シャンプーは水で薄める派?【女性約100人調査】他人にドン引きされた「もったいない行動」
「もったいない」に関する価値観は人それぞれ。シャンプーは薄めてでも使い切りたいけれど、ラップは一度きりで捨てたい! など、誰にでもこだわりはあるのではないでしょうか。そこで、anan Beauty+ clubのメンバーに「もったいない」に関する意識を調査。みなさんは何に「もったいない」と感じますか?
シャンプーは水で薄める?
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
まずはシャンプーやトリートメントに関するもったいない意識について。「シャンプーやトリートメントが残り少なくなってきたとき、水で薄めて使いますか?」という質問に対しては、「NO」が75%と多数派に。それぞれ回答の理由を見てみましょう。
「YES」と回答した人のコメント
「最後まで使い切りたいので水で薄めて使う」(40歳・会社員)
「薄めるというより、下の方の液体をキレイに使うために少量の水をいれます!」(26歳・会社員)
「なんとなくもったいない。ジャンプーよりもトリートメントの方が減りが早いので、トリートメントを薄めて使うことのほうが多い」(39歳・専門職)
「薄めるけど、それで髪の毛がパサパサな感じになる時はやめる。ヘアオイルや他のアイテムをいつもよりも使うことになり、結局お金がかかる気がするので」(39歳・専門職)
キレイに使い切りたい派の方は、水で薄めることが多いよう。最後まで使い切るとスッキリしますよね! 捨てる前に容器を洗う手間も省けそうです。
「NO」と回答した人のコメント
「あまりその発想がなかった。容器を振ったり、逆さまにしてギリギリまで使うようにはしている」(39歳・契約社員)
「水で薄めたらシャバシャバになって洗った気にならない」(37歳・自営業)
「新しいシャンプートリートメントを早く使いたいので薄めない」(31歳・会社員)
「以前はしていましたが、完全に使い切れるリフィル式のシャントリに変えてからしなくてよくなりました」(31歳・専門職)
調べてみると、薄めなくても最後までしっかり使い切れるシャンプー&トリートメント用のディスペンサーが複数種類販売されていました。薄めたくないけど使い切りたい…という方は、ぜひ調べてみて!
歯磨き粉を最後まで使い切りたい…!
お次は歯磨き粉について。「歯磨き粉が残り少なくなってきたとき、容器をはさみで切って最後まで使い切りますか?」というアンケートでは、「NO」の回答が80%という結果に。こちらも理由を見てみましょう。
「YES」と回答した人のコメント
「ストックを買い忘れた時に切ってみたら、結構な量が残っていたので。それを知ってからは切って使うようにしている」(39歳・契約社員)
「切るとまだまだ入ってるのがわかるから」(36歳・会社員)
「最後までしっかり使い切りたいから」(40歳・専門職)
筆者は切ったことがなかったのですが、終わったと思って切ってみるとまだまだ残っているのだそう。いつもどのくらい損をしていたのか気になるので、今度切ってみようと思います…!
「NO」と回答した人のコメント
「使うとしたらキッチンバサミだけど、歯磨き粉のためにキッチンバサミを洗う手間の方が面倒」(31歳・専門職)
「残り少なくなったら、振って使い切っています。たぶんはさみで切るのと同じくらい使い切れている気がする」(31歳・会社員)
「高いものならするかもしれないけど、安いの歯磨き粉なら捨ててしまうかも」(39歳・専門職)
「はさみが汚れてしまうのが気になる」(34歳・主婦)
はさみで切らない人でも、使い切りたい気持ちがある人が多いよう。筆者は昔テレビでやっていた、“空気を入れて振る”という裏技を長年実践中。ツール要らずで簡単なので、はさみを使いたくない方はぜひお試しあれ!
もったいないの価値観って、おもしろい!
シャンプーや歯磨き粉以外にも、さまざまな場面で生じる「もったいない」精神。人によって価値観は違うため、その違いにびっくりしてしまうこともありますよね。では、anan Beauty+ clubのみなさんはどのようなところで「もったいない」の違いを感じてきたのでしょうか。
「あまり汚れていなければラップやアルミホイルは洗って再利用する、ジップロックも洗って再利用するということを、周りはあまりやっていなかったこと」(40歳・会社員)
たしかに洗えば再利用できるものばかり。筆者は面倒で捨ててしまうのですが、友人が洗っているのを見て感心した覚えがあります。“ちりつも”な節約になりそうです!
「知り合いが麦茶パックを繰り返し使うと聞いたときはビックリした」(39歳・契約社員)
濃いめのお茶が好きな人だと物足りないかもしれませんが、筆者は薄めの麦茶が好きなのでありかも。ちなみに使用済みの麦茶パックは油汚れの掃除にも使えるので、もったいないと感じる方はぜひ活用を。
「ティッシュは使った後そんなに汚れていなかったら折り畳んでもう一度使う」(37歳・自営業)
たしかにちょっと汚れを拭いただけのティッシュって、捨てるのがもったいなく感じることも。用途によっては2度使い、ありです!
「ホテルのアメニティを持ち帰ろうとしたら、ケチ臭いと言われてしまった」(34歳・主婦)
こだわりのあるホテルはとくにアメニティが充実しているので、持ち帰りたくなりますよね。家でもアメニティを使うことで、いつでも旅行気分に浸れそうです。
「ビュッフェに行った時に、料理が下げられるギリギリの時間にご飯を山盛りテーブルに持ち帰ってきて、店がクローズしても食べ続けた人がいてびっくりした。お腹いっぱいで座ってるのが苦しいからと嘘をついて退店しようとしたら、もったいないと制されてかなり引いた」(30歳・主婦)
ビュッフェに行くと元を取らなければという気持ちになる人は多いはず。とはいえ、店員さんに迷惑をかけない程度で楽しみましょう…!
「友人がブロッコリーの茎の部分、大根やカブの葉、卵黄を使ったときの卵白を捨てていて驚いた」(39歳・契約社員)
筆者も捨てがちなので耳が痛いです…。野菜は普段捨ててしまうような部分に栄養があることも多いので、できるだけ活用したいところですね。
「コストコのキッチンペーパーはすごく丈夫なので、そんなに汚れてない場合は洗って絞って3回くらい使っているのですが、友人がうちに来た時に割とドン引きしていました(笑)。3回も使えるものを1回で捨てるのはエコじゃないしもったいないので、私は今後も使っていきます!」(31歳・専門職)
コストコのキッチンペーパーは、洗って再利用している人も多いですよね。引いているように見せかけて、今頃その友人も洗って使っているかも…?
真似したくなるエコがたくさん
みなさんの「もったいない」には、エコな活動がたくさん隠れていました。真似したいものもたくさんあったので、今日からもったいない精神をフル活用していきたいと思います!
筆者情報
比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。
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