余った野菜、どうしてる? 女性約100人調査「残り物を使い切る簡単なコツ」
つい冷蔵庫で余らせてしまう食材ってありますよね。今回は、anan Beauty+ clubのメンバー約100人に「冷蔵庫の残り物」について大調査。健康やエコに関心が高い女性たちに、野菜や調味料をどのように使い切っているのかについて聞きました。
女性たちの「冷蔵庫の残り物」について大調査!

anan Beauty+ clubのメンバーに「冷蔵庫の残り物」についてアンケートを実施。まずは、余ってしまいがちなにんじん、大根、白菜、きゃべつ、じゃがいもの野菜別に活用法を聞きました。
※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。
にんじん
「ナムル。千切りしてチンしてごま油と中華だしで味付け」(33歳・会社員)
「にんじんのきんぴら」(38歳・会社員)
「キャロットラペ。自分で作るので、酢を多めにかなりすっぱい味に仕上げます」(33歳・主婦)
「にんじんのガレット。千切りスライサーで細かくしたニンジンを片栗粉で固めて焼くだけ。おいしい」(29歳・主婦)
「ピューラーでササっと切って、鍋に入れることが多いです」(39歳・専門職)
にんじんってなかなか使い道が思いつかないんですよね。ナムルやきんぴらなどは、一度作っておけば作り置きできるレシピ。夕食など、副菜を増やしたいときに活躍してくれそうです。
筆者は、にんじんに水菜やニラなどの余った野菜を追加して、片栗粉、小麦粉を加えて焼いてチヂミにするのがお気に入り。残り物のクオリティとは思えないほど満足感があるのでリピートしています。
大根
「漬物。ひと口大に切って、浅漬けの素に漬けておく」(30歳・会社員)
「1本を4等分にして皮を剥いてジッパー袋に入れて保存しています。いつでもお味噌汁に入れたり、焼いたりできて万能」(39歳・専門職)
「小さく切って、お味噌汁の具にする」(25歳・会社員)
「大根もち。大根おろしを作って、片栗粉で固めて焼く。おいしいです」(29歳・主婦)
「大根おろしにしてお肉を巻いて食べる」(38歳・会社員)
体積が大きい分、余らせてしまうと大幅に冷蔵庫を占領してしまう大根。あらかじめ使いやすい大きさに切って冷凍しておくと、後々使いやすいため、腐ってしまうなどの無駄を減らせます。
味噌汁や漬物にすれば、手軽で間違いなくおいしいですよね。筆者は、大根もちが気になります。おやつ感覚で食べられそう!
白菜
「豚バラ肉と白菜のミルフィーユ鍋を作る。食べ応えがあっておいしい」(25歳・主婦)
「酒を振って電子レンジでチンしてポン酢で食べる」(33歳・主婦)
「茹でて、ポン酢につけて食べる」(25歳・会社員)
「味覇(ウェイパー)とあえるとおいしい」(35歳・専門職)
「味噌汁にいれる」(33歳・会社員)
今の時期は安く買えるからこそ、たくさん買って余ってしまった人も多いのでは。白菜は、鍋や味噌汁に入れるのはもちろん、ポン酢や味覇(ウェイパー)とあえるだけでもおいしいので余らせるのはもったいない。
筆者は、「豚バラ肉と白菜のミルフィーユ鍋」にはポン酢をつけていただくのが定番です。2日連続で食べても飽きないほど絶品でヘルシー。胡麻ドレッシングにつけてもおいしい。
きゃべつ
「お好み焼き、とんぺい焼きにする」(35歳・会社員)
「ポトフにする。余り物の野菜をたくさん使えるのでいい」(29歳・主婦)
「薄く切って、ごま油につけて食べる」(25歳・会社員)
「蒸ししゃぶにする。クイジナートの蒸し器にきゃべつをいれて、きのこ、かぼちゃ、しゃぶしゃぶ肉を順に蒸していくと絶品。余ったら、次の日に蒸し野菜でタンメンをつくる」(39歳・専門職)
「塩こんぶきゃべつは無限に食べられる」(32歳・フリーランス)
「コールスロー」(33歳・主婦)
きゃべつは、他の野菜と比べても、特に豊富なアレンジ方法が挙がりました。焼いても煮ても蒸してもおいしくて万能なきゃべつですが、1番手軽なのは、塩昆布とあえるだけの"塩昆布きゃべつ"。飽きないので、筆者も頻繁に作ります。
じゃがいも
「薄く切って、フライパンでバターで炒めてチーズをたくさん乗せて蓋をして、チーズをカリカリにする」(33歳・主婦)
「すりおろして味噌汁に入れるのが好き」(39歳・専門職)
「じゃがバター」(38歳・会社員)
「フライドポテトにする」(25歳・会社員)
「ポテトサラダ」(25歳・会社員)
じゃがいもも、つい余ってしまう食材ですよね。ポトフにごろっと入れればたくさん消費できますし、蒸したじゃがいもに、バターや塩辛をつけて食べるのも簡単で絶品なのでオススメです。
まだまだあります! 野菜以外の残り物アレンジ
続いて野菜以外に、余ってしまいがちな食材の活用法についても聞いてみました。
ジャム
「ヨーグルトに入れて食べる」(29歳・主婦)
タレ系
「焼肉のタレは、カレーの隠し味に入れちゃいます」(33歳・主婦)
ごはんのお供系
「梅ごのみは、お茶漬けに入れている」(33歳・主婦)
ドレッシング
「液体で売られているドレッシングは買わない。オイルとソルトを組み合わせて使っている」(39歳・専門職)
ドレッシングやごはんのお供など、おいしそうでつい買ってしまうのですが、使いきれないまま賞味期限がいつの間に切れてしまうんですよね。
焼肉のタレやソースは、カレーの隠し味に。ごはんのお供は、お茶漬けに入れる人が多数。ごはんだけでなくパンにつけても相性がいい確率が高いのでオススメです。
なかなかアレンジ方法が見つからなさそうなものは、初めから買わずに使う分だけ手作りするのもアリかもしれません。料理が好きでないとハードルが高いですが…。
残り物は捨てずにエコがいい

さすがエコに関心の高い女性たち。今回の調査では、食材を無駄にせずに使い切れるよう、さまざまなアレンジを取り入れている人たちばかりでした。冷蔵庫にちょっと余ってしまった時のアレンジレシピ。食材が余った際にぜひ参考にしてみてください。
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