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節約できてお金が貯まる! 女性約100人調査「やめて大正解の生活習慣」

余計なものが少ない、すっきりとした部屋に住めたら気持ちがいいですよね。今回は、anan Beauty+ clubのメンバーに「ミニマリスト」をテーマに徹底ヒアリング。すると、余計なものを減らすコツはもちろん、なんとなく続けている習慣やムダを省く方法まで、さまざまな工夫が見えてきました。今日から真似できる、ミニマリストの暮らし方をご紹介します!

部屋にものが増えないよう、心がけていることは?

ムダ すっきり 節約 お金が貯まる 方法 コツ 片付く

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

そもそも、ムダなものを家に増やさないためには、どんなことに気をつければ良いのでしょうか。みなさんの工夫を聞いてみました!

「何か買う時は何かを捨てる」(28歳・会社員)

いきなり確信を突いたコメントをいただきました。それができたら、部屋は絶対に散らからない(笑)! とはいえ、どうにも真似できそうにないという方に、もう少しハードルの低い方法をご紹介します。それは「収納スペースに収まる分しか買わない」もしくは「物を買うときは、収納スペースも一緒に買い足す」というテクニック。カゴや棚からものが溢れるのを防ぐだけでも、だいぶ片付いた印象になるはずです!

「ストックを持ちすぎないようにする。トイレットペーパーや箱ティッシュ、オムツなど」(33歳・主婦)

「安いから」「足りないと困るから」「もらったから」と溜まった物が、実は場所を取っているもの。キッチン周りだと、調味料のチューブや、トマトやツナなどの缶詰、パスタや蕎麦、そうめんなどの乾麺。雑貨でいうと、さまざまなサイズの電池や、クリーニングで貰ってきたハンガー、ショップの紙袋など。定期的に整理して、ストックは1つまで、と決めてもいいかもしれません。

「どこでどう使うか、イメージの湧くものだけ買うようにしている。ベタだけど有効」(29歳・主婦)

「いつか使うかも」「そのうち着るかも」と思って買いすぎてしまうこと、ありますよね…。つい気持ちに任せて買い物をしてしまう方は要注意です。

「無料でも使わないもの、食べないものはもらわない」(34歳・会社員)

タダだから、と深く考えずに貰ったものが、大掃除の時期にひょっこり出てくるのも"あるある"ですよね。たまにもらえるサンプルや、ポイントが溜まったときの特典は「本当に使うかな?」と問いかけてみる習慣をつけてみて!

「洋服を1着増やしたら、古いものを捨てるようにしています」(32歳・その他)

つい増えてしまうものの筆頭が洋服です。「絶対に1着捨てる」と決まりにするのは難しくても、買い物のたびにクローゼットを見直すのはおすすめです。似たような色や柄、形の服を買いすぎるのを防げますよ!

「冷蔵庫の中身は使い切る。なるべく冷凍の長期保存はしない」(38歳・専門職)

長持ちするから、と食材を凍らせておくと、どんなものが家にあるのか、だんだんわからなくなってしまいますよね…。また「そろそろ買い物に行きたいな」と思ってもぐっと堪えて、冷蔵庫の残り物レシピにトライしてみて。賞味期限切れの食材が冷蔵庫の奥から見つかることを防げば、食品ロスも減らせます。

ムダを省くためにしていることは?

続いて、ムダを省くためにしていることについても徹底調査。ものだけではなく、暮らし方の工夫が見えてきました。

掃除

「お風呂のこすり洗いをやめました。こすらず洗える洗剤を買ってから、その便利さにあやかっています」(30歳・会社員)

「ロボット掃除機を購入して、掃除機がけや、床拭きのワイパーを使わなくなりました。スイッチを押すだけなので楽チン!」(32歳・公務員)

洗濯

「香りづけ用のビーズをやめました。無くても洗濯できるし、柔軟剤で十分いい香りになると気づいたので」(32歳・その他)

「柔軟剤。普通の洗剤だけでも、衣類のふわふわ感や香りに満足できると気づいて、使わなくなりました」(35歳・会社員)

食事

「外食をやめて、自炊に切り替えました。栄養バランスが整うようになったし、食費がぐっと下がりました」(35歳・専門職)

「お腹が空いているわけでもないのに、習慣として朝ごはんを『食べなきゃ』と思うのをやめました。1日2食でも、意外とお腹は満たされています。あと、少しですが節約にもなります」(34歳・会社員)

「なんとなく続けていたけれど、やめても問題なかったこと」がこんなにたくさん! さらに、ミニマリストらしい考え方も寄せられました。

「ひとつの役割しか持たないものは、買わないようにしています。例えばキャベツのみじん切りができるピーラーとか、トマトのヘタがきれいにとれるグッズとか。あると確かに便利なんですけど『年に何回使うの?』と思って」(38歳・専門職)

仕事で頻繁に使うものや、日々が豊かになる趣味のものはともかく、あまり出番のないアイテムは買いすぎないようにしたいですね。

ミニマリストの工夫を取り入れて、ムダのない暮らしを!

いかがでしたか。ミニマリストの工夫や、考え方をご紹介しました。そのまま真似するのは難しくても、なかなか見直さない自分の暮らしを、見つめ直す機会になったのでは。日々のムダを省いて、もっと心地よい毎日を目指してみて!

(C)YakobchukOlena/Getty Images