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約2か月で6kg痩せた筆者が教える! 実は逆効果な「夏のNGダイエット」の特徴

夏になるとダイエット熱が高まる方が多いですが、間違ったやり方によって体調を崩したり、逆に太りやすさを招いたりすることもあるでしょう。 今回は、約2か月で6kg痩せた筆者が「夏のダイエットでやってはいけないこと」をご紹介します。

NG:お茶やジュースばかりで水を飲まない

お茶やジュースばかりで水を飲まないのはNG

体にとって、水分は必要不可欠です。特に夏は汗によって水分が奪われやすいので、こまめに水分補給をしましょう。

水は味がないから苦手などの理由から、「ジュースやお茶、コーヒーでも良いですか?」と聞かれることも多いですが、ジュースやコーヒーには糖やカフェインが多く含まれていたり、お茶は利尿作用が高く、余計に水分を体外へ出してしまいます。日常的な水分補給としてはNGといえるでしょう。筆者もお茶やジュースばかりで水を飲まない生活にならないように気を付けています。

体が水分不足になると、脱水症状や疲労感を招くほか、ダイエット面では水分のめぐりが悪くなることも。老廃物の停滞によるむくみや、セルライトの原因にもなると言われています。

NG:冷たい飲み物、食べ物ばかり摂取する

暑いと、体を冷やすために冷たい飲み物や食べ物を摂ることが増えますよね。涼しく感じられる気持ちはわかりますが、冷たい物ばかりを食べると胃腸が冷えてお腹の調子が悪くなったり、自律神経が乱れて疲労や夏バテを招きやすくなったりすることも。

また、夏はのどごしの良い麺類の出番も多くなりますが、麺は糖質なので摂りすぎには注意が必要です。

冷たい物を摂りすぎないために、冷たい物を摂らない時間帯を決める、冷たい飲み物は一気飲みやがぶ飲みをしない、冷たい麺類は体を温める薬味を使ったりトッピングや一品でたんぱく質を補う、などを意識しています。

NG:低カロリーを意識すぎる

低カロリーを意識すぎるのはNG

ダイエットといえば食事を調節する人が多く、カロリーが高い=太りやすいというイメージから、カロリー表記を見る人も多いのではないでしょうか。そのときは、カロリー表記の総合的な数字ではなく、炭水化物(糖質)や脂質、塩分の数値を見るようにしてみてください。

現在はさまざまな低カロリー・低糖質の食品がありますよね。例えば、麺類を摂りがちで糖質が多めな人は、豆腐や大豆を利用した麺であれば、不足しがちなたんぱく質を補うことができます。砂糖の量が少ない低糖質おやつに切り替えるのもおすすめです。

NG:シャワーだけで済ませる

暑いし、面倒くさいからと湯船に浸からない人も多いのではないでしょうか。気温や湿気などで表面的には暑いと感じますが、汗が引いたあとは体が冷えていたり、エアコンや冷たい食べ物などで体の内側は冷えています。

体が冷えると、自律神経の乱れが生じたり、疲労感を感じやすく夏バテを招いたりするほか、筋肉の少ない部分に脂肪がつきやすくなり、太りやすくなる可能性も。筆者もシャワーだけで済ませず、お湯の設定温度を低くしたり、水分補給をしたりしながら湯船に浸かって、体を冷やさないように心がけています。

いかがだったでしょうか。夏は痩せやすい印象がありますが、冷たい飲み物や食べ物、夏に多い食メニュー、汗やエアコンによる冷えなどで痩せにくい環境に傾きやすく、間違ったやり方をしてしまうと体調を崩してしまいます。

ダイエットを成功させるには、部屋を適度に涼しくして、夕方以降は温かい飲み物や食べ物にするなど、体を冷やしすぎないようにしてみてくださいね。
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筆者情報

寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty