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朝までぐっすり! 寝る1分前に“体を伸ばすだけ”でいい「快眠ストレッチ」

「寝ても疲れが取れない」「寝起きが悪い」など、十分な睡眠がとれていない人も少なくありません。せっかく睡眠時間を確保しても、疲れが取れなかったらつらいですよね。そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、寝る前1分でやりたい“快眠ストレッチ”をご紹介します。翌朝の寝覚めが変わるかも…!?

巡りをよくする“快眠ストレッチ”を取り入れて!

1日の終わりにベッドに入ったら、気持ちいい眠りにつくためにストレッチを取り入れてみませんか?

体の疲れを取らずに眠ると、翌朝まで疲れが残っていたり、目覚めがすっきりしなかったりなどの不調が続きやすくなります。さらには、翌朝顔がむくんでいたり、二度寝をしたくなるときは体の巡りが悪くなっている可能性も…!

深い呼吸ができる体にリセットしよう

睡眠が不安定なときは、呼吸も浅くなりがちです。よって、血流やリンパ液の流れを促すためにも、深い呼吸ができる体にリセットしていきましょう。

体をリセットするためのストレッチ方法はとっても簡単! 丁寧に片方ずつ体の側面を伸ばすだけ。気持ちいいと感じる部分を探りながら、縮んだ体側を伸ばして深い呼吸を促しましょう。

伸ばすだけでいい! 寝る1分前にやりたい「快眠ストレッチ」

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1.仰向けの姿勢で寝ます
2.両腕を楽にしてベッドに下ろし、両脚は軽く開きましょう

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3.左腕を頭上に上げます
4.その状態で、上半身を右方向へカーブさせます。このとき、左の肩甲骨がベッドから離れないように気をつけましょう
5.息を吸いながら体の左側と、左側の脚を上下に引き離すように伸ばしていきます。伸びをするようなイメージで、左側のみ気持ちいい範囲で思い切り伸ばしていきましょう
6.吐く息で一気に脱力します
7.呼吸を整えながら5回ほど体側を伸ばしましょう
8.終えたら左腕を下ろし、リラックスします
9.反対側も同様に行いましょう

ポイントは肋骨とウエストを引き離すこと

気持ちよく体の側面を伸ばすために、少し体をカーブさせるといいでしょう。伸ばす側の肩甲骨とお尻が、ベッドから離れないようにするのがポイントです。

そして、肋骨の横とウエストを引き離すようにして、気持ちよく伸びていきましょう。伸ばしたあとの左右差を感じられたら、しっかり伸びている証拠です。縮んだままとリセットした位置を比べてみると、体の歪みをチェックする目安になるはず!

ストレッチ中は、しっかりと体を緩めてあげてください。呼吸が楽にできるようになると、さらに快眠につながりやすくなりますよ。

©fizkes/shutterstock

上村 由夏
「マナヨガ」代表。
20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整える“マナメソッド”を発案。
現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした『マナメソッドセラピー』でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを展開中。生徒は全国にわたる。