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面倒な【じゃがいも】の皮むきも秒殺! 女性約100人に聞いた「保存・下処理・調理のコツ」

美容や健康、エコに関心の高いanan Beauty+ clubのメンバー約100人に「じゃがいも」についてリサーチ。女性たちは、どうやって「じゃがいも」を選んで、調理し、余ったらどうしているのでしょうか。保存方法や下処理、オススメの調理方法についても聞いてみました。

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今回は「じゃがいも」について大調査!

じゃがいもって、揚げても、茹でても、炒めてもおいしいですよね。手軽に購入できるだけでなく、レシピのバリエーションも豊富ですから食卓に欠かせないという人も多いでしょう。まずは、anan Beauty+ clubのメンバーに「じゃがいを購入するときに気をつけていること」について聞きました。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

Q. じゃがいもを購入するときに気をつけていることを教えて!

芽が出ていないかを確認する

「カビや芽が出ていないかを確認する」(28歳・会社員)

「芽が出そうなじゃがいもはやめています」(36歳・会社員)

「芽が出ているものは選ばない」(39歳・主婦)

購入するときにまず、"芽が出ていないか"を確認しているという人が多くいました。じゃがいもの芽は食べられないわけではないそうなのですが、できれば購入時点で避けておくのがベスト。天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているので、芽がもし出てしまっていたら十分取り除くことが大切なのだとか。(※)

皮むきが楽になりそうな形のものを選ぶ

「皮剥きが楽そうな凹凸の少ないものを選びます」(33歳・専門職)

「皮剥きがしやすそうな形が多いものを選ぶ」(31歳・会社員)

「なるべく皮むきを楽にするため、大きいものを選ぶ」(42歳・会社員)

凹凸が少ないじゃがいも、小さすぎないじゃがいもを選ぶのがいいとの声も多数。筆者はいつも特に何も考えずにじゃがいもを購入していたので、皮むきのときのことを考えて購入している人が多いことに驚きです!

新じゃがを選ぶ

「新じゃがが好きなので、新じゃがの季節はちょっと高くても買ってしまいます。煮っころがしにするのが好き」(36歳・自営業)

「新じゃがいもが楽でおいしいのでよく購入します」(40歳・自営業)

新じゃがは皮が柔らかいからか、通常のじゃがいもよりも皮むきがしやすい気がします。フードライターの筆者は新じゃがをシンプルに"じゃがバター"にして食べるのがお気に入りです。

皮が緑色ではなくキレイかどうか

「緑に変色しているものは選ばない」(39歳・主婦)

「皮が緑がかっているものは選ばないようにしている」(29歳・会社員)

おいしいじゃがいもを食べたいなら、じゃがいもの芽と同様に、皮が緑色になっているじゃがいもは選ばない方がいいです。もし、購入したじゃがいもの皮に緑色の部分があったら、緑色の部分のまわりもしっかり厚めに皮をむいた方がいいのだそう!(※)

Q. じゃがいもはどのように保管している?

「そのまま冷蔵庫に保管」(28歳・会社員)

「袋のまま野菜室へ入れる」(29歳・会社員)

「芽が早く出てきそうなシーズンは野菜室で保管」(39歳・自営業)

「たくさん買ったときはダンボールに新聞紙を敷いて、冷暗所に置いています」(36歳・専門職)

「野菜用ネットか紙袋に入れて夏場は野菜室へ」(29歳・専門職)

「風通しのいい日陰にバケツを置いてあるので、そこに入れるようにしている」(40歳・専門職)

続いては「じゃがいもの保管」について。具体的に聞いてみると「購入した袋のまま野菜室を入れる」「そのまま冷蔵庫に入れている」という人が多くいる結果となりました。風通しの悪い場所や、太陽が当たってしまう場所での保存は避けた方がいいようです。他にも「ネットに入れて吊るしている」(34歳・会社員)という回答も。他と比べてどれくらい長持ちするのか気になります。

Q. じゃがいもの下処理のこだわりを教えて!

「カレーなどの煮込み料理ではない場合は大体先にレンチンしておく」(40歳・主婦)

「芽を全部取ってから、タッパーにじゃがいもが浸るくらい水を入れてレンチン。すると茹で時間が短縮できる」(39歳・自営業)

「まずは芽を全部取りレンチンして茹で時間が短くなるようにする」(35歳・会社員)

「レンジで1度チンする」(32歳・フリーランス)

「芽を取りレンジでチン」(33歳・専門職)

「とくにこだわりはないかもです。皮のまま食べるのが好きなので、八百屋の産地直送ものを見かけたらそれを買ってしっかり洗って皮つきで食べます」(36歳・自営業)

「一周皮に切り込みを入れてから茹でると、キレイに皮が剥ける」(28歳・会社員)

「火の通りにムラが出るのが嫌いなので、基本は皮のまま茹でる。皮のままだと身が水っぽくならない」(39歳・主婦)

じゃがいもの下処理って面倒ですよね…。調理したにも関わらず、じゃがいもが生のように堅いと残念な気持ちになってしまいます。芽を取る→レンジでチンをして下処理をしている人が多数。

じゃがいもの皮は「処理せずに皮がついたまま食べる人」「皮がついたまま茹でた方が剥けやすい」などなど、意見が分かれる結果となりました。筆者は新じゃがの生の皮を剥くときは、"くしゃくしゃに丸めたアルミホイルでこする裏ワザ"を取り入れています。不思議なくらいスルスルと簡単に皮を剥くことができるのでオススメです!

Q. オススメの調理方法はある?

「ポテサラは食感が残るよう粗めに潰すのが好きです」(36歳・自営業)

「焼いたジャガイモに青のりと塩をまぶして食べるとおいしいです」(33歳・会社員)

「新じゃがは小さいものを買ってそのまま素揚げがおいしい。または、千切りにして小麦粉、チーズと混ぜてフライパンで焼くのが最近のお気に入り」(39歳・主婦)

「じゃがいもを千切りしてそのままフライパンで焼いてガレット風にする」(28歳・会社員)

オススメの調理方法についても聞いてみると、シンプルなレシピが多く集まりました。じゃがいものガレット風、おいしそうです。

お気に入りのじゃがいもの品種を教えて!

「インカのめざめがすごくおいしい」(40歳・主婦)

「インカのめざめがオススメ! よく洗って素揚げして食べるのが好き」(40歳・自由業)

「切りやすいので個人的に男爵よりメークインが好きです」(38歳・主婦)

知る人ぞ知る"インカのめざめ"。中身が濃い黄色でクリのような独特な風味を持つ貴重種で、レストランでも使用されていることが多いのだそう。筆者の近所のスーパーでは売られていないので、見つけたら即買いしたい!

いかがでしたか。普段なかなか聞く機会がない女性たちの「じゃがいも」事情。今回の記事をぜひ、毎日の食卓に生かしてみてください。

<筆者情報>

市岡 彩香(いちおか あやか)
ananを中心に活動するWEBライター。韓国好き、週7で自炊をするグルメ女子。KALDI、無印良品などにも詳しくグルメジャンルを中心に執筆中。タレントや経営者などのインタビュー実績も多数。

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