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水道代、電気代も減りました! 女性約100人調査「冬の入浴簡単節約術」

寒い冬、湯船に浸かって体をあたためたいという人も、多いのではないでしょうか? ただ、お風呂にお湯を張るのは水道代や光熱費も気になるところ。美容や美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、冬の入浴についてリサーチしました!

冬に湯船に浸かる頻度

冬の入浴①

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、冬にどれくらいの頻度で湯船に浸かるか聞いたところ、「ほぼ毎日」と回答した人が65%でした。「週に4~5日」は5%、「週に2~3日」は20%と、頻度にバラつきはあったものの、入浴する派が大多数を占める結果になりました。一方で、冬でもシャワー派は、わずか10%でした。
それぞれ理由を見てみましょう。

「お風呂好きなので、夏も冬も毎日湯船につかります! 汗を流して、カラダもぽかぽかになって気持ち良いです」(35歳・専門職)

「半身浴をするとぐっすり眠れるのと、自分のリフレッシュの時間になっています」(37歳・会社員)

毎日湯船に浸かる人の多くは、やはりカラダをあたためたいというのが主な理由でした。私も、12月上旬くらいまでは、時々シャワーの日もありましたが、最近は湯船に浸からないとカラダがあたたまらないので、毎日浸かるようになりました。

また、子どもがいると毎日湯船に浸かることが習慣化されるという人も複数いました。
続いて、「週に4~5日」、「週に2~3日」と回答した人たちのコメントも見てみましょう。

「寒いので時間がある時はなるべく湯船に浸かる」(35歳・専門職)

「湯船に浸かる時間より時短を優先してしまっている自分がいます」(36歳・会社員)

「本当は毎日入りたいのですが追い焚きができず、すぐ冷めるので頻度は少なめです」(33歳・専門職)

週に数日、湯船に浸かると回答した人のコメントからは、「できることなら毎日浸かりたいけど…」という気持ちが感じられます。我が家のお風呂場は冷えやすいのか、カラダを洗っている間にお湯の温度がすぐ下がるので、追い炊き機能は必須です。私も追い炊きができなかったら、冬にお湯を張るのは少しためらってしまうかもしれません。

また、冬でもほぼシャワーですませると回答した人の理由は、ほとんどが「面倒だから」でした。シンプルですが、大きな理由ですよね。

ゆったり湯船での過ごし方

冬の入浴③

次に、湯船にどれくらいの時間浸かるか、聞いてみました。もっとも多かったのが、「6~15分以内」と「16~30分以内」で、それぞれ35%でした。続いて多かったのが、「30分以上」で15%、「1時間以上」は10%、「5分以内」は5%という結果になりました。

30分以上、湯船に浸かる人が全体の25%もいるのは驚きでした。みなさん、かなりゆっくりお風呂時間を楽しんでいるんですね。湯船に浸かりながら、何をしているのかも教えてもらいました。

「ボーっとしたり、マッサージをする」(34歳・会社員)

「ボーっと考えごと。ストレッチ」(28歳・会社員)

お風呂は疲れを癒すリラックスタイム。1日の中で何も考えずにボーっとできる時間って意外に限られていて、貴重だなと感じます。マッサージやストレッチも、お湯の中だとよりいっそう気持ち良いですね。私も、湯船に浸かりながら、ふくらはぎをマッサージするのを習慣にしています。
他にはこんな過ごし方もありました。

「スマホでゲームをしたりSNSを見たりしています」(31歳・会社員)

「タブレットを持ち込んでドラマを見ています」(36歳・会社員)

意外に多かったのが、スマホやタブレットをお風呂に持ち込む人たち。SNSチェックのほか、ドラマを見たり、漫画を読んだりしている人が多くいました。確かにスマホなどがあると、時間もあっという間に過ぎてしまうので、30分、1時間と長風呂派がいるのも納得ですね。

他には、子どもと遊びながら過ごすという人や、1リットルの水を飲みきるまで湯船に浸かるという人もいました。みなさんいろいろなバスタイムを楽しんでいますね。

お風呂に浸かった後の残り湯は…

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湯船に浸かってリラックスした後、残るのが大量のお湯。そのまま捨ててしまうのはもったいない気もしてしまうのですが、みなさんどうしているのでしょう? 聞いてみました。

「そのまま捨てている。活用したいと思いつつ手間なので」(36歳・会社員)

「うまく活用できていません」(33歳・会社員)

多くの人が、浸かったあとのお湯をそのまま捨てている現状。活用したい思いはありつつも、なかなか難しいようです。
一方で、1日では捨てないという人もいました。

「2日間同じお湯で入浴しています!」(31歳・会社員)

「浸かる時間が短い場合は追い焚き。長く浸かっていた場合は風呂水ワンダーを入れる」(35歳・専門職)

確かに、数時間しか浸かっていないかったり、1人暮らしだったりすると、汚れも少ない気がして、1日で捨てるのはもったいないと感じてしまいます。

また、追い炊きをして入浴用として使うだけでなく、掃除用の水として使うという人もいました。私は心配性なので、災害で断水した時などに備えてすぐには捨てず、翌日の入浴時に捨てるようにしていますが、実際に活用した機会は今のところなし。それ以外の方法は見出せていないので、もっと有効に使えるアイデアがあるといいのですが。

光熱費の節約アイデア

これまでの回答を見ると、みなさん冬場は特にお湯を張る機会が多そうですが、光熱費も気になるところ。入浴にかかる光熱費節約のためにしていること、心掛けていることを教えてもらいました。

「シャワーだけでなく、できるだけお風呂のお湯を使って洗い流す」(36歳・会社員)

「シャワーヘッドは節水のものを使用」(31歳・専門職)

「家を建てるとき、浴槽を足を置く部分があるものにしました、水の節約になるので」(32歳・専門職)

使う水の量を減らす工夫をしている人多数! 入浴には何リットルも水を使いますもんね。
浴槽を設置時から、節水設計にしているという意識の高さには驚きです。以前、浴槽に水の入ったペットボトルを入れて、お湯のカサ増しをする人もいると聞いたことがあるので、節水設計の浴槽も需要がありそうです。
また、お湯をあたためるときの電気やガス代を節約しているという人たちもいました。

「追い焚きは絶対にしない!! 追い焚きはガス代が高くなる」(36歳・会社員)

「温度が下がりにくいバスタブになっているのと、1日目の夜は蓋を閉めているので、2日目の追い炊きは比較的時間が短く済んでいるかなと思います」(35歳・専門職)

追い炊きの光熱費を減らすことを意識しているかたが多めでした。また、家族と暮らす人の中には、前の人と間をあけずに入浴することを実践している人もいました。

心もカラダもあたたまるバスタイムを

冬の入浴リサーチ、いかがでしたか。
多くの人が節約も意識しながら、お風呂でのリラックスタイムを楽しんでいますね。みなさんのアイデアを参考に、心も体も、そして懐もあたたかい冬を過ごしてください!

(C)gyro/Getty Images