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「換気扇に小麦粉ふってみたら…」【女性約100人調査】バズっている掃除テクの失敗談

掃除が苦手な人ほど、おうちの中を楽にキレイにしたいと思っているのではないでしょうか。そこで、女性たちに「これまで試してみた掃除テク」についてアンケートを実施。試してよかったテクだけでなく、失敗したなと感じるテクについてもコメントがたくさん集まりました。ぜひ掃除テクをアップデートして、年末の大掃除を少しでも楽に迎えませんか?

掃除方法をアップデートしている女性が半数以上!

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※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

毎日の掃除をもっと楽に、もっと効率的にしたいと考えている方は多いはず。anan Beauty+ clubのメンバーも例外ではなく、「ネットやSNSで見て、気になった掃除法を試したことがありますか?」という質問には、半数以上の女性が「YES」と回答していました。

では、みなさんどのような掃除法を試してきたのでしょうか。これまで試してきたテクニックを聞いてみました。

みんなが試してみた掃除法

「オキシ漬けをやってみました」(42歳・会社員)

オキシ漬けとは、「オキシクリーン」という漂白剤を使った漬け洗いのこと。布製品、食器、キッチンなどあらゆる場所に使えることから、汎用性が高いと人気なんです。筆者も友人から洗濯槽のオキシ漬けを勧められ、気になっていたところでした。近いうちに試してみたいと思います!

「何にでも『ウタマロクリーナー』を使う」(37歳・専門職)

汎用性の高さでいえば「ウタマロクリーナー」も人気。筆者はこれ1本で家中を掃除しています。油汚れもしっかり落ちるのに、洗剤特有のツンとした匂いがしないのがお気に入り。なくなったら困るアイテムのひとつです。

「マスキングテープの利用」(35歳・会社員)

汚れやすい部分や掃除が面倒な部分にあらかじめマスキングテープを貼っておくというお掃除テクは、SNSでも話題に。汚れたらマスキングテープを貼り替えるだけでいいので、掃除がとっても楽になるんです。透明で目立たないテープや防カビ効果のあるものも発売されているので、活用してみてくださいね。

「重曹をレンチンしてレンジの掃除」(36歳・会社員)

電子レンジの中は意外と汚れているもの。重曹を入れた水をレンジでチンしてしばらく時間を置き、その後ふきんなどでレンジの中を拭くだけで、汚れをすっきり落とすことができるんです。筆者も試してみたことがあるのですが、レンジの汚れ具合に驚き。定期的にやっておきたい掃除テクです。

「フライパンのコゲを重曹で取る」(40歳・会社員)

重曹はフライパンのコゲ取りにも使えるとのこと。コゲを取ると、気持ちよく料理ができそうですよね。重曹は100円ショップなどでも気軽に購入できるので、試してみてはいかがでしょうか。

「お風呂場を重曹で浸して汚れを浮かせる」(40歳・経営者)

お風呂の残り湯に重曹を溶かして放置すると、汚れが浮いてくるのだとか。洗面器やイスなどもつけておけば、一緒に汚れを落とすことができるようです。重曹ひとつあれば、あらゆる場所の掃除がはかどりそうですね。

「換気扇フィルターに小麦粉をまぶして汚れを落とすというもの」(31歳・専門職)

小麦粉には油を吸い取って固めるという性質があり、この性質を使えば換気扇フィルターの油汚れがきれいになるのだとか。固まった小麦粉は、擦ればポロポロと落ちるので、とても簡単に掃除できるようです。これは試してみたいですね!

「浴室の鏡や蛇口にクエン酸スプレーをかけてラップ」(36歳・会社員)

水垢の掃除に苦労している方は、ぜひクエン酸を活用してみて。クエン酸を水に溶かし、鏡や蛇口などにシュッと吹きかけ、ラップをして放置するというテクニック。剥がした後軽く擦ると、見違えるようにきれいになるそうです。

「ゴムパッキンのカビに『ハイター』をスプレーし、キッチンペーパーとラップをして放置する」(39歳・主婦)

こちらもキッチンペーパーやラップでパックのようにするというテクニック。ゴムパッキンのカビは頑固に感じますが、このテクニックで簡単にきれいになるのだとか。「ハイター」を扱う際は、しっかり換気してくださいね。

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一方、失敗談も…

画期的な掃除テクをたくさん紹介してきましたが、なかには試して失敗した掃除テクもあるよう。そんな失敗談についてもチェックしてみましょう。

「換気扇フィルターに小麦粉をまぶして汚れを落とすというもの。試してみたけど自分も部屋も粉まみれに!」(31歳・会社員)

先ほどご紹介した小麦粉を使ったテクニック。慎重に行わないと、床掃除が大変なことになりそう。小麦粉は軽くて舞いやすいので、ゆっくりとふりかけましょう。

「強力なお風呂場洗剤を買ってみましたが、強力な洗剤は使う時にゴム手袋が必須だし、メガネも必要と注意書きにあって。なんだかそんな強力なものを使っていいのだろうか…と怖くて使わなくなってしまい、余計に掃除が必要な状況に陥った」(39歳・専門職)

洗剤によっては、注意書きだらけで使うのが怖くなることもありますよね。実際に使い方を間違えると気持ち悪くなったり、手肌が荒れてしまうことも。強力な洗剤はどうしてもな時だけにして、汚れないよう毎日こまめに掃除をしておくのが一番なのかもしれませんね。

「水(ミスト)が出るモップを買いましたが、うちのフローリングに合わず、全然上手く掃除ができずに終わりました」(38歳・専門職)

メディアやSNSで見る掃除道具は優れて見えるものの、実際使ってみると自分の家には合わないなんてことも。最近は家電などをレンタルできるサービスも増えてきているので、気になるものは買う前に一度レンタルしてみるのもひとつの手ですよ!

「つけおき系の洗剤を買い、上履きの汚れ落としに何度も挑戦しましたが、つけおきしただけで真っ白になることはなかったです…」(38歳・主婦)

買った時は真っ白な上履きも、次に持って帰ってきた時には真っ黒に…。汚れを簡単に落とせるのが一番ですが、つけおきだけで落ちないものは結局擦るなどの手間が必要になりそうですね。

「漂白剤が散ってTシャツをダメにした」(39歳・主婦)

筆者も同じような失敗をしたことがあるので、心の底から同情します…。漂白剤は一度つくと落ちないものも多いので、慎重な扱いが必要ですね。

「お風呂の床の黒ずみが気になり、漂白したらタイルが変な色になってしまった」(40歳・経営者)

こちらにも漂白剤に関する失敗談を発見。漂白剤での変色はなかなか対処が難しく、復元するには業者に頼まなければならないことも…。使用時間や使用量に気をつけながら、慎重な扱いを心がけましょう。

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新しい掃除テクで、気分もスッキリ!

試してみたい掃除テクがたくさんあり、筆者の掃除への意欲は最高潮。この意欲がしぼまないうちに、掃除に割く時間を確保したいと思います。みなさんも女性たちのコメントを参考に、おうちも気分もスッキリする掃除テクを試してみてくださいね。

筆者情報

筆者情報 (比嘉桃子)

比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。

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