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プラスαでしっかり感染対策も…「手作りマスク」で暮らすエコ生活

女性たちが実際に行っている、身近なエコ活動をご紹介。第3回目は、使い捨てマスクは購入しないというecocoのメンバー、あかりさん。感染防止を心がけつつ、ひとつひとつを大切に繰り返し使うエコなマスク生活をご紹介します。

©宮本志保
©宮本志保

マスクにはプラスチックが入っている

【最近やってるecoなこと】 vol. 3

使い捨ての不織布マスクの多くはプラスチックで作られていて、自然分解されるまでに約450年かかると言われています。(※1)

5mm以下のマイクロプラスチックやさらに細かいマイクロファイバーになり生態系への影響にも繋がっています。(※2)

海洋保護団体「OceansAsia」は、2020年に15億6000万枚以上の使い捨てマスクが世界中の海に破棄されると推定しています。(※3)

※1 WFO「Wast free oceans」の記事より
https://www.wastefreeoceans.org/post/plastic-masks-take-450-years-to-decompose-in-nature#:~:text=The%20COVID%2D19%20pandemic%20has,masks%2C%20generating%20more%20healthcare%20waste.&text=Ultimately%2C%20plastic%20masks%20take%20up,completely%20disappear%20from%20the%20environment.
※2 自然環境保護団体「WWF」より
https://www.wwf.org.au/news/blogs/plastic-in-our-oceans-is-killing-marine-mammals#gs.xuntbl
※3 海洋保護団体「OceansAsia」の記事より
https://oceansasia.org/ja/covid-19-facemasks/

マスクは2〜3枚を使い回す人が多い

マスクについてecocoメンバーにアンケートを取ったところ…持っているマスクの数は2〜3枚が一番多い結果に。

あかりさんが持っているマスクは2枚。

マスク 手作りマスク エコ

色や生地もそれぞれ異なるため、お洋服やその日の気分で選んでいるそうです。いつの間にか、マスクもファッションの一部になりましたね。

マスクはお祖母さまの手作り

どちらも余り生地で、お祖母さまに手作りしてもらったそうです。

マスク 手作りマスク エコ

お祖父さま、お祖母さまは、地元の長野県で、ニットの工場を営まれているとのこと。「小さいころにはワンピースやお弁当袋、体操着袋などを手作りしてもらっていました」と、とても素敵なエピソードをうかがいました。

マスクをつける時は深い呼吸を意識!

あかりさん マスクをしていると呼吸が浅くなってしまいがち。ストレス過多でも同様です。深くゆっくりとした呼吸はリラックス効果もあり、免疫やホルモンの働きを正常化します。なので、マスクで感染予防も大切ですが、セルフケアとして呼吸不足を解消するよう意識して深い呼吸をしています。

ーーあかりさんはエステサロンを経営しているので健康についてもお詳しい。たしかに、マスクをつけると息苦しくて、なるべく呼吸を浅くしてしまっていることにふと気づくことも。こういう時だからこそ、深い呼吸を意識し生活することが大切かもしれませんね。

マスク 手作りマスク エコ

お手入れは石鹸と洗濯機で

ファンデーションがついてしまうので、洗濯は、あらかじめ石鹸で手洗いをしネットに入れ洗濯機で洗っているそうです。

マスク入れはもらわない

お店に行った際に配られる、マスク入れはゴミが増えるので遠慮しますと、強い意志でハッキリとお断りするそう。

マスクを選びは大切にしたい人を思うことから

お気に入りのマスクを大切にし、繰り返し使用することによりゴミも減らせて一石二鳥!

感染対策のため、マスクのフィルターポケットにコットンや銀イオンシートを入れて、新型コロナウイルスの感染予防に気をつけることができます。定期的なマスクの消毒、アルコール消毒や手洗いうがいなども徹底し自分自身のカラダも守っていきましょう!


上原あかり
恵比寿でサスティナブルビューティをコンセプトにしたエステサロンを経営。環境や動物に配慮したヴィーガン対応サロン。CBDオイルメニューも取り扱っており、男性にも人気。SDGs×美容業界を盛り上げていきたい。