らしい服装なのであれば、周りに合わせず突き進んじゃいましょう!

「服装の好みが似ている友人と服装がかぶりがち。そういう友人と会うときは、なるべくかぶらないように意識してコーデを組んでいる」(44歳・主婦)

類は友を呼ぶという言葉があるとおり、友人とは服装の好みが似ていることも多いですよね。いっそのこと、テーマを決めて服装を合わせるのも楽しそうです!

「短いスカートを履き過ぎて、友人宅が椅子と机じゃなくて地べただったので、めちゃくちゃ大変だった」(40歳・専門職)

ミニスカート自体は可愛いのですが、床に座るとなると苦労するかも。家に訪問する際は、いざというときのための羽織ものが1枚あると助かります!

トレンド編

最後に、時代や流行に関する失敗談をピックアップしてみました。

「アムラー時代、15cmヒールの厚底ブーツでよく足をくじいていた」(44歳・主婦)

15cmはすごい! 最近はスニーカーやローヒールしか履いていないので、15cmと聞いただけでつま先が痛くなります…。

「パーソナルカラーを知らなかったので振袖が自分のパーソナルカラーにとってベストじゃなかったのが心残り」(30歳・主婦)

パーソナルカラーという概念が広がったのはここ数年。昔の服装を見ると、まったく似合わないカラーを着ていることもありますよね。とはいえ当時のお気に入りカラーだったはず! 似合う色と好きな色をうまく組み合わせていくと、ファッションがより楽しくなりそうです。

「流行っていたベビーピンクのスカートを買って履いていたけれど、今思えばまったく似合っていなかった。無理して可愛く着飾っている感じがあった」(31歳・会社員)

トレンドのカラーがすべて自分に似合うとは限らないもの。当時は満足していても、写真で見返すと恥ずかしくなることがよくあります。

「可愛いなと思って購入したものだったが、実際旅行先で着たらサイズが合っていなかった。ネットショッピングは難しい」(37歳・専門職)

ネットショッピングは試着ができないため、サイズの失敗リスクが大きいですよね。筆者も考えたくないほどたくさん失敗してきていますが、おかげで似合うサイズがなんとなく把握できるようになってきました!

失敗があるからこそ、今の自分がある!

女性たちのファッションに関する失敗談をご紹介しました。

さまざまな失敗を経験してきたからこそ、自分に似合う系統や、TPOに合った服装を選べるようになっているはず。これまでの失敗は笑い話に変えて、今の自分を楽しく着飾っていきましょう!

筆者情報

筆者情報 (比嘉桃子)

比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。

(C)nicoletaionescu/Adobe Stock