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ごちゃごちゃのクローゼットが激変!【女性約100人調査】きれいに見せる収納テクニック

どんどん物が増えて収納しきれない、収納棚がごちゃついて見えるなど、収納に関するお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。そこで、anan Beauty+ clubのメンバーに「収納をスッキリ見せるコツ」についてアンケートを実施。収納を得意とする女性たちから、テクニックを学んでいきませんか?

片付けが苦手な人、集まれ! 場所別の収納テクニック

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物をとにかく収納に詰め込んでいたら、どこに何があるかわからなくなった…なんて経験がある人もいることでしょう。筆者もまさしくその一人。どうしても収納をうまく生かせず、いつまでもゴチャゴチャの中を探し続けている気がします。

そんな収納が苦手な方のために、anan Beauty+ clubのメンバーに「収納をスッキリ見せるコツ」についてアンケートを実施。ごちゃつかないためのテクニックを、収納スペース別に聞いてみました。女性たちの収納術をぜひチェックしてみてください。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

靴箱・下駄箱の収納テク

まずは靴箱・下駄箱の収納テクニックについてご紹介します。

「シーズン終わりに、履かなかった靴は処分する」(39歳・主婦)

もっとも多かったのは、靴をこまめに処分するという意見。改めて靴箱を見直してみると、もう履かなくなった靴が見つかるかも。捨てるのが惜しいものは、フリマサイトへの出品なども考えてみて!

「新しい靴を買ったら、一足処分する」(40歳・その他)

シーズンごとではなく、新しい靴を買ったタイミングで既存の靴を処分するという意見も。靴を買うときは、今ある靴を捨ててでも欲しいか考えるようにすると、無駄遣いが減りそうです。

「春夏と秋冬で靴を分けて、使わない季節の方はボックスに入れて別の場所に収納している」(40歳・経営者)

サンダルやブーツなど、その季節にしか履かない靴は別の収納にしまっているとのこと。服の衣替えと一緒に、靴も整理する癖をつけておけば毎年整理ができそうですね。

「100均のシューズ棚を活用。1足分のスペースで2足分置ける」(40歳・主婦)

靴の収納をスマートにしてくれるグッズが100均にあるとのこと。そうした便利グッズを使えば、収納下手な筆者でもなんとかスッキリ見せられそうです!

「ほこりが地味にたまってくるので、掃除すると全体的にきれいに見えます」(33歳・会社員)

玄関や靴箱のほこりを掃除するだけで、収納もきれいに見えるとのこと。家の入り口である玄関周りをきれいにしておくと、なんだか気持ちもスッキリしそうですね。

クローゼットの収納テク

続いてはクローゼットの収納について。服であふれてしまう人必見です!

「1シーズン終わってまったく着なかったものは処分対象として考える」(40歳・経営者)

こちらも靴同様、こまめに処分するというコメントが多く寄せられました。目安として多かったのが、シーズンごとの見直し。そのシーズン1度も着ていないものは処分対象と考える人が多いようです。

「体形やパーソナルカラーに合わないものは思い切って処分する」(30歳・主婦)

処分に悩んだら、一度着てみるのがおすすめ。鏡に映る自分に似合っているのかをじっくり観察してみましょう。似合わないと感じたら、処分のタイミングかも。

「しまい込むと何を持っているか忘れるので、パッと見られるように基本ハンガーにかけています」(31歳・会社員)

畳んで引き出しにしまい込むよりも、ハンガーにかけておいた方が見やすいことも。洋服の量が多い人こそ、ハンガーを活用して見える化してみましょう。

「クリーニングのハンガーは使用しない」(40歳・その他)

クリーニング屋のハンガーをそのまま使用していると、クローゼットの統一感がなくなりがち。ハンガーの色を統一するだけでもスッキリとして見えそうですね!

「なるべくかさばらないようなハンガーを使う」(39歳・専門職)

洋服をなるべくたくさんかけたい方は、ハンガーの厚みにも注目。なるべく厚みがなくかさばらないものを使用することで、収納の幅が広がりそうです。

「ハンガーラックを2段にするグッズをつけました」(32歳・その他)

ハンガーバーにかけるだけで収納を増やすことができる、画期的なグッズがあるとのこと。そのグッズを使うと1本のハンガーバーが2段になり、よりたくさんの洋服をかけられるんです。洋服の量を減らさずスッキリ見せたい方は、ぜひチェックしてみてください。

「なかなか着る機会がない服は、コーディネートごとハンガーにかけてハンガーとスペースを節約」(35歳・会社員)

冠婚葬祭用の服など、なかなか着ないけれど残しておきたいものってありますよね。1アイテムずつハンガーにかけるのではなく、1本のハンガーにまとめてかけておくとかさばらずに収納できそうです。

食品・洗剤類の収納テク

食品や洗剤類など、キッチン周りの収納についても聞いてみました。

「透明なカゴを100均で揃えて、仕切りを設けた。物の収納場所ができると片付けやすいし見た目もきれいだし、いいことばかり」(30歳・主婦)

収納するための容器を揃えると、見た目がスッキリ。透明な容器をセレクトすると、中身が見えやすいようです。

「無印良品の布製のボックスとステンレス製のカゴに、食品やキッチン周りの備品を整理して置いています」(31歳・会社員)

無印良品は収納グッズが豊富なため、整理したいときはぜひチェックを! シンプルなデザインのものが多いから、インテリアに合わせやすいのも嬉しいポイントです。

「カテゴリごとにケースに分けて食品を保管している。(瓶、缶、レトルト、カップ麺、お菓子など)」(40歳・その他)

どこにしまっていいか悩んでいると、とりあえず…と変なところに置いてしまうことってありますよね。「瓶を買ったらここ!」とあらかじめ決めておくと、迷わず収納できてスッキリしそうです。

「定期的に整理する」(39歳・主婦)

食品類は期限があるため、定期的な見直しをしておくのが吉。週1、月1など、生活スタイルに合わせて頻度を決めておきましょう。

その他の収納テク

いろいろなテクニックを教えてくれたメンバーたち。最後に、上記スペースに限らず、収納全般で気をつけていることについても聞いてみました。

「とにかく、いらないものや使わないものは捨てる。あってもなくてもいいものや、便利グッズは極力買わない。ものが増えるだけ」(39歳・専門職)

ついつい買ってしまいそうになる便利グッズですが、結局使わなくなることが多々。持っている物でまかなえないのか、本当に頻度高く使うかなど、買い物の段階から慎重になっておくと、物であふれるのを防ぐことができそうです。

「捨てようか迷う物のボックスを作って、時々見返していらないものを捨てるようにしている。この段階を挟むことで、いらないものはいらないと切り捨てるのが得意になった」(30歳・主婦)

ひと思いに捨てるのではなく、ワンクッション挟むことで捨てる判断が冷静にできるのかも。捨てるという行為が苦手な人は、真似してみてはいかがでしょうか。

「収納家具をなるべく買わない」(32歳・その他)

収納家具を増やすと、入る分だけどんどん物が増えていく傾向に。収納を増やすのではなく、今ある収納で収まるように考えた方がスッキリしそうですね。

「プリント類や、書類はすべて分類してファイルを作り保管」(40歳・主婦)

書類の保管、意外と面倒なんですよね…。書類が山のようにたまってしまう前に、一度時間を作ってファイリングしておくのがおすすめ。探し物も楽になりそうです。

今日から収納上手に!

女性たちの収納テク、いかがでしたか。収納が苦手な方も、気になったものからどんどん取り入れて、収納上手を目指しましょう!

筆者情報

筆者情報 (比嘉桃子)

比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。

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