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やめたら電気代が減りました! 女性約100人調査「最近激推しの節約術」

ここ1年で、物価や光熱費が驚くほど上昇しましたよね。「節約について、以前は気にしていなかったけど意識し始めた」という人も多いのではないでしょうか。そこで、健康、エコに関心の高い女性たちが集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、新たに取り入れ始めた節約習慣や意識していることについてアンケートを実施しました。

【2023年最新版】女性たちの「節約事情」について大調査!

節約 光熱費 電気代 お金が貯まる 出費 減る 抑える

anan Beauty+ clubのメンバーに、直近1年間で、取り入れている節約習慣や意識の変化について聞きました。私たちの生活に特に大きく関わる光熱費、ネットショッピング費、旅行費のカテゴリ別にご紹介します。

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

光熱費の節約、どうしてる?

まずは光熱費について。女性たちは、どんなことを意識するようになったのでしょうか。

毎月の請求書を確認するようになった

「電気代が高くなったと感じるので、毎月の請求書を見るようになりました」(28歳・会社員)

「請求額をチェックし、昨年の同時期のものと見比べるようになった」(34歳・会社員)

「今まで請求額を確認することはなかったが、欠かさずにチェックするようになった」(35歳・会社員)

使わない家電はコンセントを抜く

「最近電気代が高くて驚いています。そのため電源は元(コンセント)から消すようになりました」(34歳・会社員)

「使っていないコンセントはこまめに抜く」(33歳・主婦)

エアコンは、極力つけないようになった

「電気代が最近とても高いので、ちょっとした時間のエアコンの使用は控えるようになりました」(31歳・会社員)

「冬はエアコンではなく、ガスの床暖房にしてエアコンはほぼ使いません。電気代よりガス代の方が安いと思うので、毎日使うならガスの床暖房にした方が安いです」(34歳・会社員)

「エアコンは日中なるべくつけないようにしています! 子どもがいるので寒い日はもちろんつけますが、晴れていて部屋に日が差し込む時は暖かいのでそういったときはなるべくつけずに過ごしています」(32歳・無職)

今回の調査で最も多かったのは「電気代がとても高くなった」という声。ここ最近のニュースなどでもよく取り上げられていますが、電気代の高騰を実感している人が多いようです。

節約のファーストステップは"固定費を見直す"ことが重要だと聞いたことがあります。毎月必ずかかる光熱費。こまめに電気を消したり、シャワーは流しっぱなしにしない、ガスを極力使わないよう浴室乾燥は控えるなど、できることから習慣にしておく方が賢いのかもしれません。少し面倒ですが…。

ネットショッピング編

続いては、ネットショッピングについて。便利なので、頻繁に使っている人も多いはず。

ポイントを多くもらえる日にまとめて買う

「欲しいものはなるべく目星をつけておいて、キャンペーンやポイントアップの日に買うようにしています」(31歳・会社員)

「ポイントを多くもらえる日を気にするようになった」(32歳・会社員)

「クーポンやポイントなど、還元される日を狙って買い物している」(33歳・主婦)

本当にここでの購入がベストなのか、慎重に考えるようになった

「Amazonと楽天で結構な価格の差があることに気づき、原則楽天でポイントを集めつつも安い方を選ぶようになった」(29歳・主婦)

「他のサイトと念入りに比較して価格を確認してから買うようにした」(36歳・専門職)

そもそもネットショッピング自体をしなくなった

「ネットショッピングはもともとあまりしないのですが、さらにしなくなりました。やっぱり目で見て本当に欲しいものだけ買う方が最終的に節約になるので」(35歳・専門職)

「店舗に行って現物を見てから、欲しいものを慎重に買うようになりました」(25歳・会社員)

ネットショッピングなら、独自のポイント制度やキャンペーンがある場合が多いので、うまく活用すればお得に。筆者は、化粧品はQ10のメガ割で、電化製品はポイントを貯めるためにヨドバシカメラのウェブサイトで購入します。

ですが簡単に購入できるからと、ついポチってしまいやすいのがネットショッピングの魅力。さほど必要でないのにその日の気分で買ってしまったり、いざ届いてみると思っていたものと異なっていたり…。節約のためには無駄買いは絶対NGですから「慎重に買うようになった」「ネットショッピング自体をしなくなった」という人が増えているのかもしれませんね。

旅行編

続いては、コロナ禍の影響で自粛していた旅行について。

海外旅行したいと思わなくなった

「円安や手続きが面倒になり海外に行かなくなった。国内も別荘や保養所を活用して宿泊費のかからない旅が増えた」(38歳・会社員)

「円安やコロナの影響で新婚旅行を延期している」(28歳・会社員)

「旅行は飛行機に乗らず、車で行ける温泉や、遠くに住むおばあちゃんに会いに行って、近くの宿に泊まったりするようになった」(33歳・主婦)

コロナの影響が徐々におさまっているため、海外旅行をしたい人が多いと思いきや、円安の影響で行く気になれないという人多数。海外よりも、円安の影響がない国内旅行を楽しんでいる人が多いようです。筆者は、昨年ハワイに行きましたが、円安の影響で想像以上に出費が多くて、後日カード明細にショックを受けた経験があります…。

節約は無理せず工夫が大切

昨今、給与は上がらないのに、物価ばかり上がってしんどいですよね…。今回のアンケートでは、女性たちは、さまざまな節約方法を意識して取り入れ始めていることがわかりました。今日から簡単に実行できるものもありますから、ぜひトライしてみてください!

(C)mixetto/Getty Images